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住宅コラム

光熱費が年間8万円も削減!カビやダニも防げる「断熱住宅」のススメ

2月も後半になりましたが、まだまだ本格的な寒さが続いていますね。

こんなに寒い日は、暖房をガンガンたいて、ポッカポカのお部屋にしたいもの。

そこで気になるのが、光熱費。

でも、この光熱費、安くすませる方法があるんです。

今日は光熱費をおさえて、家計にも健康にも、地球にも優しい……断熱住宅のお話です。

 

そもそも「断熱住宅」って、なに?

YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

みなさんはキャンプをしたことがありますか?

キャンプで使われるテントですが、テントのなかは、夏は暑く、冬は寒いですよね。

なぜならテントは、薄い生地一枚でできているため、外の気温の影響をもろに受けてしまうからなんです。

YNS / PIXTA(ピクスタ)

家も同じで、屋根や壁・床がテントの生地のように薄ければ、熱が移動しやすく、外の気温のように暑くなったり寒くなったりします。

この熱の移動を防いでくれるのが「断熱材」です。

例えば寒い冬は、暖房で温めた室内の熱が、屋根や壁・窓から外へ逃げていきます。

また夏場は、屋根や壁・窓から高温の熱が室内に入ってきます。

この熱が、室内から出たり入ったりするのを防ぐのも「断熱材」です。

ABC / PIXTA(ピクスタ)

そして、この断熱材を屋根(または天井)壁・床にいれ、窓は断熱性能の高いガラスやサッシを使ったものが「断熱住宅」です。

 

断熱住宅にしたら、「光熱費」が60%も削減できた

では、断熱住宅にした場合、光熱費はどのくらい安くなるのでしょうか?

 

国土交通省の調べによると、昭和55年以前の断熱のない住宅では年間13万3,000円の電気代がかかっていました。

しかし、現在の断熱基準(平成11年基準)では5万2,000円となり、年間の冷暖房電力消費量が60%も削減できています。

金額にすると年間8万1,000円も違いが出てくるのです。

また使用電力を削減できるということは、排出する二酸化炭素を減らせるということです。

地球の温暖化をふせぎ、環境にも優しく貢献できるのです。

 

断熱住宅は「結露」を防ぎ、カビやダニの繁殖も防ぐ“健康住宅”でもある

PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)

断熱住宅は、熱の移動を防ぐので、部屋ごとの温度差が小さく、体にも負担をかけません。

冬場、室温が高いリビングから寒いトイレに行った時や、お風呂に入った時になどにおこりやすい「ヒートショック」などの心配もいりません。

kouchan / PIXTA(ピクスタ)

また熱の移動からおきる「結露」も防いでくれるので、家が傷むこともなく、カビやダニによるアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患も防ぎ、家族が健康に暮らすことができるのです。

 

補助金や税の優遇制度を使って、さらにお得に!

Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

最近の新築住宅では、半分が断熱住宅で建てられています。

しかし、全国の8割近くの戸建ては断熱がない、またはほとんど断熱されていない住宅です。

中古住宅を買って、リノベーションするときや、古くなった自宅の耐震工事をするときには、ぜひ断熱工事もプラスしてみてください。

断熱工事は各自治体が行っている補助金や減税の対象になりますので、賢く利用すると、さらにお得です。

 

いかがでしたか?

なにかと物価も高くなっている今日この頃、光熱費をおさえた断熱住宅で、健康に快適にそして地球に優しく、暮らしたいですね。

 

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 国土交通省 住宅・建築物の低炭素化に向けた現状と今後の方向性

※ 国税庁 No.1219 省エネ改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)

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リノベーションで中古住宅をお得な「エコ住宅」にするポイント3つ

エコ住宅といえば、といえば、太陽光とか蓄電池など、新築住宅のイメージですが、中古住宅でも、ポイントをおさえたリノベをすれば、お得なエコ住宅に変身させられます。

お得な中古住宅を、リノベでさらにお得に!

今回は、「中古住宅をお得なエコ住宅にリノベするためのポイント」についてお話しいたします。

 

ポイント1.「窓」の断熱

夏の暑さや冬の寒さの一番の原因は、何といっても「窓」からやってきます。

住宅で使用されている一般的なアルミサッシの場合、夏は約70%、冬は約50%の熱量が、窓から出入りします。

つまり、中古住宅をエコ住宅にするためには、窓を断熱することが最優先されます。

窓断熱

pu- / PIXTA(ピクスタ)

その場合、サッシのガラスは、複層ガラスまたは Low-Eガラスにすることはもちろんですが、サッシ枠を樹脂製(プラスチックなど)にすることも大切です。

樹脂(プラスチックなど)は、金属と違い、熱しにくく冷めにくいため、熱を通しにくいのです。

サッシ枠をアルミサッシから樹脂サッシに交換するだけで、窓から出入りする熱量を、じつに6割ほど抑えることができます。

 

ポイント2.「壁」「天井」「床」の断熱

トイレやお風呂場、洗面室は寒いものだと思っていませんか?

欧米に比べて、「日本の住宅は寒い」といわれています。

欧米では、冬の期間、室内を暖かくすることを推奨しており、寒い家は、健康面からみて危険だという認識を、多くの人が持っています。

なぜ日本の家は寒いのでしょうか?

それは、家の「壁」「天井」「床」に、ほとんど断熱材が入っていないからなのです。

断熱材

pu- / PIXTA(ピクスタ)

平成24年に国土交通省が調査したところによると、断熱材が壁や天井にまったく入っていない無断熱住宅は約4割に上ります。

アンケート

また、あまり断熱効果の見られない昭和55年の断熱基準も合わせると、約7割の住宅がほぼ断熱材の入っていない家ということになります。

寒いわけですね。

寒い家は、血圧の変動をおこし健康面に影響しますし、光熱費などランニングコストがかかることから、長い目で見た場合、家計にも影響してきます。

また、断熱化の大切さは国も重要視しており、2020年には新築住宅のすべてに既定の性能を満たす断熱材を設置することが、法律で義務付けられました。

つまり、規定した断熱材の入っていない新築住宅は違法建築になってしまうので、気を付けたいところです。

断熱材

YNS / PIXTA(ピクスタ)

ポイント3. 「ユニットバス」

東京都健康長寿医療センター研究所が、平成11年におこなった調査によると、一年間に約1万7000人がヒートショックに関連した「入浴中事故」で急死されています。

このヒートショック、浴室や脱衣室の温度が低く、また湯の温度が高いことが原因とされています。

ヒートショックによる事故を防ぐには、浴室の温度を25度付近に近づけ、また湯の温度は40度以下に抑えることが大切です。

そこで活躍するものが、ユニットバス!

ユニットバス

くまちゃん / PIXTA(ピクスタ)

ユニットバスは、もともと熱の出入りがしにくいプラスチックで造られているうえに、壁・床・天井まで断熱材が入っているものもあります。

そのため、外からの冷気がはいりにくく、また熱も逃がしにくいため、浴室の寒さを防ぎ、また湯の温度も一定に保たれるのです。

エコ住宅いかがでしたか?

エコ住宅は、省エネであることはもちろん、家族の健康を守り、またランニングコストなど、家計にもやさしいものです。

中古住宅を購入し、リノベするときは、間取りやインテリアだけでなく、目に見えない部分にもこだわってみてくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 経済産業省 日本の住宅の約4割が無断熱状態

低温やけど、睡眠障害…知っておきたい住宅設備トラブル4つ

日々進化する住宅設備のおかげで、わたし達の暮らしは大変便利なものになりました。

しかし、住宅設備のなかには、設置した後に思いもよらないトラブルやクレームが発生することも。

今回は、意外な住宅設備トラブルについて、4つの具体的な例を挙げながらお話ししたいと思います。

 

1.「魚焼きグリルのガラス窓」で幼児がやけどをする事故も

グリル

runa / PIXTA(ピクスタ)

キッチンコンロについている魚焼きグリルのガラス窓にさわり、幼児がやけどをする事故が増えています。

国民生活センターによると、「魚焼きグリルのガラス窓」でやけどを負う幼児は、

月齢8か月から25か月(0歳~2歳)で、身長は70~80cm。一方、魚焼きグリルのガラス窓の高さも、おなじく70~80cmとなっています。

また魚焼きグリルのガラス窓の温度は、魚焼きグリル使用時で84度(IH)~150度(ガス)と高温です。

つかまり立ちや歩行ができるようになった幼児が、伝い歩きで魚焼きグリルのガラス窓をさわると大やけどをする可能性も。

ベビーゲート

mits / PIXTA(ピクスタ)

対策としては、歩き始めの好奇心旺盛な子どもが触れないように、キッチンに侵入防止用の柵をつける、幼児期には魚焼きグリルを使用しない、などの方法があります。

また魚焼きグリル扉の高温を抑制できる商品も販売されているので、コンロごと交換するという方法もあります。

 

2.「省エネ給湯器/家庭用コージェネシステム」と睡眠障害の関係

エコキュート

ABC / PIXTA(ピクスタ)

エネファームやエコキュート・エコウイルなど、電気やお湯を高効率で生み出し、環境にも優しい「省エネ給湯器/家庭用コージェネシステム」は、国や自治体の補助金などの後押しもあり、設置するご家庭が増えてきています。

しかし、自宅や隣家にある省エネ給湯器/家庭用コージェネシステムの運転音により、不眠や耳鳴り・頭痛などの健康障害を発生したという訴えが、最近、目立ってきています。

睡眠障害

HiroS_photo / PIXTA(ピクスタ)

健康障害の原因とされているものが、運転音に含まれる「低周波音」で、人体に不快感や圧迫感・睡眠障害を引き起こすと言われています。

家庭用コージェネシステムの運転音と健康障害の関係性は断定はできないものの、その関連性は否定できないと、消費者安全調査委員会(消費者庁)も判断しています。

いまのところ明確な対策はありませんが、運転音の発生源である省エネ給湯器/家庭用コージェネシステムの設置位置を、建物から少し離れた場所に設置・移設するなどの方法がとられています。

 

3.「温水洗浄便座」で低温やけど!?

温水洗浄便座

naka / PIXTA(ピクスタ)

今では多くの家庭に普及している「温水洗浄便座」。その普及率は6割を超えています。

1年を通して便座が温かいのは快適ですが、皮膚感覚の弱い高齢者には注意が必要です。

独立行政法人製品評価技術基盤機構によると、高齢者が温水洗浄便座を使用して「低温やけど」を負った事故が、平成27年に4件発生しています。

「低温やけど」は、体温より少し高い熱が長時間作用することで皮膚の深部にまで及び、皮下組織が壊死する場合があるため、重傷事故に至るおそれがあるものです。

対策としては、便座の温度設定を「低」にするか、または使用直前まで温めて、使用中は「切」にするなどの方法が推奨されています。

 

4.「24時間換気」は音がネック?

24時間換気

ABC / PIXTA(ピクスタ)

新鮮な空気を取り入れて空気中の化学物質を排出し、また結露やカビの発生をおさえる「24時間換気」は、いまの住宅には、設置が義務付けられています。

この24時間換気ですが、換気方式が3種類あります。

そのなかで、給気も排気も機械で行う第一種換気方式は、計画的な換気が可能な反面、ファンなどから発生する異音が、クレームへとつながっています。

「寝室についている給気口からの音が、思ったよりうるさくて、眠れない」という苦情は多い反面、「運転音であって、故障ではない」というメーカー側の見解から、交換などの対応はしてくれません。

対策としては、ダクトや給気口まわりに、消音ボックスを取り付ける方法がありますが、取り付けの際には、メーカーに確認する必要があります。

 

新築住宅

イグのマスタ / PIXTA(ピクスタ)

いかがでしたか?

エコで快適な住宅設備は、いまでは生活に欠かせないものとなりました。

しかし、使い方や設置場所を考慮しないと、トラブルになってしまうケースも。

設置してから後悔しないためにも、住宅設備の選定・使用は、慎重におこなってください。

(しかまのりこ)

【参考】

※ 国民生活センター/こんろのやけど

※ 消費者庁/家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音により不眠等の症状が発生したとされる事案

※ 独立行政法人製品評価技術基盤機構  高齢者の製品事故にご注意ください -介護ベッド、電動車いす、温水洗浄便座-

住宅を傷め、喘息などの原因にも!「結露」を防いで、冬を乗り切る2つのポイント

冬になると窓にできる結露。子どもが字を書いたり絵を描いたりして、楽しんだりしますよね。

でもこの結露、放っておくと建物が傷み、カビやダニによるぜん息やアレルギーなどの健康被害をもたらすことも!

今回は、冬の風物詩(?)結露と、その対策ついてのお話しです。

 

■熱を完全にカットすれば、「結露」は防げる

RISM / PIXTA(ピクスタ)

結露はどうしてできるかご存知ですか?

コップに氷を入れた水を入れると、コップの外にたくさんの水滴が付きます。

これが結露です。

温かいものと冷たいものの温度差により、空気が抱えきれなくなった水分が結露となって現れるのです。

つまり温度差がなくなれば、結露はおきません。

shutswis / PIXTA(ピクスタ)

たとえば、サーモスなどのマグボトルに、温かい飲み物や冷たい飲み物を入れても、結露はおきません。

それはボトルの中に真空層という、熱を逃がさない断熱層があるためです。

同じように、住宅もきちんと熱が逃げないように断熱すればよいのです。

YNS / PIXTA(ピクスタ)

天井・壁・床には断熱材を、お饅頭の皮であんこをくるむように、継ぎ目なく施工します。

窓は樹脂サッシ枠と断熱ペアガラスにし、厚めのカーテンをコの字に巻きます。

カーテンレールには、発砲スチロールなどをはめ込み、カーテン上部の隙間を埋めます。

熱が逃げないよう、徹底して断熱することが大切です。

 

■断熱材は、湿気を通さない工夫が大切!

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

結露防止に大切なのは、断熱をすることなのですが、その施工の仕方にも注意しなければいけません。

一般的に壁や天井に使われる断熱材はロックウールやグラスウールといった繊維系の断熱材です。

この断熱材は湿気を吸いやすい特徴があるため、湿気を吸わないように、あらかじめビニールでパックして販売されています。

しかし湿気を完全に断つためには、防湿フィルムというビニールフィルムを、もう一枚

断熱材の上から 重ねて施工すると、結露にはたいへん有効です。

 

■平成15年以前の住宅には、24時間換気の設置も有効

yocamon / PIXTA(ピクスタ)

正しい断熱材の施工と防湿フィルムで、せっかく結露を防ごうとしても、窓を閉め切り、部屋の中を加湿すれば、あまり意味がありません。

天井や壁・床の、ありとあらゆる隙間から湿気は侵入していくからです。

しかし寒い冬は、窓を閉めて、お料理をしたり、水蒸気を発生する石油ストーブを炊きます。

またインフルエンザや風邪予防に加湿器も使うでしょう。

湿気を出さないようにすることはできませんよね。

ABC / PIXTA(ピクスタ)

そこで大切になってくるのが「24時間換気」です。

この24時間換気とは、名前の通り24時間365日一年中、換気扇を回して、家の中の空気を換気するシステムのことです。

このシステム、平成15年以降の建物には、法律により設置が義務付けられたのですが、それ以前の建物にはあまり設置されていません。

このシステムの素晴らしいところは、換気扇を回しておけば、2時間に1回、家の空気が入れ替わるように換気量が設計されているところです。

はる / PIXTA(ピクスタ)

 

 

一酸化炭素やシックハウスはもちろん、湿気も追い出してくれる優れモノなんです。

しかも電気代は、一年中つけっぱなしでも年間1,200円~4,000円程度と安いんです。

でも「換気」聞くと、せっかく温めた暖気が逃げて行ってしまう、と損した気持ちになりませんか?

寒さが気になる場合は「熱交換型」の24時間換気があります。

この換気扇は、排出する室内の暖かい空気の熱をキャッチして、その熱で、外の寒い空気を温めて室内にとり入れる優れモノ。

イニシャルコストは少し高くなりますが、熱の損失が最小限にできますよ。  

 

KY / PIXTA(ピクスタ)

 

いかがでしたか?

24時間換気は、サッシとトイレの換気扇を工夫すれば、意外と簡単に取り付けられます。

お近くの工務店に相談してみてください。

この冬は、家の断熱・換気性能を見直して、結露とおさらばしたいものですね。

(しかまのりこ)

 

 

寒い!でも閉めちゃダメ!健康を守り家の寿命を伸ばす「給気口」の正しい使い方

強い冬型の気圧配置が続く日本列島。

年末年始も真冬並みの寒さが予測されています。

寒さが厳しくなると、暖房が逃げてしまうようで、

つい閉めてしまいがちなのが、換気のための「給気口」。

でも、給気口を閉めてしまうといろいろと問題があること、ご存知でしょうか?

今回は、家の性能に大きく関わる給気口の正しい使い方と、

寒さを和らげる対策についてのお話です。

 

■「給気口」は、人と住宅の健康のために設置されている

スムース / PIXTA(ピクスタ)

最近の住宅は、工法にかかわらず「高断熱・高気密」の住宅が主流となってきています。

しかし断熱・気密性が高くなると、塗料や家具に含まれた化学物質や生活臭、

また水蒸気などの湿気が部屋にこもり、

「シックハウス症候群」やカビ・ダニによるアレルギーなど、

多くの健康被害と結露をおこします。

また石油ファンヒーターなどで暖房を行う場合は、

一酸化炭素などの有害物質も発生します。

そこで、換気を良くして健康被害や結露を予防するために設置されたのが

「24時間換気」と「給気口(排気口)」です。

ABC / PIXTA(ピクスタ)

名前の通り、24時間換気扇を回し続けることにより、

約2時間で部屋の空気がすべて入れ替わるように換気設計されています。

平成15年7月1日以降に確認済証が下りた新築住宅には、

この24時間換気システムの設置が法律で義務化されており、

給気口は「常時開けておくこと」とされています。

 

■給気口から逃げる熱は、窓から逃げる熱のわずか1/4だけ

Aozorairo / PIXTA(ピクスタ)

人と住宅の健康のために設置されている給気口。

でも冬になると、換気のための給気口から、寒い外の空気が入ってきますよね。

せっかく暖めた暖房が、換気で逃げていく気がしませんか?

でも、換気で熱が逃げる割合は全体の約15%で、

窓から逃げる熱の割合(58%)の1/4程度です。

一般社団法人  日本建材・住宅設備産業協会HPより

給気口を開けて換気しても、熱の損失は思ったよりも少なく、

実際の室温はあまり下がっていないのです。

給気口からの冷たい風のせいで体感温度(人が肌で感じる感覚的な温度)が下がり、

実際よりも寒く感じているだけなのです。

 

■各部屋の給気口は必ず開けて、寒さ対策には窓の断熱を!

Aozorairo / PIXTA(ピクスタ)

また、給気口を閉めたまま24時間換気を作動し続けると、

室内が負圧になり、サッシや玄関などが開けにくいなどの問題がおきます。

入ってくる空気が少ないのに、換気扇は部屋の空気を吸い続けるので、

モーターにも過剰な負荷がかかります。

換気扇の状態をたとえて言うなら、

マックシェイクを一生懸命吸っている感じでしょうか? 疲れますよね。

anfisakameneva / PIXTA(ピクスタ)

このようなトラブルを防ぐためにも、給気口は必ず開けて、

24時間換気システムを正常に作動させてください。

室内の寒さ対策には、熱がもっとも逃げる窓の断熱を徹底してみることをオススメします。

UYORI / PIXTA(ピクスタ)

簡単にできる方法としては、厚めの断熱カーテンを天井付近から床まで、

窓の大きさよりも大きめに取り付けると効果的です。


 

いかがでしたか?

寒い冬になると、給気口を閉めてしまうご家庭も多いと思います。

しかし給気口を閉めてしまうと、化学物質や湿気が室内から追い出されず、

深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

家族の健康のためにも、給気口は必ず開けたままにして、冬を過ごしてくださいね。

(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 一般社団法人  日本建材・住宅設備産業協会

 

 

受験シーズン到来!子どもを合格させるために親が家ですべきポイント3つ

受験シーズン到来!子どもを合格させるために親が家ですべきポイント3つ

 

 

 

今年ももうすぐ終わり。いよいよ新年を迎えます。

年が明けると、いよいよ受験シーズン突入ですね。

受験生にとっては、泣いても笑っても勝負の時はやってきます。

今は国立大学に通う筆者の娘も、中学受験を経験して、その大変さを痛感しました。

今回は、受験時期の体調管理のために、親ができる住まいのポイントについてのお話しです。

 

ポイント1:「湿度管理」風邪をひかせないように室内は必ず湿度は50%以上に!

 

 

HIRO / PIXTA

 

体調管理をベストに保つためには、やはり子どもに風邪をひかせないことです。

手洗いやうがいは基本ですが、ほかにはお部屋の湿度管理が大切です。

冬は乾燥している上に、暖房が加わるため、空気がさらに乾燥します。

空気が乾燥すると、のどの粘膜を痛めるため、ウイルスが体内に入り炎症をおこし、風邪をひきやすくなります。

加湿器や濡れたタオルなどを上手に使い、湿度は50%以上になるようにして部屋の乾燥を防ぎましょう。

 

 

Graphs / PIXTA

 

また汚れた空気は、からだによくありません。

2時間に1回程度は、窓をあけて、部屋の空気を取り換えましょう。

 

ポイント2:「温度管理」脳が一番活発に働くのは18℃程度!

 

 

Graphs / PIXTA

 

頭は寒く、足は暖かくしておくこと、いわゆる「頭寒足熱」は健康に良い状態とされる、古くからの知恵です。

実際、人間の脳は、快適といわれる温度より少し低い温度のほうが、活発に働きます。

一般的室温の設定温度は、冬は20℃。

ですから、脳が活発に働く温度は、それより少し低い18℃程度となります。

また、この温度設定のみでは、からだが寒く感じます。

 

 

またまるみすず / PIXTA

 

頭寒足熱のように、足元はタオルケットや毛布をかけたり、湯たんぽやカイロを使い、足を温めましょう

こうすることで、効率よく勉強をすることができます。

ちなみにわが家では、室温を18℃に設定し、ひざ掛けとタオルに巻いた湯たんぽで、足を温めていましたよ。

 

ポイント3:「睡眠管理」試験は午前中。早寝早起きにして朝型学習に転換を!

 

 

Rina / PIXTA

 

最後に大切なのは、睡眠管理です。

良い睡眠をとるためには、夕飯の時間から管理しましょう。

まず、胃腸が動いている状態で眠らないために、食事は就寝2時間前にはすませましょう

入浴は、就寝1時間前までにすませておくのがベストです。

入浴によって温まった体温が、徐々に下がることにより、自然な眠気を呼び起こします。

また、ぐっすり眠るために、寝室の環境を整えましょう。

 

 

 

Nyankees / PIXTA

 

眠る際は電気を消して、部屋を暗くすることが大切です。

すこしでも光を浴びると、脳は活動する準備を始めてしまいます。

街頭など外からの光は、遮光カーテンや雨戸などを利用して遮断しましょう。

寝室の温度が高いと、寝汗をかくなど、睡眠中に目覚めてしまう可能性があります。

寝室の温度は、18度前後、湿度は50%から60%に設定し、寝室の環境を整えてください。

 

 

 

YsPhoto / PIXTA

 

試験は午前中です。

夜型学習だったお子さんも、早寝早起きにして朝型学習に転換しましょう。

筆者の娘は受験前のこの時期、夜の7時に夕食、夜の10時に就寝し、朝の5時に起きて勉強していました

就寝時間があっという間に来るので、慣れるまでは大変ですが、

上手に環境を整えてあげれば、子どもは一人でできるようになっていきますよ。

 

いかがでしたか?

今まで頑張ってきた実力を100%発揮する最後のつめは、なんといっても体調管理です。

そのためにも住まいの環境を整え、大切なわが子のお受験を、応援してあげてください。

2018年の春が、みんなの笑顔になるといいですね。

(しかま のりこ)

不慮の事故死が最も多いのは…「自宅」!家庭内事故を防ぐ8つのポイント

家庭内での事故がきっかけで亡くなる人は、年間約14,000人で、交通事故死者数約5,000人の2倍以上になっています。

そこで、前回は「転倒や転落」「溺死・溺水」など、家庭内事故の実態について、お話しいたしました。

今回は、身近で危険な家庭内事故の対応策について、お話しいたします。

 

■家庭内事故を防ぐ8つのチェックポイント

しげぱぱ / PIXTA

「転倒・転落」や「不慮の溺死・溺水」といった、家庭内事故は、家のつくりや暮らし方が原因になっているものも多くあります。

家の中や暮らし方を工夫することで家庭内事故を防げるよう、8つのポイントに分けて対応策をまとめてみました。

 

【チェックポイント1:階段】

YNS / PIXTA

階段に手すりはありますか? 手すりに、ぐらつきはありませんか?

階段には頑丈な手すりを、床面には足を滑らせないよう、滑り止めをつけましょう

 

【チェックポイント2:カーペット】

SasinP / PIXTA

床に敷いてあるカーペットなどの端がめくれて、つまずきやすくなっていませんか?

端がめくれてしまったカーペットはつまずきやすいので、新しいものに取り換えましょう。

とくに高齢者は、転倒による骨折から寝たきりになることが多いので、注意が必要です。

 

【チェックポイント3:配線コード】

Noriko / PIXTA

ごちゃついた電気の配線コードなどが、床にたくさんありませんか?

配線コードは足をひっかけやすく、転倒につながります。

ゴムやひもなどでまとめて、壁や家具に簡易固定しましょう。

 

【チェックポイント4:ベランダ、バルコニー】

zeroism / PIXTA

ベランダ・バルコニーに、足がかりとなる物を置いていませんか?

足がかりとなる物があると、それを踏み台にして、手すりから落下する危険があります。

とくに小さいお子さんのいるご家庭では、

ベランダやバルコニーになるべく物を置かないようにしましょう。

 

【チェックポイント5:水まわり】

天空のジュピター / PIXTA

廊下やトイレ、洗面浴室は寒くありませんか?

窓などの開口部は、断熱カーテンや断熱フィルム・スタイロフォームなどの断熱材を貼り、窓から熱が逃げるのを防ぎましょう。

浴室は熱めのシャワーで浴槽にお湯を張ると、湯気で浴室の温度が上がり、ヒートショックの危険を防いでくれます。

 

【チェックポイント6:火災報知器】

alexlmx / PIXTA

火災報知器は、台所、寝室、階段、LDK、書斎などの個室に設置されていますか?

火災報知器は、火災の初期消火を可能にするだけでなく、火災による逃げ遅れも防いでくれます。

 

【チェックポイント7:電球、ストーブ】

cozy / PIXTA

電球やストーブなどの熱源のそばに、物を置いていませんか?

天井に埋め込まれたダウンライトの熱でも、近くに物があれば発火します。

熱源のそばに物を置かないようにしましょう。

 

 

【チェックポイント8:塀、擁壁、木】
 

no.7 / PIXTA


 

壊れそうな塀や擁壁(ようへき)、倒れそうな木はありませんか?

地震などで塀や擁壁、木が倒れると、家族はもちろん、通行人にも危険が及びます。

自宅の塀や擁壁、木などは適宜、点検・補修することが大切です。



 

いかがでしたか?

せっかくのマイホームで、悲しい事故が起こるのは、何としてでも避けたいものです。

そのためにも、日頃から自宅の安全をチェックしておくことは欠かせません。

年末の大掃除と合わせて、自宅の危険個所を総チェックしてみてはいかがでしょうか?


(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 厚生労働省/人口動態調査

 

 

交通事故よりも多い!不慮の事故死が最も多いのは「自宅」って本当?

家庭内で起きる事故と聞いて、何を連想しますか?

火災や地震など、天災が原因の家庭内事故が多い?と感じている方は多いと思います。

しかし、年間におきる家庭内事故は、家庭内での転倒や転落など身近な原因が多く、

その死亡者数は、交通事故による死亡者数より多いのです。

今回は、身近で危険な「家庭内事故の実態」についてお話しいたします。

 

■不慮の事故死が最も多い現場は「自宅」だった!

asante / PIXTA




厚生労働省がまとめている「人口動態統計」によると、

平成27年の1年間に交通事故などの「不慮の事故」で亡くなった方は約38,000人。


 

 




その内訳は「不慮の窒息」が24.4%と最多。
 

ついで「転倒・転落」20.9%「不慮の溺死・溺水」19.5%「交通事故」14.7%と続きます。



 





一方、「交通事故」以外の不慮の事故が、起こる場所として「家や庭」が42.7%と最も多く

その家庭内事故の多さに驚かされます。

 

■家庭内で起きる事故は、“家のつくり”や“暮らし方”が原因?


家庭内事故の主な内訳としては、以下のものがあります。

  • 食べ物をのどに詰まらせる
  • おう吐物で窒息する
  • 異物を飲み込む
  • 階段から転落する
  • ベランダから転落する
  • 段差につまずき転倒する
  • 浴槽内で溺死する
  • 家の中の温度差で、ヒートショックを起こす
  • 火傷をする



このように“家のつくり”や“暮らし方”が、原因になっているものも多くあります。

古民家などの古い住宅の階段は、手すりのないものや手すりが傷んで壊れやすくなっているものも多く、

階段から転落する原因となっています。

また、脚の弱くなっている高齢者にとっては、カーペットなどの小さな段差でもつまずきやすく、転倒し骨折など事故の原因となります。
高齢者の骨折は寝たきりになる原因でもあるので、注意が必要です。

 

Caito / PIXTA

 

そのほか、日本の多くの住宅は、家の断熱性能が良くないため、リビングや個室、洗面室・浴室・トイレなど、

自宅内での温度差が生じやすく「ヒートショック」など、心臓に負担をかけやすい原因をつくっています。

ヒートショックとは、温度の急激な変化による血圧の急上昇や急下降、脈拍の変動などが、体に及ぼす悪影響のことです。

特に12月から1月の寒い季節では、入浴前後や入浴中、トイレへの移動や使用中に心肺停止をきたす人の数が激増します。

ヒートショックは、失神やめまいが起こし、浴槽でケガをしたり、おぼれて死亡するなどの事故を引き起こしやすく、

 

特に高齢者や、高血圧、糖尿病、肥満、動脈硬化症などの疾患をもつ人は、注意が必要です。

 

Akari / PIXTA(ピクスタ)

 

屋外については、鉢植えや屋内に収納できないものをベランダやバルコニー置く家庭も多く、

それを足がかりとした幼児の転落事故が増えています。

 

いかがでしたか?

身近に起こる家庭内事故の実態を、理解していただいたけたかと思います。

次回は、この家庭内事故や、事故につながる危険個所への対応策についてお話しいたします。

(しかまのりこ)

【参考】

※ 厚生労働省/人口動態調査

(挿入したグラフは、H27年人口動態調査をもとに、筆者が作成したものです

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

家賃収入でお小遣いUP!失敗しない不動産投資のポイント

突然ですが、今のお小遣いに満足していますか?

「あと1万円でも、お小遣いがUPしたら・・・」という願望は、よっぽどのお金持ちでない限り、誰もが思うことだと思います。

今回は、少しの投資で、毎月2万円のお小遣いを得た実例をもとに、不動産投資の一つの方法についてお話しいたします。

 

不動産投資の最大リスクは、空き家と修繕費

 

不動産投資には、さまざまなリスクがあります。

しかし、リスクが明らかということは、対策法も建てられます。

 

「ローン破たんのリスク」は、無理なく買える物件を購入すれば問題ありません。

また「居住者からのクレーム対応」「賃料の滞納」などのリスクは、管理保証会社に委託すれば解決します。これらのリスクは、あらかじめ自分で避けることが可能なものです。

いっぽう、自分では避けることが難しいリスクに「購入した物件が大幅に下がる」「修繕コストがかかる」「空き家」リスクなどがあります。

「購入した物件が大幅に下がる」リスクとは、一般的には、大きな欠陥などが見つかり、建物自体の価格が下がることです。構造的な問題があり、建物が傾きでもしたら資産価値はさがり、売却は難しいでしょう。

また「修繕コストがかかる」リスクは、給湯器や換気機器、給排水などの配管の施工不良、老朽化による建物の修繕費用がかかるリスクのことです。

「空き家」リスクとは、もじ通り、住まいの借り手が見つからないことです。

しかし、この「購入した物件が大幅に下がる」「修繕コストがかかる」「空き家」リスクは、質の良い建物を購入すれば、避けられるものなのです。

 

つぎに、当事務所がコンサルタントしました、N様の実例をもとに解説いたします。

 

ポイント① 修繕コストのかからない、優良物件を購入する

 

N様が、不動産投資のために購入した物件の概要は、以下の通りです。

 

投資物件を探す場合、最初にすることは立地探しです。

目的によって、立地は変わってきますが、「単身者が遅くまで仕事をしている」「ファミリー層が暮らしていない」という条件で、日本橋を提案させていただきました。

つぎに「予算」です。

予算は「頭金+借入金」ですが、頭金は貯金から、また借入金は家賃で返済するよう、おおまかに計算します。家賃は相場よりも低い金額で、計算しておきます。

「予算」がある程度決まったら、次にすることは「優良な物件」を探すことです。

ここで注意することですが、高額であれば「優良な物件」ということではありません。

雨漏りや構造的な欠陥がなく、設備も含め、修繕コストのかからない優良物件を探します。

これは建築の専門家に依頼しないと、難しいところです。

 

ポイント② 空き家にしないため、家賃は相場家賃より安く設定する

 

購入物件が決まれば、最後に「家賃」を調整します。

N様が、今から7年前に、中古で購入した日本橋のワンルームマンションは、新築当時は2250万円でした。

新築時の家賃は10万円だったようですが、築7年となり、家賃を9.5万円に下げても空き家状態で売られていました。

そこで、N様のお部屋の入居率を100%にするため、家賃を周辺相場より1割さげて8.5万円に設定し、家賃から管理手数料などを引いた収入で借入金を返せるように、借入金額を調整しました。

家賃を相場から下げることは、効果絶大で、購入から7年たった現在まで、実質入居率(入居者の引越し期間を除いた入居率)は100%となっています。また、家賃収入は8.5万円で、借入金や管理費を差し引いた実質の収入は2万円です。

ちょっとしたお小遣いですよね!

 

 

いかがでしたか?

不動産投資には、他にもいろいろな方法があります。

しかし、利回りや値上がり益・節税などのため、無理な投資を行えば、破たんのリスクがあります。

無理ない借り入れと、建物に対するリスクを回避し、空き家リスクをなくせば、

不動産投資は最も堅実な投資方法となるのではないでしょうか。

 

(しかまのりこ)


 

免震、耐震、マンション、一戸建て…地震に強い「家」は、ズバリどれ?

家を購入する際に、あなたは何を重視しますか?

交通の利便性や、環境、広さや間取りなど、いろいろあると思いますが、地震大国日本に住む以上、「地震に対する強さ」が気になる方も多いと思います。

しかし「震度7に耐えた家」「○○工法の、地震に強い家」など、たくさんの宣伝文句がある中で、「結局どれが一番強いのかしら?」と疑問になりませんか?

今回は、「地震に強い家」を判断するためのポイントをご紹介いたします。


 

■地震による建物の倒壊は、死につながる!

 

地震による死亡原因は、地震のタイプにより変わります。

関東大震災では「火災による焼死」、東日本大震災では「津波による溺死」が多く、また阪神・淡路大震災では、「建物の倒壊などによる圧死」が8割でした。

「津波」や「火災」は、個々の努力では防げません。

しかし、建物の倒壊などは、家屋の耐震性強化と家具転倒防止などの対策を取ることにより、防ぐことが可能です。

つまり、「建物の倒壊などによる圧死」は、個々の対策で、減らすことができるのです

 

 

■1981年以降の新耐震で建てた建物でも、8%程度が倒壊

1995年1月におきた阪神・淡路大震災では、震度6の揺れで、約10万5,000棟の家が全倒壊しました。

 

このうち「1981年(昭和56年)以降の新耐震で建てた建物」も8%程度倒壊しています。

この結果を受け、2000年に木造建物に関する建築基準法が一部改正され、さらに頑丈な建物になりました。

 

この基準は、一般的に新・新耐震基準と呼ばれています。

しかし、20164月に発生した熊本地震では、この「2000年以降の新・新耐震基準の建物」も、2%と少数ですが倒壊しました。

つまり、現在の建築基準法による建物では、巨大地震に対する備えは必ずしも十分でないということがうかがえます。




■第三者が認める「地震への強さ」がポイント!

 

chombosan / PIXTA(ピクスタ)

 

そこでマンション業者・ハウスメーカーは、現在の建築基準法よりも耐震性を増した「地震に強い家」を、独自に研究・開発しています。

「震度7に耐えた家」「○○工法の、地震に強い家」など、たくさんの商品がありますね。

しかし、どの文言も「自称」であり、客観的なものではありません。

そこで、公的で客観的な物差しとなるものが、国が進める住宅性能評価制度(住宅性能評価)の「耐震等級」です。

この耐震等級とは、第三者の評価機関が認める「地震への強さ」をあらわしたものです。

耐震等級には1から3まであり、「耐震等級3」が地震に一番強い建物ということです(詳しくはこちら)。

 

: KY / PIXTA(ピクスタ)

 

また、「免震構造」は、評価方法は全く異なりますが、耐震等級3と同等の強さに位置づけされています。

この住宅性能評価による耐震等級と、住宅の建築された時期を組み合わせて考えることが、「地震に強い家」を、簡単に診断するためのポイントとなります。

地盤の条件は考慮せずに、「地震に強い家」を順番に並べてみると、以下のようになります。

あなたの家は、どこに該当するでしょうか?



いかがでしたか?

巨大地震は、マイホームの倒壊はもちろんですが、尊い命までも一瞬にして奪ってしまいます。

来るべき巨大地震で、大切な家族の命を落とさないためにも、「地震に強い家」を選ぶ、または耐震改修して住むことをおすすめします。

(しかまのりこ)

【参考】

※ 国土交通省 熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会

※ 消防庁 阪神・淡路大震災について

※ 内閣府 住宅等の耐震化の推進について

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