頭のいい子どもって、どんな家に住んでいるの?【賢く育てたい!国立医学部生の住まい】
勤務医でも平均年収1,500万円を超え、就活の苦労もなく社会的なステータスもある医師は、昔も今も男女ともに人気の職業です。
その医師になるための最難関な大学が国立大学医学部ですが、皆さんは国立医学部生と聞くと、どんな学生をイメージしますか?
豪邸に住んでいて、小さいころから勉強や習い事をたくさんしていた優秀な学生……?
しかし、医学部生本人に聞いたアンケート結果からは、意外な事実と共通点がわかりました。
今回は、そのアンケート結果の一部、国立医学部生がどんな家に住んでいたかについてのお話です。
■「国立医学部生」の育った家は、一戸建て? それともマンション?
筆者は筑波大学医学部(偏差値72)に通う学生に対し「住まいに関するアンケート」を行い、その結果54人から有効回答を得ました。
回答の男女比は4:6で、現役合格者は6割、一浪以上は4割です。
回答者の出身県は地域枠推薦があることから、茨城県が25%と最も多く、次いで首都圏、全国と続きます。
アンケートではまず、どんな家で育ったかについて聞いてみました。
その結果、一戸建てが6割、ついでマンションが3割、団地・アパートが1割と続きます。
一戸建てが多いのは、首都圏以外の出身者が多いのも理由の1つでしょう。
意外なのは、団地・アパートに住んでいた学生も1割ほどいるということです。
勉強のできる子どもに育てるためには、必ずしも豪邸は必要ないということですね。
■おじいちゃんおばあちゃんとは、一緒に住んでいた?
次に、一緒に住んでいた家族構成について伺ってみました。
その結果、9割以上が親・兄弟姉妹のみの核家族であり、残り1割弱が祖父母とも同居の2世帯家族となっております。
この結果は、平成27年度調査の「国民生活基礎調査の概況」でも、核家族が増え2世帯家族が減っているという調査結果が出ており、アンケート結果と見事にマッチングしています。
このことから、国立医学部生の家族環境も特殊なものでなく、ごく一般的な家族構成ということがわかると思います。
■自分専用の子ども部屋は持っていたの?
次に、自分専用の子ども部屋を持っていたかについてアンケートしてみました。
その結果、66.7%の学生が自分専用の子ども部屋を持っていたのに対し、33.3%の学生は自分専用の子ども部屋を持っていなかったと答えています。
勉強のできる学生さんですから、自宅での勉強を行う子ども部屋は全員持っていると考えがちですが、この結果は意外ですね。
では、子ども部屋を持たなかった学生さんたちは自宅のどこで勉強していたのでしょうか? 気になるところですね。
お子さんのいるご家庭では、賢く子供を育てることは一つの夢であることが多いと思います。
次回は、賢く育った学生さんたちの住まい方について、アンケートをもとに、さらに具体的にお話ししていきたいと思います。
当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」「健康的で快適な住まいにしたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
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