インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

HOMEブログページ ≫ 週末できる!手軽なリビングの模様替えベスト4 ≫

週末できる!手軽なリビングの模様替えベスト4

 

自粛生活やテレワークにより、自宅にこもりがち。そんな人の気分転換には、リビングの模様替えがおすすめです。

失敗せずに、居心地よい部屋にしたいなら、家具のレイアウトが大切。
今回は、理想のリビングのつくり方で、とても手軽な4つの方法をご紹介いたします。
 

1.絵や観葉植物をプラスするだけでも、リフレッシュできる
 

l2_コピー


こちらは、9畳のリビングダイニング(以下、LD)の間取りの様子です。レイアウトしている家具のサイズは以下を想定。

  • ソファ…幅180㎝×奥行80㎝×高さ75㎝
  • リビングテーブル…幅135㎝×奥行75㎝×高さ40㎝
  • TVボード…幅153㎝×奥行45㎝×高さ34㎝
  • TV…液晶50インチ
  • チェスト…幅90㎝×奥行35㎝×高さ77㎝
  • ダイニングテーブル…幅150㎝×奥行90㎝×高さ67㎝
  • ダイニングチェア…幅48㎝×奥行55㎝×高さ79㎝

広くないLDに対して、少しゆったり目の家具を置いているイメージです。
 

模様替えで、いちばん簡単な方法は、絵や観葉植物などのインテリアを部屋にプラスすることです。
 

l6_コピー

アフター

整理ボックスが置いてあるチェストの上に絵や雑貨を飾ります。
またTVボードとチェストは隣接して置かないで、少し空間を開け、その空間に、観葉植物をプラスすると、さらに素敵に!

絵や観葉植物をインテリアとしてプラスするだけで、おしゃれな部屋に模様替えできます。


 

2.ダイニングテーブルの位置を変えて、無駄な動線をスッキリさせる

 

部屋の雰囲気を、さらに変えたい場合は、ダイニングテーブルの位置を変えてみるのもよい方法です。
 

l13_コピー

アフター

上図のように、ダイニングテーブルとチェストの位置を入れ替えてみます。

ダイニングテーブルは壁に付けることで、無駄な動線を省くこともできます。

またキッチンカウンター下にチェストを置くことで、デッドスペース(何にも使われていない空間)を収納空間として有効に使えます。
 

3.存在感のあるソファの位置を変えるとLDの印象が変わる

 

ソファは、その大きさから、リビングに置いて存在感の大きい家具です。
そこで、部屋の雰囲気を変えたい場合は、ソファの位置を変えてみるのも方法のひとつです。
 

l9_コピー

アフター

上図のように、TVとソファの位置を入れ替えてみます。
もしTVアンテナが、入れ替えた場所にない場合は、ゲーム機やDVDデッキを経由した、インターネット利用でのTV視聴方法を検討してみてください。
 

4.仕事しやすく、片付くように収納を増やす模様替えもおすすめ

 

片付かないリビングに悩んでいる人には、収納を増やす模様替え方法もおおすすめです。

l18_コピー

アフター

上図のように、キッチンカウンター下のデッドスペース(何にも使われていない空間)に、ニトリや無印良品で売られているような収納家具をプラスします。

ダイニングテーブルはソファに隣接してレイアウトし、リビングテーブルはサイドテーブルなどの小さなものに変えます。
また、チェストは邪魔にならないように、バルコニーへの動線上に配置します。
 

l17_コピー


ダイニング側に収納が増えたことで、散らかりやすいものの収納場所ができるようになります。

 

ソファでくつろいでいるときは、収納が背中にあるので目に入りません。

 



収納は増えましたが、LDの狭さは感じられません。リビングスペースもスッキリしました。

長期化する自粛生活の中、「おうち時間」を前向きに楽しむためにも、リビングの模様替えにトライして、スッキリ気分転換を図ってみてください。


 


 

2020年08月12日 23:25