インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

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リビング隣の仕事部屋 ~子供の成長別~

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リビングに隣接した洋室、皆さん如何されていますか?
リビングダイニングとして広く使う、リビング学習スペースにする、子ども部屋にする、趣味の部屋にする、収納部屋にする、寝室にする、など様々な選択肢があるかと思いますが、今回は仕事部屋にした場合のインテリア事例をご紹介します。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 
ご相談に来られたお客様は、5歳のお嬢様がいらっしゃる3人家族で、3LDKマンションをご購入され、家族と一緒にいながら仕事が出来る部屋をつくりたいと、当事務所へご相談に来られました。
ちなみにこちらのお客様、お嬢様の子ども部屋は前回記事『グレー×ピンク 女の子の部屋インテリア』でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください。
 

~子ども就学前~

家族と一緒にいながら仕事が出来る部屋をつくりたいとのご要望から、リビング隣の洋室に仕事部屋を設置しています。
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現在はお子様が5歳ですので仕事部屋に子どもの遊び場を併設しました。
仕事には集中しきれないかもしれませんが、お子様が遊んでいる横でお仕事するのも良いのではないでしょうか。
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リビング隣の洋室にお子様の遊び場をつくることで、ダイニングからもお子様の様子が分かります。
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当然リビングからも感じ取ることが出来て安心ですね。
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ちなみにリビングはTVボード、ソファ、ラグを配置し、くつろげるスペースとしています。どうしてもお子様が小さいうちはくつごぎスペースがつぶれてしまいがちですが、リビング隣の洋室にお子様の遊び場をつくることで、こちらのスペースにゆとりを持つことが出来ますね。
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使用した家具もご紹介させて頂きます。
IKEA/デスク、楽天/ワークチェア、東リ/円形ラグ、Kidzoo/テーブルセット
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~子ども就学後~

続いて、お子様が就学されて小学生から中学生ぐらいまでの時期についても見ていきましょう。現在はお子様が5歳ですが、ある程度先を見据えて家具配置を考えてあげることが重要です。
子ども就学前と同様に、リビング隣の洋室を仕事部屋としていますが、どのように変わったか見ていきましょう。
 

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お子様と向き合いながら、お子様は勉強、ご自身はお仕事、と机を向かい合わせた家具配置としました。お子様の様子が分かるのはもちろんですが、ふとした会話を楽しんだり、お子様に仕事をしている姿を見せてあげられるのは、お子様の将来にとって役立ちそうですね。
また、こちらのお客様はお子様の寝室が1部屋あります(詳しくは、前回記事『グレー×ピンク 女の子の部屋インテリア』をご参照下さい)が、お勉強はこちらの洋室、寝る際は子ども部屋、といったように学寝分離、の考え方を取り入れています。
早ければ小学校高学年~中学校に上がると、ご自宅というより、塾や図書館などで勉強する機会が増えますので、皆さんも小学校低学年のうちは学寝分離の考え方を取り入れてみては如何でしょうか。

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もちろんお子様セットは要りませんので、シンプルに机と椅子のみ配置しています。
シンプル過ぎると行き詰ってしまいますので、ポスターや緑を置いてあげるのもポイントの一つです。

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ダイニングからも様子が分かりますね。ご自身のプレゼン前、お子様のテスト前などは扉を閉め切ってしまい、集中UPを図れます。
 
使用した家具の一例です。
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IKEA/デスク、楽天/ワークチェア、かなでもの/ポスター、IKEA/本棚
 

~子ども自立後~

遠い先と思われるかもしれませんが、お子様が自立した後も見越して家具配置を計画しましょう。子ども就学前、子ども就学後で使用していたデスクは、簡易的なものを使用することで、子どもが自立した後は他の部屋(例えば空き部屋となる子ども部屋など)で活用することが出来ます。
 
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お子さまのスペースは完全にいらなくなるので、ご自身だけの書斎としています。仕事の責任範囲も広がりますので、このぐらい広々とした空間でお仕事されてみては如何でしょうか。
 
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しかしながらあまり行き詰ってしまうのもよくないので、リラックスしたり集中力したり出来るよう、緑を置いてあげることも重要ですね。
 
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ダイニングからもお仕事の様子が分かりますので、お仕事一辺倒にならずにご家族との大切な会話もしっかり確保できるのではないでしょうか。
 
使用した家具の一例です。
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クラスティーナ/デスク、クラスティーナ/サイドチェスト、IKEA/ポスター、オフィスコム/チェア
 
最後に各部屋を比較してみましょう。
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お子様の成長は長いようで短いものではないでしょうか。住宅を購入する際にも将来を見据えて選ばれると思いますが、家具を購入する際にも同様にお子様の成長過程に合わせて使用出来るよう、将来を見据えた家具選定を推奨しております。
 
如何でしたでしょうか。
当事務所では、マンション/LDK/リビング学習/子ども部屋などの事例が多数ございます。
少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年10月08日 07:45