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住宅コラム

頼んじゃダメ!リフォーム・リノベーション会社選びのNGポイント5つ

中古住宅を買って、自分好みにリフォームやリノベーションする人が増えています。

うまくいけば新築よりも手頃な価格で間取りや内装を自分好みに変えられる点が魅力のリフォーム・リノベーションですが、工事を依頼する業者を間違えると、取り返しのつかないことになることも……。

今回は、リフォームやリノベーションで後悔しないために、「こんな業者に頼んじゃダメ!」5つのNGポイントについてご紹介します。

リフォームの現場

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

 

NGポイント1.建築士などの資格者がいない

木造2階建てやマンションのリノベーションの場合、増築をしなければ、多くの場合確認申請が要りません。

確認申請がないということは、第三者の検査やチェックがないということです。

建築士

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

行おうとしているリフォーム・リノベーションが構造・設備的にも適切なものか、判断しようがありません。

建築士がリフォーム・リノベーションプランを設計し、きちんと監理を行う会社を選ぶことをオススメします。

 

NGポイント2.サービスの有料、無料についての説明が曖昧

最初の打ち合わせで、どの相談から有料になるのかを説明してくれない営業マンがいます。

何度かプランを提示されたあと、お断りをするとします。

請求書

タカス / PIXTA(ピクスタ)

そのときに、今までかかった経費を請求される場合があります。もちろん経費を請求してくること自体は悪いことではないのですが、「本プラン以降は有料になります」など事前の説明は必要です。

どこまでが無料で、どこからが有料になるかの説明を、事前にきちんと説明してくれる会社を選びましょう。

 

NGポイント3.実績と経験が少なく施工レベルが低い

業者を決める前に、どれぐらいの施工レベルなのかは、ぜひ知りたいところです。

施工業者のホームページには、たいてい過去の施工事例などが掲載されていますが、写真だけではわからない部分もあります。

モデルルーム見学

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

現在施工中の現場があれば、見学できないか確認してみましょう。

モデルルームなどがあれば、そこで確認するのも良いでしょう。

具体的な施工現場について、見学や説明などきちんと対応してくれる会社を選びましょう。

 

NGポイント4.事業者団体に加盟していない、建設業許可などを得ていない

リフォーム・リノベーション工事の請負金額が、500万円(一式の場合1,500万円)未満であれば、建設業の許可が不要です。

建設業の許可とは、国土交通大臣または都道県知事によって出される営業許可のこと。

建設工事に関して専門性を有しているか?金銭的信用があるか?などを審査されます。

リフォーム会社

ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)

リフォーム・リノベーション業者の中には、要件を満たしていないため、建設業の許可をとっていない業者も存在します。

また、建築工事保険、賠償責任保険、リフォームかし保険など、万が一のトラブルに備えて保険に加入している会社を選びましょう。

トラブルがあった場合、工事に対して賠償金が支払われます。

 

NGポイント5.工事の補償やアフターサービスが充実していない

リフォーム・リノベーションが終わった後で、不具合が起きたり、欠陥が発覚したりすることがあります。

その際の補償・範囲・期間などは、リフォーム・リノベーション業者によって異なります。

また、欠陥がなくてもアフターサービスが1か月・3か月・半年・1年と、充実していることが大切です。

工事の補償やアフターサービスについて、事前に文書などにより十分確認し、補償内容や範囲・期間が充実している会社を選びましょう。

点検

さわだゆたか / PIXTA(ピクスタ)

いかがでしたか?

新築よりも、手軽で安価に見えるリフォーム・リノベーションですが、残念ながらトラブルが多いのも事実です。

きちんとした物件と工事業者を選んで、失敗のないリフォーム・リノベーションを実現してくださいね。

(しかまのりこ)

「住宅展示場」ではどこを見ればいい?超カンタンで効果的な比較ポイント5つ

いよいよ明日からGWですね。

家づくり検討中で「住宅展示場」のモデルハウスめぐりを予定している、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住宅展示場にあるモデルハウスは、言ってみればハウスメーカーの自慢の商品。

どのハウスメーカーも標準以上で豪華に造ってあるので、迷ってしまいますよね。

でも、モデルハウスを比較するためのポイントをおさえておけば、自分に合ったハウスメーカーを見つけることができます。

今回は、モデルハウスを比較するための、超カンタンで効果的なポイントを5つご紹介します。

住宅展示場

IYO / PIXTA(ピクスタ)

 

1.標準仕様の部分と特別仕様(オプション)の部分を見よう!

住宅展示場のモデルハウスは、部屋の広さや間取り、食洗機や床暖房・太陽光発電などの設備まで、特別仕様(オプション)で造っているものがほとんどです。

つまり、モデルハウスの仕様が、そのまま自宅の仕様になるわけではありません。

太陽光パネル

pixelcat / PIXTA(ピクスタ)

モデルハウスのどこからどこまでが標準仕様なのか、聞いてみましょう。

ハウスメーカーによっては、断熱性能の高い樹脂サッシや、断熱浴槽が標準仕様のところもあります。

標準仕様で建てても、理想の家になるかはとても大事です。

 

2.モデルハウスの坪単価と、標準仕様の坪単価を聞こう!

標準仕様と特別仕様の違いは、住まいの満足度にも影響しますが、建築費用にも反映されてきます。

建築費用は、そのまま予算にも関係してきます。

建築費用を大まかにつかむためには、坪単価をベースに考えると良いです。

坪単価

ABC / PIXTA(ピクスタ)

「このモデルハウスの坪単価と、標準仕様の坪単価はどのくらいですか?」と聞いてみましょう。

その際、建物本体工事のみでなく、キッチンやユニットバス等の設備まで含めた坪単価を聞いてみましょう。

例えば、モデルハウスの坪単価が150万円、標準仕様の坪単価が100万円で、計画している自宅が40坪の場合、

自宅をこのモデルハウスと同じ仕様で建てるには 150万円×40坪=6,000万円

自宅を標準仕様で建てるには 100万円×40坪=4,000万円

この値段の差が大きいほど、標準仕様の住宅は、モデルハウスとは程遠いものとなってきます。

ざっくりとした計算ですが、イメージはつかみやすいと思います。

 

3.モデルハウスの構造を聞こう!

構造

極楽蜻蛉 / PIXTA(ピクスタ)

モデルハウスがRC造なのか鉄骨造なのか、または木造かなどの構造は必ず確認しておきましょう。

構造の違いは、耐久性や居住性能にも影響してきますが、地震保険や火災保険料にも影響してきます。

一般的な木造住宅は、火災保険料や地震保険料の割引が受けられません。

そのため、火災保険などの保険料が木造と非木造(鉄筋コンクリート造または鉄骨造など)とでは、30年で100万円以上保険料が違ってくる場合があります。

もし木造を選びたい場合は、省令準耐火構造など、火災保険などの割引がされる構造を選びましょう。

 

4.天井高を見よう!

吹き抜け

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

意外に見落としがちですが、各ハウスメーカーによって標準天井高が違っています。

2400mmから2600mmが一般的ですが、特別仕様で3000mm確保しているハウスメーカーもあります。

天井高は開放感を生みますが、その分光熱費もかかります。

また高い天井は、暖い空気がたまりやすく、ファンなどで空気をまわす必要も出てきます。

天井高は好き嫌いによるところが大きいので、自分好みの天井高を見つけましょう。

 

5.断熱材の厚さを見よう!

断熱材

YNS / PIXTA(ピクスタ)

断熱材とは、壁や床や天井に入っているもので、家の中の温度を一定に保つことができる、すぐれた建築材料です。

温度を保てるということで光熱費の軽減にもなりますし、高血圧や心臓などの循環器系の疾患も防げるという報告もあります。

断熱材がきちんと入っていれば、結露も防げ、アレルギー疾患等の予防にもなります。

この断熱材ですが、ハウスメーカーによって厚みや種類が違っています。

どの断熱材が良いかは、簡単には比べられませんが「断熱性能等級4」という住宅性能評価の最高ランクを獲得しているものをオススメいたします。

おでかけ

mush / PIXTA(ピクスタ)


いかがでしたか?

GWは住宅展示場のイベントも多く、お出かけするには良い時期ですね。

家づくりを検討中の方は、今回お話ししたポイントを参考にモデルハウスめぐりを楽しんでください。

(しかまのりこ)

中古を買ってリノベする前に!おさえておきたい6つのポイント

中古住宅を買って、自分好みにリノベーションする人が、とても増えています。

好きな建材や住宅設備を使って、自分好みの空間をつくれる人気のリノベーションですが、無知なままリノベーションをおこなうと、あとで痛い目に合うことも。

中古住宅を買ってリノベーションする前に確認しておきたい6つの重要ポイントについてのお話ししたいと思います。

 

リノベーション

 


 

1.「リフォームかし保険」はついている?



リノベーションには、雨漏りや変形などのリスクはつきものです。

住宅トラブルの相談・住宅紛争処理 への支援などを行っている公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターによると、財団によせられた2016年のリフォーム相談件数は6757件。

そのトラブルの内容は雨漏りや変形、漏水やひび割れなど多岐にわたります。

 

 

            《戸建て住宅のリフォームトラブル》

戸建て住宅のリフォームトラブル

 

             《マンションのリフォームトラブル》

マンションのリフォームトラブル


「リフォームかし保険」は、リフォームやリノベーションなどの工事によって雨漏りや変形などのトラブルが起きた場合に、修繕費用を補償してもらえる保険です。

建築士による検査もついているのもメリット。

トラブルに備えて、工事をおこなう前に、リフォームかし保険をつけることをおすすめします。
 

 

2.断熱・耐震など、建物の性能をアップさせる内容は含まれている?



リノベーションをするときは、多くの場合、壁や窓なども取り壊し、柱や梁などの骨組みだけの状態にしてから、新しい住まいをつくっていきます。

その際、間取りや収納などにこだわる人は多いのですが、断熱や耐震など、建物の性能にこだわる人はあまりいません。

しかし地震なから生命を守るためには、建物の耐震性は最も重要です。
 

血圧計

 



また建物を断熱化すると温度変化が少なくなるため、血圧が安定します。

断熱により、血圧が2.8mmHg下がるというデータが、スマートウェルネス住宅等推進調査委員会から発表されています。

季節にかかわらず、室温を18~21℃に安定させるためにも、屋根や壁・窓や床の断熱工事を検討することをおすすめします。


 

3.24時間換気はついている?


24時間換気とは、家の空気をまるごと交換するよう設計されている換気システムのことです。

この24時間換気、結露はもちろん、カビやダニなどの繁殖や、家具や衣類から放出される化学物質も取り除いてくれます。
 

ペット

 



とくに小さいお子様がいるご家庭や、アレルギー体質の方、ペットを飼っている家にはなくてはならない設備です。

平成15年7月から24時間換気の設置が義務付けられましたので、それ以前に建築された住宅には設置されていません。


 

4.間取りは希望通りに変えられる?


リノベーションの際、とても多い希望が「2つの部屋をつなげて、1つの広い部屋にしたい」というものです。

しかし、部屋をつなげる際に、障害となる柱や壁・天井からの梁が、構造的に除去できない場合があります。
 

リノベーション

 


その場合は、壁や柱・梁を残しながらの部屋になりますので、理想としていた空間にはなりません。

また、リノベーションは多くの場合、行政がチェックを行う確認申請が要りません。

そのため、建築士でない業者もリノベーションをおこなうことができるため、構造的に大切な柱や壁を除去したり、削ってしまうことがあります。

理想の間取りに変更できる物件か、建築士が設計を行う業者かなど、事前確認は大切です。


 

5.管理規約や、戸建ての建築協定などの内容は把握している?


購入したい物件が、マンションの場合はマンション管理組合の規約による制限があります。

規約の内容は、管理組合により様々ですが、多いものに、各戸で増設できる「電気容量(アンペア)」と「給湯器の大きさ」に関するものがあります。

 

ブレーカー

 



例えば、キッチンをIHクッキングヒーターにしたり、電気圧力鍋・ティファールなどの電気ケトルなども使いたい場合は、電気の最大アンペア数を変更します。

しかし、規約で、最大アンペアが50アンペアと定められている場合は、60アンペアのブレーカーは契約できません。

また、戸建ての場合は、住む市町村に建築協定・地区条令などが設けられている場合があります。

建築協定とは街並みや環境を守るために、地域住民が自ら決めた規約のことです。

壁の色・塀の種類・高さや、用途など様々な規約による制限があり、守らなくてはいけません。
 

ネイルサロン

 


例えば、自宅でカフェやネイルサロンなどの店舗を開こうとした場合、建築協定により、出店が制約されている場合があります。

その場合は、当然ながら店舗を開くことはできません。


 

6.リノベーション費用は妥当?


リノベーション費用の相場は、構造や工事の内容にもよりますが、戸建てで500万円から1,500万円、マンションで300万円から1,000万円程度といわれています。

見積書を確認するときは、希望する住宅設備や建材が含まれているか?不要な工事は含まれていないか?などを確認してください。
 

ユニットバス


 

とくにユニットバスやエコキュート(高効率給湯器)などの住宅設備は、値段を大きく作用します。

また、同じ図面・同じ仕様で、ほかのリノベーション業者に見積もりを取ることも、費用の妥当性を確認する点でお勧めです。

見積書の理解が難しく、リノベーション費用の妥当性を確認できないときは、専門家に診断してもらうこともできます。

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは、専門家による「リフォーム見積チェックサービス」を無料で行っています。


 

いかがでしたか?

リノベーション済物件を購入される場合は、これらの事前確認ポイントがクリアされているか、チェックしてくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ リフォームかし保険

※  住宅相談統計年報2017

※ 改正建築基準法に基づくシックハウス対策

※ 建築協定

※ リフォーム見積チェックサービス


新居でくしゃみが止まらない!簡単にできる「ハウスダスト」対策法7つ

春も本番になり、引っ越しシーズンがやってきましたね。

きれいなお家に引っ越して、いざ新年度!というときなのに、咳が止まらなかったり、くしゃみが出たり体調不良に悩まされたこと、ありませんか?

疲れのせいと流してしまっては、思わぬ病気になることも……。

今回は、引っ越し先で起こる体調不良の原因と、その対策のお話しです。

 

国民の約2人に1人が何らかのアレルギーあり!?

muu / PIXTA(ピクスタ)

厚生科学審議会のリウマチ・アレルギー対策委員会の報告書によると、平成18年に実施した全国11か所における有病率調査では、鼻アレルギー症状を有する頻度が47.2%であり、国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患にかかっていると報告しています。

また厚労省によれば、アレルギー疾患のなかでは、ぜん息とアレルギー性鼻炎の患者数が多く、その約6割が0歳から44歳と、若い人ほどアレルギー疾患にかかりやすいこともわかります。

 

咳やくしゃみの原因は、カビやダニ、埃など「ハウスダスト」によるアレルギーかも

buru / PIXTA(ピクスタ)

このように近年増えているぜん息やアレルギー性鼻炎ですが、引っ越した部屋にいるときに、咳やくしゃみがひどくなるような場合は、ハウスダストが原因の可能性があります。

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

ハウスダストとは、家の中にある埃やダニ、ダニの死骸や糞、人や動物のフケや毛、カビなどのことをいいます。

これらが無数の埃と一緒に空中に舞い上がり、目や鼻などの結膜にくっつくと、結膜炎や鼻炎をひきおこし、くしゃみなどの症状がでます。

また、気管支に吸い込むと、気管支ぜんそくなどを引き起こし、激しい咳などの症状が出ます。

 

効果的なのは掃除と換気!有効な対策7つ

この咳やくしゃみを止めるための効果的な対策は、なんといってもアレルゲンであるハウスダストを取り除くことです。

そのためには、しっかりとした掃除と換気など、以下のような対策が有効です。

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

1. 24時間換気を使い、室内の換気しましょう。

24時間換気がない場合は、窓と便所または浴室の換気扇を使い、室内の空気をまんべんなく換気しましょう。

 

ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)

2. エアコンのフィルターは、カビの温床になりやすいため、こまめに掃除しましょう。

また、引っ越した家のエアコンは、コイル内でカビが増殖していることがあります。

使用開始時にはフィルターの掃除とともに、作動後、数十分は換気しましょう。

 

森川ゆみ子 / PIXTA(ピクスタ)

3. 埃がたまりやすく、ダニが繁殖しやすい布製のソファーは合成皮革のものなどに変えましょう。

またカーペットや畳などは、できるだけ使用しないようにしましょう。

 

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

4. レースやカーテンはウォッシャブルなど、洗えるものにして、こまめに洗濯しましょう。

 

mits / PIXTA(ピクスタ)

5. 家具は壁にピッタリつけないで、通気のためすき間を開けましょう。

 

HIRO / PIXTA(ピクスタ)

6. 部屋の室温は20~25℃、湿度は50%くらいに保つようにしましょう。

断熱材がしっかり入った住宅であれば、室温・湿度は一定に保ちやすくなります。

 

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

7. 掃除機は、1平方メートルにつき20秒以上の時間をかけて、ゆっくり動かしましょう。

 


いかがでしたか?

毎日、なにげなく過ごしている住まい。

でも、そこには目に見えない、多くのアレルギー物質が潜んでいます。

新しい家で、健康的な毎日をスタートさせるためにもこまめな掃除と計画的な換気を、忘れないでくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 厚生労働省「アレルギー疾患の現状等」

※ リウマチ・アレルギー対策委員会 報告書

※ 厚生労働省 リウマチ・アレルギー対策

光熱費が年間8万円も削減!カビやダニも防げる「断熱住宅」のススメ

2月も後半になりましたが、まだまだ本格的な寒さが続いていますね。

こんなに寒い日は、暖房をガンガンたいて、ポッカポカのお部屋にしたいもの。

そこで気になるのが、光熱費。

でも、この光熱費、安くすませる方法があるんです。

今日は光熱費をおさえて、家計にも健康にも、地球にも優しい……断熱住宅のお話です。

 

そもそも「断熱住宅」って、なに?

YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

みなさんはキャンプをしたことがありますか?

キャンプで使われるテントですが、テントのなかは、夏は暑く、冬は寒いですよね。

なぜならテントは、薄い生地一枚でできているため、外の気温の影響をもろに受けてしまうからなんです。

YNS / PIXTA(ピクスタ)

家も同じで、屋根や壁・床がテントの生地のように薄ければ、熱が移動しやすく、外の気温のように暑くなったり寒くなったりします。

この熱の移動を防いでくれるのが「断熱材」です。

例えば寒い冬は、暖房で温めた室内の熱が、屋根や壁・窓から外へ逃げていきます。

また夏場は、屋根や壁・窓から高温の熱が室内に入ってきます。

この熱が、室内から出たり入ったりするのを防ぐのも「断熱材」です。

ABC / PIXTA(ピクスタ)

そして、この断熱材を屋根(または天井)壁・床にいれ、窓は断熱性能の高いガラスやサッシを使ったものが「断熱住宅」です。

 

断熱住宅にしたら、「光熱費」が60%も削減できた

では、断熱住宅にした場合、光熱費はどのくらい安くなるのでしょうか?

 

国土交通省の調べによると、昭和55年以前の断熱のない住宅では年間13万3,000円の電気代がかかっていました。

しかし、現在の断熱基準(平成11年基準)では5万2,000円となり、年間の冷暖房電力消費量が60%も削減できています。

金額にすると年間8万1,000円も違いが出てくるのです。

また使用電力を削減できるということは、排出する二酸化炭素を減らせるということです。

地球の温暖化をふせぎ、環境にも優しく貢献できるのです。

 

断熱住宅は「結露」を防ぎ、カビやダニの繁殖も防ぐ“健康住宅”でもある

PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)

断熱住宅は、熱の移動を防ぐので、部屋ごとの温度差が小さく、体にも負担をかけません。

冬場、室温が高いリビングから寒いトイレに行った時や、お風呂に入った時になどにおこりやすい「ヒートショック」などの心配もいりません。

kouchan / PIXTA(ピクスタ)

また熱の移動からおきる「結露」も防いでくれるので、家が傷むこともなく、カビやダニによるアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患も防ぎ、家族が健康に暮らすことができるのです。

 

補助金や税の優遇制度を使って、さらにお得に!

Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

最近の新築住宅では、半分が断熱住宅で建てられています。

しかし、全国の8割近くの戸建ては断熱がない、またはほとんど断熱されていない住宅です。

中古住宅を買って、リノベーションするときや、古くなった自宅の耐震工事をするときには、ぜひ断熱工事もプラスしてみてください。

断熱工事は各自治体が行っている補助金や減税の対象になりますので、賢く利用すると、さらにお得です。

 

いかがでしたか?

なにかと物価も高くなっている今日この頃、光熱費をおさえた断熱住宅で、健康に快適にそして地球に優しく、暮らしたいですね。

 

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 国土交通省 住宅・建築物の低炭素化に向けた現状と今後の方向性

※ 国税庁 No.1219 省エネ改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)

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リノベーションで中古住宅をお得な「エコ住宅」にするポイント3つ

エコ住宅といえば、といえば、太陽光とか蓄電池など、新築住宅のイメージですが、中古住宅でも、ポイントをおさえたリノベをすれば、お得なエコ住宅に変身させられます。

お得な中古住宅を、リノベでさらにお得に!

今回は、「中古住宅をお得なエコ住宅にリノベするためのポイント」についてお話しいたします。

 

ポイント1.「窓」の断熱

夏の暑さや冬の寒さの一番の原因は、何といっても「窓」からやってきます。

住宅で使用されている一般的なアルミサッシの場合、夏は約70%、冬は約50%の熱量が、窓から出入りします。

つまり、中古住宅をエコ住宅にするためには、窓を断熱することが最優先されます。

窓断熱

pu- / PIXTA(ピクスタ)

その場合、サッシのガラスは、複層ガラスまたは Low-Eガラスにすることはもちろんですが、サッシ枠を樹脂製(プラスチックなど)にすることも大切です。

樹脂(プラスチックなど)は、金属と違い、熱しにくく冷めにくいため、熱を通しにくいのです。

サッシ枠をアルミサッシから樹脂サッシに交換するだけで、窓から出入りする熱量を、じつに6割ほど抑えることができます。

 

ポイント2.「壁」「天井」「床」の断熱

トイレやお風呂場、洗面室は寒いものだと思っていませんか?

欧米に比べて、「日本の住宅は寒い」といわれています。

欧米では、冬の期間、室内を暖かくすることを推奨しており、寒い家は、健康面からみて危険だという認識を、多くの人が持っています。

なぜ日本の家は寒いのでしょうか?

それは、家の「壁」「天井」「床」に、ほとんど断熱材が入っていないからなのです。

断熱材

pu- / PIXTA(ピクスタ)

平成24年に国土交通省が調査したところによると、断熱材が壁や天井にまったく入っていない無断熱住宅は約4割に上ります。

アンケート

また、あまり断熱効果の見られない昭和55年の断熱基準も合わせると、約7割の住宅がほぼ断熱材の入っていない家ということになります。

寒いわけですね。

寒い家は、血圧の変動をおこし健康面に影響しますし、光熱費などランニングコストがかかることから、長い目で見た場合、家計にも影響してきます。

また、断熱化の大切さは国も重要視しており、2020年には新築住宅のすべてに既定の性能を満たす断熱材を設置することが、法律で義務付けられました。

つまり、規定した断熱材の入っていない新築住宅は違法建築になってしまうので、気を付けたいところです。

断熱材

YNS / PIXTA(ピクスタ)

ポイント3. 「ユニットバス」

東京都健康長寿医療センター研究所が、平成11年におこなった調査によると、一年間に約1万7000人がヒートショックに関連した「入浴中事故」で急死されています。

このヒートショック、浴室や脱衣室の温度が低く、また湯の温度が高いことが原因とされています。

ヒートショックによる事故を防ぐには、浴室の温度を25度付近に近づけ、また湯の温度は40度以下に抑えることが大切です。

そこで活躍するものが、ユニットバス!

ユニットバス

くまちゃん / PIXTA(ピクスタ)

ユニットバスは、もともと熱の出入りがしにくいプラスチックで造られているうえに、壁・床・天井まで断熱材が入っているものもあります。

そのため、外からの冷気がはいりにくく、また熱も逃がしにくいため、浴室の寒さを防ぎ、また湯の温度も一定に保たれるのです。

エコ住宅いかがでしたか?

エコ住宅は、省エネであることはもちろん、家族の健康を守り、またランニングコストなど、家計にもやさしいものです。

中古住宅を購入し、リノベするときは、間取りやインテリアだけでなく、目に見えない部分にもこだわってみてくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 経済産業省 日本の住宅の約4割が無断熱状態

低温やけど、睡眠障害…知っておきたい住宅設備トラブル4つ

日々進化する住宅設備のおかげで、わたし達の暮らしは大変便利なものになりました。

しかし、住宅設備のなかには、設置した後に思いもよらないトラブルやクレームが発生することも。

今回は、意外な住宅設備トラブルについて、4つの具体的な例を挙げながらお話ししたいと思います。

 

1.「魚焼きグリルのガラス窓」で幼児がやけどをする事故も

グリル

runa / PIXTA(ピクスタ)

キッチンコンロについている魚焼きグリルのガラス窓にさわり、幼児がやけどをする事故が増えています。

国民生活センターによると、「魚焼きグリルのガラス窓」でやけどを負う幼児は、

月齢8か月から25か月(0歳~2歳)で、身長は70~80cm。一方、魚焼きグリルのガラス窓の高さも、おなじく70~80cmとなっています。

また魚焼きグリルのガラス窓の温度は、魚焼きグリル使用時で84度(IH)~150度(ガス)と高温です。

つかまり立ちや歩行ができるようになった幼児が、伝い歩きで魚焼きグリルのガラス窓をさわると大やけどをする可能性も。

ベビーゲート

mits / PIXTA(ピクスタ)

対策としては、歩き始めの好奇心旺盛な子どもが触れないように、キッチンに侵入防止用の柵をつける、幼児期には魚焼きグリルを使用しない、などの方法があります。

また魚焼きグリル扉の高温を抑制できる商品も販売されているので、コンロごと交換するという方法もあります。

 

2.「省エネ給湯器/家庭用コージェネシステム」と睡眠障害の関係

エコキュート

ABC / PIXTA(ピクスタ)

エネファームやエコキュート・エコウイルなど、電気やお湯を高効率で生み出し、環境にも優しい「省エネ給湯器/家庭用コージェネシステム」は、国や自治体の補助金などの後押しもあり、設置するご家庭が増えてきています。

しかし、自宅や隣家にある省エネ給湯器/家庭用コージェネシステムの運転音により、不眠や耳鳴り・頭痛などの健康障害を発生したという訴えが、最近、目立ってきています。

睡眠障害

HiroS_photo / PIXTA(ピクスタ)

健康障害の原因とされているものが、運転音に含まれる「低周波音」で、人体に不快感や圧迫感・睡眠障害を引き起こすと言われています。

家庭用コージェネシステムの運転音と健康障害の関係性は断定はできないものの、その関連性は否定できないと、消費者安全調査委員会(消費者庁)も判断しています。

いまのところ明確な対策はありませんが、運転音の発生源である省エネ給湯器/家庭用コージェネシステムの設置位置を、建物から少し離れた場所に設置・移設するなどの方法がとられています。

 

3.「温水洗浄便座」で低温やけど!?

温水洗浄便座

naka / PIXTA(ピクスタ)

今では多くの家庭に普及している「温水洗浄便座」。その普及率は6割を超えています。

1年を通して便座が温かいのは快適ですが、皮膚感覚の弱い高齢者には注意が必要です。

独立行政法人製品評価技術基盤機構によると、高齢者が温水洗浄便座を使用して「低温やけど」を負った事故が、平成27年に4件発生しています。

「低温やけど」は、体温より少し高い熱が長時間作用することで皮膚の深部にまで及び、皮下組織が壊死する場合があるため、重傷事故に至るおそれがあるものです。

対策としては、便座の温度設定を「低」にするか、または使用直前まで温めて、使用中は「切」にするなどの方法が推奨されています。

 

4.「24時間換気」は音がネック?

24時間換気

ABC / PIXTA(ピクスタ)

新鮮な空気を取り入れて空気中の化学物質を排出し、また結露やカビの発生をおさえる「24時間換気」は、いまの住宅には、設置が義務付けられています。

この24時間換気ですが、換気方式が3種類あります。

そのなかで、給気も排気も機械で行う第一種換気方式は、計画的な換気が可能な反面、ファンなどから発生する異音が、クレームへとつながっています。

「寝室についている給気口からの音が、思ったよりうるさくて、眠れない」という苦情は多い反面、「運転音であって、故障ではない」というメーカー側の見解から、交換などの対応はしてくれません。

対策としては、ダクトや給気口まわりに、消音ボックスを取り付ける方法がありますが、取り付けの際には、メーカーに確認する必要があります。

 

新築住宅

イグのマスタ / PIXTA(ピクスタ)

いかがでしたか?

エコで快適な住宅設備は、いまでは生活に欠かせないものとなりました。

しかし、使い方や設置場所を考慮しないと、トラブルになってしまうケースも。

設置してから後悔しないためにも、住宅設備の選定・使用は、慎重におこなってください。

(しかまのりこ)

【参考】

※ 国民生活センター/こんろのやけど

※ 消費者庁/家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音により不眠等の症状が発生したとされる事案

※ 独立行政法人製品評価技術基盤機構  高齢者の製品事故にご注意ください -介護ベッド、電動車いす、温水洗浄便座-

住宅を傷め、喘息などの原因にも!「結露」を防いで、冬を乗り切る2つのポイント

冬になると窓にできる結露。子どもが字を書いたり絵を描いたりして、楽しんだりしますよね。

でもこの結露、放っておくと建物が傷み、カビやダニによるぜん息やアレルギーなどの健康被害をもたらすことも!

今回は、冬の風物詩(?)結露と、その対策ついてのお話しです。

 

■熱を完全にカットすれば、「結露」は防げる

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結露はどうしてできるかご存知ですか?

コップに氷を入れた水を入れると、コップの外にたくさんの水滴が付きます。

これが結露です。

温かいものと冷たいものの温度差により、空気が抱えきれなくなった水分が結露となって現れるのです。

つまり温度差がなくなれば、結露はおきません。

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たとえば、サーモスなどのマグボトルに、温かい飲み物や冷たい飲み物を入れても、結露はおきません。

それはボトルの中に真空層という、熱を逃がさない断熱層があるためです。

同じように、住宅もきちんと熱が逃げないように断熱すればよいのです。

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天井・壁・床には断熱材を、お饅頭の皮であんこをくるむように、継ぎ目なく施工します。

窓は樹脂サッシ枠と断熱ペアガラスにし、厚めのカーテンをコの字に巻きます。

カーテンレールには、発砲スチロールなどをはめ込み、カーテン上部の隙間を埋めます。

熱が逃げないよう、徹底して断熱することが大切です。

 

■断熱材は、湿気を通さない工夫が大切!

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結露防止に大切なのは、断熱をすることなのですが、その施工の仕方にも注意しなければいけません。

一般的に壁や天井に使われる断熱材はロックウールやグラスウールといった繊維系の断熱材です。

この断熱材は湿気を吸いやすい特徴があるため、湿気を吸わないように、あらかじめビニールでパックして販売されています。

しかし湿気を完全に断つためには、防湿フィルムというビニールフィルムを、もう一枚

断熱材の上から 重ねて施工すると、結露にはたいへん有効です。

 

■平成15年以前の住宅には、24時間換気の設置も有効

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正しい断熱材の施工と防湿フィルムで、せっかく結露を防ごうとしても、窓を閉め切り、部屋の中を加湿すれば、あまり意味がありません。

天井や壁・床の、ありとあらゆる隙間から湿気は侵入していくからです。

しかし寒い冬は、窓を閉めて、お料理をしたり、水蒸気を発生する石油ストーブを炊きます。

またインフルエンザや風邪予防に加湿器も使うでしょう。

湿気を出さないようにすることはできませんよね。

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そこで大切になってくるのが「24時間換気」です。

この24時間換気とは、名前の通り24時間365日一年中、換気扇を回して、家の中の空気を換気するシステムのことです。

このシステム、平成15年以降の建物には、法律により設置が義務付けられたのですが、それ以前の建物にはあまり設置されていません。

このシステムの素晴らしいところは、換気扇を回しておけば、2時間に1回、家の空気が入れ替わるように換気量が設計されているところです。

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一酸化炭素やシックハウスはもちろん、湿気も追い出してくれる優れモノなんです。

しかも電気代は、一年中つけっぱなしでも年間1,200円~4,000円程度と安いんです。

でも「換気」聞くと、せっかく温めた暖気が逃げて行ってしまう、と損した気持ちになりませんか?

寒さが気になる場合は「熱交換型」の24時間換気があります。

この換気扇は、排出する室内の暖かい空気の熱をキャッチして、その熱で、外の寒い空気を温めて室内にとり入れる優れモノ。

イニシャルコストは少し高くなりますが、熱の損失が最小限にできますよ。  

 

KY / PIXTA(ピクスタ)

 

いかがでしたか?

24時間換気は、サッシとトイレの換気扇を工夫すれば、意外と簡単に取り付けられます。

お近くの工務店に相談してみてください。

この冬は、家の断熱・換気性能を見直して、結露とおさらばしたいものですね。

(しかまのりこ)

 

 

寒い!でも閉めちゃダメ!健康を守り家の寿命を伸ばす「給気口」の正しい使い方

強い冬型の気圧配置が続く日本列島。

年末年始も真冬並みの寒さが予測されています。

寒さが厳しくなると、暖房が逃げてしまうようで、

つい閉めてしまいがちなのが、換気のための「給気口」。

でも、給気口を閉めてしまうといろいろと問題があること、ご存知でしょうか?

今回は、家の性能に大きく関わる給気口の正しい使い方と、

寒さを和らげる対策についてのお話です。

 

■「給気口」は、人と住宅の健康のために設置されている

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最近の住宅は、工法にかかわらず「高断熱・高気密」の住宅が主流となってきています。

しかし断熱・気密性が高くなると、塗料や家具に含まれた化学物質や生活臭、

また水蒸気などの湿気が部屋にこもり、

「シックハウス症候群」やカビ・ダニによるアレルギーなど、

多くの健康被害と結露をおこします。

また石油ファンヒーターなどで暖房を行う場合は、

一酸化炭素などの有害物質も発生します。

そこで、換気を良くして健康被害や結露を予防するために設置されたのが

「24時間換気」と「給気口(排気口)」です。

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名前の通り、24時間換気扇を回し続けることにより、

約2時間で部屋の空気がすべて入れ替わるように換気設計されています。

平成15年7月1日以降に確認済証が下りた新築住宅には、

この24時間換気システムの設置が法律で義務化されており、

給気口は「常時開けておくこと」とされています。

 

■給気口から逃げる熱は、窓から逃げる熱のわずか1/4だけ

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人と住宅の健康のために設置されている給気口。

でも冬になると、換気のための給気口から、寒い外の空気が入ってきますよね。

せっかく暖めた暖房が、換気で逃げていく気がしませんか?

でも、換気で熱が逃げる割合は全体の約15%で、

窓から逃げる熱の割合(58%)の1/4程度です。

一般社団法人  日本建材・住宅設備産業協会HPより

給気口を開けて換気しても、熱の損失は思ったよりも少なく、

実際の室温はあまり下がっていないのです。

給気口からの冷たい風のせいで体感温度(人が肌で感じる感覚的な温度)が下がり、

実際よりも寒く感じているだけなのです。

 

■各部屋の給気口は必ず開けて、寒さ対策には窓の断熱を!

Aozorairo / PIXTA(ピクスタ)

また、給気口を閉めたまま24時間換気を作動し続けると、

室内が負圧になり、サッシや玄関などが開けにくいなどの問題がおきます。

入ってくる空気が少ないのに、換気扇は部屋の空気を吸い続けるので、

モーターにも過剰な負荷がかかります。

換気扇の状態をたとえて言うなら、

マックシェイクを一生懸命吸っている感じでしょうか? 疲れますよね。

anfisakameneva / PIXTA(ピクスタ)

このようなトラブルを防ぐためにも、給気口は必ず開けて、

24時間換気システムを正常に作動させてください。

室内の寒さ対策には、熱がもっとも逃げる窓の断熱を徹底してみることをオススメします。

UYORI / PIXTA(ピクスタ)

簡単にできる方法としては、厚めの断熱カーテンを天井付近から床まで、

窓の大きさよりも大きめに取り付けると効果的です。


 

いかがでしたか?

寒い冬になると、給気口を閉めてしまうご家庭も多いと思います。

しかし給気口を閉めてしまうと、化学物質や湿気が室内から追い出されず、

深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

家族の健康のためにも、給気口は必ず開けたままにして、冬を過ごしてくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 一般社団法人  日本建材・住宅設備産業協会

 

 

受験シーズン到来!子どもを合格させるために親が家ですべきポイント3つ

受験シーズン到来!子どもを合格させるために親が家ですべきポイント3つ

 

 

 

今年ももうすぐ終わり。いよいよ新年を迎えます。

年が明けると、いよいよ受験シーズン突入ですね。

受験生にとっては、泣いても笑っても勝負の時はやってきます。

今は国立大学に通う筆者の娘も、中学受験を経験して、その大変さを痛感しました。

今回は、受験時期の体調管理のために、親ができる住まいのポイントについてのお話しです。

 

ポイント1:「湿度管理」風邪をひかせないように室内は必ず湿度は50%以上に!

 

 

HIRO / PIXTA

 

体調管理をベストに保つためには、やはり子どもに風邪をひかせないことです。

手洗いやうがいは基本ですが、ほかにはお部屋の湿度管理が大切です。

冬は乾燥している上に、暖房が加わるため、空気がさらに乾燥します。

空気が乾燥すると、のどの粘膜を痛めるため、ウイルスが体内に入り炎症をおこし、風邪をひきやすくなります。

加湿器や濡れたタオルなどを上手に使い、湿度は50%以上になるようにして部屋の乾燥を防ぎましょう。

 

 

Graphs / PIXTA

 

また汚れた空気は、からだによくありません。

2時間に1回程度は、窓をあけて、部屋の空気を取り換えましょう。

 

ポイント2:「温度管理」脳が一番活発に働くのは18℃程度!

 

 

Graphs / PIXTA

 

頭は寒く、足は暖かくしておくこと、いわゆる「頭寒足熱」は健康に良い状態とされる、古くからの知恵です。

実際、人間の脳は、快適といわれる温度より少し低い温度のほうが、活発に働きます。

一般的室温の設定温度は、冬は20℃。

ですから、脳が活発に働く温度は、それより少し低い18℃程度となります。

また、この温度設定のみでは、からだが寒く感じます。

 

 

またまるみすず / PIXTA

 

頭寒足熱のように、足元はタオルケットや毛布をかけたり、湯たんぽやカイロを使い、足を温めましょう

こうすることで、効率よく勉強をすることができます。

ちなみにわが家では、室温を18℃に設定し、ひざ掛けとタオルに巻いた湯たんぽで、足を温めていましたよ。

 

ポイント3:「睡眠管理」試験は午前中。早寝早起きにして朝型学習に転換を!

 

 

Rina / PIXTA

 

最後に大切なのは、睡眠管理です。

良い睡眠をとるためには、夕飯の時間から管理しましょう。

まず、胃腸が動いている状態で眠らないために、食事は就寝2時間前にはすませましょう

入浴は、就寝1時間前までにすませておくのがベストです。

入浴によって温まった体温が、徐々に下がることにより、自然な眠気を呼び起こします。

また、ぐっすり眠るために、寝室の環境を整えましょう。

 

 

 

Nyankees / PIXTA

 

眠る際は電気を消して、部屋を暗くすることが大切です。

すこしでも光を浴びると、脳は活動する準備を始めてしまいます。

街頭など外からの光は、遮光カーテンや雨戸などを利用して遮断しましょう。

寝室の温度が高いと、寝汗をかくなど、睡眠中に目覚めてしまう可能性があります。

寝室の温度は、18度前後、湿度は50%から60%に設定し、寝室の環境を整えてください。

 

 

 

YsPhoto / PIXTA

 

試験は午前中です。

夜型学習だったお子さんも、早寝早起きにして朝型学習に転換しましょう。

筆者の娘は受験前のこの時期、夜の7時に夕食、夜の10時に就寝し、朝の5時に起きて勉強していました

就寝時間があっという間に来るので、慣れるまでは大変ですが、

上手に環境を整えてあげれば、子どもは一人でできるようになっていきますよ。

 

いかがでしたか?

今まで頑張ってきた実力を100%発揮する最後のつめは、なんといっても体調管理です。

そのためにも住まいの環境を整え、大切なわが子のお受験を、応援してあげてください。

2018年の春が、みんなの笑顔になるといいですね。

(しかま のりこ)

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