インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

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勉強ができる子どもの部屋から学ぶ~勉強に集中できる子ども部屋つくりのコツ

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「子どもが勉強しない」
「勉強していても、すぐ飽きてスマホをいじりだす」

という悩みは、おそらく全国の親が持つ共通ではないでしょうか?
子どもが勉強をしないのは、勉強に集中できる環境に、部屋が整っていないから・・・つまり改善できる点も多いのです。

当事務所では、国立医学部に現役や推薦入学した学生にアンケートをとり、リビング学習や子ども部屋など学習環境について調査しました。
その結果、「勉強に集中」できる部屋には、いくつかの工夫や共通点が見られました。

教育雑誌「アエラウイズキッズ」(朝日新聞出版社)に掲載されました「学習環境の整え方~モノの配置や選び方で、集中力は格段にアップ!」の一部を
動画にしましたので、ぜひチェックしてみてください。

「親がついやってしまうNG!学習環境(前編)」
https://youtu.be/ZgOFpTpjbMQ


「親がついやってしまうNG!学習環境(後編)」
https://youtu.be/Y9d8tnia8L0



幼児~小学生のお子様のいらっしゃるご家庭にむけた学研の子育て情報誌「こそだてマップ」でも、リビング学習や子供部屋の作り方などについて解説していますので、よかったらご覧くださいませ。

「学習に集中しやすい子ども部屋をつくろう!【学習環境 後編】」
https://kosodatemap.gakken.jp/learning/education/14731/

「低学年ママ必見!リビング学習で集中力を高める方法とは?【学習環境 前編】」
https://kosodatemap.gakken.jp/learning/education/14671/

2024年04月10日 10:07

間仕切り収納のススメ

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間仕切り収納とは、お部屋や空間を区切るための収納方法のことです。シンプルに収納を増やすことが出来るだけでなく、効果的に空間を分けることができます。
今回はマンション10畳リビングに間仕切り収納を置いた家具レイアウトをご紹介します。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 

今回のご相談

最近のマンションでは、広々としたLDKを売りにする物件が多いのではないでしょうか。
内見に行き、広い窓からまばゆいばかりに日が差し、広々としたLDKでご家族でゆったり過ごす空間、お子様が懸命にリビング学習に勤しむ空間、ご自身が一人思いにふける空間なんかを想像しながら、不動産営業マンにヨイショされてしまっては、勢い余って契約してしまうかもしれません。
しかしながらいざ入居して家具を置こうとなると、このように広々としたLDKって実は壁が少なく家具が置きにくいのです。。。更には収納が少ない物件も実は多いのです。。。
 

間仕切り収納の効果的な配置方法

ということで今回ご相談に来られたお客様のマンション10畳リビングへの、間仕切り収納の効果的な配置方法、を考えてみましょう。
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間仕切り収納に限らず、空間分けはとても重要です。
今回は、左側にドアがある通路、真ん中に食事をするダイニング、右側にくつろぐリビング、と3つの空間に分類しています。

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先ほどの空間分けから、間仕切り位置を決めてあげます。
「動」空間と「静」空間のあいだに間仕切り収納を置くことで、落ち着いたダイニング・リビング空間をつくることが出来ます。


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間仕切り位置に収納家具を置いてあげます。
片側だけですともったいないので、両面に配置してあげて収納量を確保しましょう。
どのようなご家庭でも収納量の確保はとても重要ですよね。

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今回のお客様は、ダイニングテーブルでのリビング学習やテレワークスペースがほしいとのご要望でしたので、学習用品や仕事用品が取り出しやすいよう、収納のすぐ横にダイニングテーブルを配置しました。


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間仕切り収納で、「動」空間と「静」空間を間仕切りました。
ダイニングとリビングの空間分け、観葉植物やポスターなどのちょっとしたアクセントもおすすめです。
 
最後の各部屋の様子も見てみましょう。
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広々としたLDKでご家族でゆったり過ごす空間、お子様が懸命にリビング学習に勤しむ空間、ご自身が一人思いにふける空間が、より鮮明にイメージできるのではないでしょうか。
 
ちなみに少し宣伝になりますが、更に収納を増やしたいという方には、こちらのダイニングテーブル(millefeuille/ミルフィーユ)をおススメ致します。よろしければご覧になってみてください。
 
如何でしたでしょうか。
当事務所では、マンション/LDK/リビング学習/子ども部屋などの事例が多数ございます。
少しでもご参考になれば幸いです。

 
2024年02月25日 16:22

収納付きダイニングテーブル  ~millefeuille ミルフィーユ~

ミルフィーユ_web用POP_240126_02
ダイニングテーブルが「物置」状態の方必見!
どんどん片付く魔法のダイニングテーブル新発売!



ダイニングテーブルが「物置」状態になっていませんか?

「ああ~そうそう・・・」とへこまれた方

ご安心くださいませ、みなさまほぼ同じ状態です。。


部屋づくりや家具配置相談をしてますと、
子育て世代に限らず多くの方がモノであふれたリビングダイニングにヘキヘキしていらっしゃいます。

モノが散らかる原因としてはモノが多すぎることも一つの要因ですが
同じく収納が少ないことも挙げられます。
しかしリビングダイニングという家具られたスペースに容易に家具は増やせませんよね?

そこで開発されたのが、、、




収納付きダイニングテーブル
millefeuille ミルフィーユ
~ Designed with Function ~




名前の通り、ダイニングテーブルに大容量の収納機能が付いたものです。

今までのダイニングテーブルは収納がないものがスタンダードでしたが、
ミルフィーユはカラーボックス2個分の収納量があります。
眼鏡・薬・血圧計・A4ファイル・雑誌・新聞・ノートパソコン・お箸などのカトラリー・布巾・TVやエアコンのリモコン・ティッシュケースはもちろん
テーブルサイドに引っ掛け棒があるので、コロコロなどの掃除用品も下げられますし、トートバッグやランドセルもかけられます。

すごくないですか?

このテーブルがあればテーブルの上はいつも片付いた状態でいられますね!!つまりお部屋がどんどん片づくんです♡

このテーブルは「ゆりかごから墓場まで・・・?」ではありませんが赤ちゃんからお年寄りまで
一生使えるように丈夫な無垢材でできています。また自然素材にこだわり植物オイルで仕上げており環境にも配慮したテーブルになっています。
国内の工場で一つ一つ丁寧につくられる完全受注生産品です。
また私の家具配置アドバイス付きですので
「きちんと配置できるかしら?」
「今使っている椅子はそのままテーブルだけ買い替えたいけれど、イスにサイズが合うかしら?」
などの不安がある方もご安心くださいませ。責任をもってアドバイスさせて頂きます。

「ミルフィーユ」はお菓子の名前に由来しています。
~テーブルを囲む家族がお菓子を食べた時のように笑顔になるように~という思いでデザイン作成し名付けたものです。
販売価格は25万円(税抜き)※プロによる家具配置アドバイス付き

ダイニングテーブルの買い替えはもちろん
出産祝いや新築祝いにいかがでしょうか?

皆様のご注文お待ちしております。ご注文はこちらから
2024年01月20日 14:40

リビング隣の仕事部屋 ~子供の成長別~

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リビングに隣接した洋室、皆さん如何されていますか?
リビングダイニングとして広く使う、リビング学習スペースにする、子ども部屋にする、趣味の部屋にする、収納部屋にする、寝室にする、など様々な選択肢があるかと思いますが、今回は仕事部屋にした場合のインテリア事例をご紹介します。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 
ご相談に来られたお客様は、5歳のお嬢様がいらっしゃる3人家族で、3LDKマンションをご購入され、家族と一緒にいながら仕事が出来る部屋をつくりたいと、当事務所へご相談に来られました。
ちなみにこちらのお客様、お嬢様の子ども部屋は前回記事『グレー×ピンク 女の子の部屋インテリア』でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください。
 

~子ども就学前~

家族と一緒にいながら仕事が出来る部屋をつくりたいとのご要望から、リビング隣の洋室に仕事部屋を設置しています。
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現在はお子様が5歳ですので仕事部屋に子どもの遊び場を併設しました。
仕事には集中しきれないかもしれませんが、お子様が遊んでいる横でお仕事するのも良いのではないでしょうか。
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リビング隣の洋室にお子様の遊び場をつくることで、ダイニングからもお子様の様子が分かります。
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当然リビングからも感じ取ることが出来て安心ですね。
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ちなみにリビングはTVボード、ソファ、ラグを配置し、くつろげるスペースとしています。どうしてもお子様が小さいうちはくつごぎスペースがつぶれてしまいがちですが、リビング隣の洋室にお子様の遊び場をつくることで、こちらのスペースにゆとりを持つことが出来ますね。
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使用した家具もご紹介させて頂きます。
IKEA/デスク、楽天/ワークチェア、東リ/円形ラグ、Kidzoo/テーブルセット
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~子ども就学後~

続いて、お子様が就学されて小学生から中学生ぐらいまでの時期についても見ていきましょう。現在はお子様が5歳ですが、ある程度先を見据えて家具配置を考えてあげることが重要です。
子ども就学前と同様に、リビング隣の洋室を仕事部屋としていますが、どのように変わったか見ていきましょう。
 

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お子様と向き合いながら、お子様は勉強、ご自身はお仕事、と机を向かい合わせた家具配置としました。お子様の様子が分かるのはもちろんですが、ふとした会話を楽しんだり、お子様に仕事をしている姿を見せてあげられるのは、お子様の将来にとって役立ちそうですね。
また、こちらのお客様はお子様の寝室が1部屋あります(詳しくは、前回記事『グレー×ピンク 女の子の部屋インテリア』をご参照下さい)が、お勉強はこちらの洋室、寝る際は子ども部屋、といったように学寝分離、の考え方を取り入れています。
早ければ小学校高学年~中学校に上がると、ご自宅というより、塾や図書館などで勉強する機会が増えますので、皆さんも小学校低学年のうちは学寝分離の考え方を取り入れてみては如何でしょうか。

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もちろんお子様セットは要りませんので、シンプルに机と椅子のみ配置しています。
シンプル過ぎると行き詰ってしまいますので、ポスターや緑を置いてあげるのもポイントの一つです。

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ダイニングからも様子が分かりますね。ご自身のプレゼン前、お子様のテスト前などは扉を閉め切ってしまい、集中UPを図れます。
 
使用した家具の一例です。
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IKEA/デスク、楽天/ワークチェア、かなでもの/ポスター、IKEA/本棚
 

~子ども自立後~

遠い先と思われるかもしれませんが、お子様が自立した後も見越して家具配置を計画しましょう。子ども就学前、子ども就学後で使用していたデスクは、簡易的なものを使用することで、子どもが自立した後は他の部屋(例えば空き部屋となる子ども部屋など)で活用することが出来ます。
 
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お子さまのスペースは完全にいらなくなるので、ご自身だけの書斎としています。仕事の責任範囲も広がりますので、このぐらい広々とした空間でお仕事されてみては如何でしょうか。
 
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しかしながらあまり行き詰ってしまうのもよくないので、リラックスしたり集中力したり出来るよう、緑を置いてあげることも重要ですね。
 
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ダイニングからもお仕事の様子が分かりますので、お仕事一辺倒にならずにご家族との大切な会話もしっかり確保できるのではないでしょうか。
 
使用した家具の一例です。
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クラスティーナ/デスク、クラスティーナ/サイドチェスト、IKEA/ポスター、オフィスコム/チェア
 
最後に各部屋を比較してみましょう。
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お子様の成長は長いようで短いものではないでしょうか。住宅を購入する際にも将来を見据えて選ばれると思いますが、家具を購入する際にも同様にお子様の成長過程に合わせて使用出来るよう、将来を見据えた家具選定を推奨しております。
 
如何でしたでしょうか。
当事務所では、マンション/LDK/リビング学習/子ども部屋などの事例が多数ございます。
少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年10月08日 07:45

勉強に集中!子ども部屋の作り方

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マンションは利便性が高い一方、広さが限られておりどのように家具を置いたら良いか悩まれる方はかなり多くいらっしゃいます。
今回は、80㎡3LDKマンション住まい4人家族の事例を基に、お子様の学習スペースの家具配置例を紹介します。
 
前回投稿『壁が少なく家具が置きにくい間取り、どうする?』では、80㎡3LDKマンションにお住まいの4人家族の事例を基に、壁が少なく家具が置きにくい間取りへの家具の置き方、LDへのテレワークスペースの作り方、Unico・IKEA・無印など配置した家具をご紹介させて頂きました。
今回投稿では、お子様の学習スペースに触れながら、家具配置の事例をご紹介させて頂きます。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 

~その1~

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詳細の間取りは前回投稿『壁が少なく家具が置きにくい間取り、どうする?』をご参照頂ければと思うのですが、3.5畳と3畳の洋室に子ども部屋を配置しました。マンションでどうしても子ども部屋をつくりにくいですが、やはり子どもにとってはパーソナルスペースが確保されるのはとてもうれしいことだと思います。


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子ども部屋1(3.5畳)をご覧ください。
前回投稿でご紹介させて頂きましたが、扉が多く家具配置がしにくい間取りは、あえて扉をつぶしてしまって家具を置くスペースを作ってあげましょう。
 
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出し入れしやすいオープン収納家具はおすすめです。
LDは来客を考慮し中が見えない収納家具、寝室や子ども部屋は実用性を重視しオープン収納家具、といった区分けが良いでしょう。
 
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子ども部屋2(3畳)をご覧ください。
狭いマンションでは、高さ方向に空間を活用できるロフトベッドは重宝します。
但し、ロフトベッドは、動線に加えて、梁の位置、照明の位置、エアコンの位置は考慮した上で最適な位置を考えてあげましょう。
 
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突っ張り収納も有効ですね。
洋服やバッグ、小物を置くことが出来て、散らかりにくい部屋ができます。
 

~その2~

さて、ここまでは一般的な子ども部屋の作り方をご紹介させて頂きました。
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少し話が変わりますが、ご自身が子どもだったころを思い返してみてください。
なかなかご自分の部屋で勉強に集中できたという方は少ないのではないでしょうか。
当事務所では、寝るスペースと学習するスペースを分けた『学寝分離』の考え方を推奨しています。
 
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子ども共同寝室(3.5畳)と子ども共同学習(3畳)に分けています。
メリットは主に3点あります。
 
中の様子も見てみましょう。
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~その3~

最後に、配置した家具をご紹介させて頂きます。
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如何でしたでしょうか。
当事務所では、マンション子ども部屋の事例が多数ございます。
他の記事も是非参考にしてみてください。
プレジデントオンライン
「59平方メートルの2LDKで子ども3人の個室はつくれるか」一級建築士が知恵を絞りつくした結果
youtube

【子ども部屋が足りない!】2DKに子ども2人の専用スペースをどうつくる?
 
 
2023年09月09日 16:42

壁が少なく家具が置きにくい間取り、どうする?

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マンションなど壁が少ない間取りは、広々としていてとても魅力的ですよね。
しかしながら内見の際は魅力的でも、いざ住んでみると家具をどのように置いたらいいのか、、、と悩まれる方は意外と多くいらっしゃいます。
今回は80㎡3LDKマンションにお住まいの4人家族の事例をご紹介させて頂きます。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 
さてこちらは間取り図です。LDが広々としている3LDKの間取りですね。
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しかしながら扉が多く(つまり壁が少ない)、動線を確保しなければならないため、扉スペース付近に家具を配置することが出来ません。
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そんなときは思い切って、なくてもいい扉をつぶしてしまうことをおすすめしています。
はっきり言ってしまうと、マンションの間取りで、1部屋に対して2つの扉は多いですよね。
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このような形で家具を置くことが出来ます。
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扉をつぶして収納家具を置くことが出来ました。
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また、広いLDKは間仕切り家具を置くことで、動線を確保しつつも家具を置くことが出来ます。
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中の様子も見てみましょう。
今回のお客様はLDにテレワークスペースをつくりたいとのことでしたので、扉をつぶす、間仕切り家具を置くことで、いい感じのテレワークスペースをつくりました。
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最後に配置した家具をご紹介します。
人気家具のUnico、IKEA、無印良品を選びました。
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如何でしたでしょうか。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年09月05日 23:37

マンション子育て”部屋割り”どうする?

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マンションにお住まいの子育て世代で、部屋割りに悩まれている方は多いのではないでしょうか。食事スペースやくつろぎスペースは当然のこと、ご夫婦の部屋や子ども部屋の他、最近ではリビング学習スペースやテレワークなどの仕事スペースを考える必要があります。また、一回考えてお終いとはいかず、お子様の成長などライフスタイルの変化とともに、部屋割りや家具配置を変える必要が出てきます。
今回は60㎡マンションにお住まいの3人家族の事例をご紹介させて頂きます。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。よろしければ参考にしてみてください。
 
部屋割りや家具配置を考える際は、ご夫婦よりもお子様のライフスタイルの変化の方が激しいため、特殊な事情がない限り、“子供の成長”に合わせて部屋割りを考えてあげるのがベストです!
特に、幼少期は目の届くところで遊ばせながら、小学校に上がると宿題などリビング学習スペースが必要です。更に思春期になると勉強に加えて心の成長のためにも子ども部屋を与えてあげる必要も出てきます。
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では、くつろぎスペースを充実させたA-planの幼少期、小学校入学時、思春期以降の部屋割り・家具配置を見ていきましょう。
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模様替えアドバイザーの推奨している考え方である、『空間分け』の考え方で用途ごとにスペースを区切っていますね。
幼少期はリビングの隣に遊びスペースを設けていますが、小学校入学時以降はくつりぎスペースでテレビをご覧になったりご家族でゆっくりとした時間が楽しめそうですね。
仕事や学習スペースが少し狭いですが、ダイニングの椅子と組み合わせるなど上手にスペースを活用しています。
 
A-planのパース図と使用している家具もご紹介させて頂きます。
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続いて、仕事・学習スペースを充実させたB-planの幼少期、小学校入学時、思春期以降の部屋割り・家具配置を見ていきましょう。
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幼少期はA-planと変わりありませんが、小学校入学時以降、1部屋を丸ごと仕事・学習スペースにしています。お子さんと隣り合わせで仕事するというのもなかなか良いものではないでしょうか。
思春期以降は子ども部屋で学習し、仕事スペースを十分確保することが出来ますね。
 
B-planのパース図と使用している家具もご紹介させて頂きます。
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最後に子ども部屋と夫婦寝室を見てみましょう。
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如何でしたでしょうか。
マンション子育て世代の部屋割りは、”子どもの成長”に合わせて部屋割りを考えてあげることをおススメしています。
少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年09月01日 08:00

4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①

01_4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
都内マンションでの生活は、通勤や娯楽へのアクセスがよくとても便利ではありますが、その反面ご自宅の中はどうしても限られた空間になってしまうため、家具配置などのインテリアに悩む方は多くいらっしゃいます。まして子育て世代ともなると、お子様のリビング学習スペース、子ども部屋などの環境を整えてあげると、狭く感じる、なんか居心地が悪い、どうしてもものが散らかってしまうなど、当事務所にご相談に来られる方が後を絶ちません。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、
都内4LDK85㎡マンションに4人家族でお住いのお客様の家具配置プラン実例をもとに、快適なリビングダイニング空間の作り方として、重要なポイントを解説させて頂きます。
 
今回のテーマ.快適なリビングダイニング空間をつくる
今回のテーマ
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
 
全体図
全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
 
ポイント1.動線を確保しよう!
ポイント1.動線を確保しよう!
リビング扉からバルコニー、またリビングから各お部屋へ、などメインの動線をしっかり確保することが大切です。このメインの動線が曲がりくねってしまうと、移動としての生活動線だけでなく、掃除やお洗濯などの家事動線が悪くなってしまい、とてもストレスを感じる家具配置になってしまいます。
また、収納への動線もしっかり確保することも重要です。収納へ足が遠くと、どうしてもものを片付けるのがおっくうになり、散らかりやすいお部屋になってしまいます。
 
ポイント2.空間分けをしよう!
ポイント2.空間分けをしよう!
動線を確保したら、機能ごとに空間分けを行いましょう。今回は、食事やリビング学習を行うリビング空間、テレビや家族とゆっくりするダイニング空間、お子様のピアノや一人の読書を楽しむくつろぎ空間に分かれています。
また、各空間ごとに収納を確保しましょう。収納がバラバラに置かれていると、どうしても物が入り乱れ、片づけにくいし、ものを探しにくい空間になってしまいます。
 
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(1/2)
お部屋の中心は、リビング扉を開けて最初に目につく空間です。ここに背の高い家具を置いてしまうとかなり圧迫感を受け、狭く感じる空間となってしまいます。
背の低いソファや、背もたれのないスツールを活用してみては如何でしょうか。
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(2/2)
特にマンション子育て世代にはスツールはおススメです。過去の記事、『【マンション子育て世代必見】飽きの来ないおしゃれな家具を置こう』、もご覧になってみてください。
 
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間実例』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月11日 18:17

子どもの学習環境って、どうやって整えるの?低学年の子どもに適した学習環境のつくり方

新年度になり環境が変わりましたね。
小学生の子どもがいる家庭では、そろそろ子どもの「勉強」が気になりますよね?

わがやも野放し状態だった幼児期時代を卒業し、小学生からは、「自立と学習環境」を意識して部屋を整えました
まあ、整えたからと言って、必ず学力が上がり、自分のことは自分でできるようになるとは限りませんが
少なくとも親ができることは、しないよりした方が良いと思ってのことです。

とくに、小学生からは子育ての「核」みたいなもの
私も今となっては、子育てをもっとこうすればよかった!など後悔だらけですが
そんな子どもたち、いまでは専門職として立派な社会人になり
子育てはともかく、「部屋づくり」に関しては、失敗ではなかったと確信しております。

学習環境の具体的な整え方に関して詳しくはこちらをご覧ください 学研「低学年ママ必見!リビング学習で集中力を高める方法とは?【学習環境 前編】」

当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
詳しくはHPをご覧くださいませ。

 
2022年05月25日 10:31

勉強に集中できる環境づくりとは?

「賢い子ども」とか「東大生の使っていた文房具」とか
勉強のできる子どもは、いつもトレンドですよね?

そういうわたくしも、
「いやーこどもなんて、五体満足で、走り回っていればいいのよー」
とは言い切れず「早期教育」とか「英語教育」とか、いろいろと振り回されました・・・

いまとなって思うことですが
結局親ができることは「環境を整えてあげる」に尽きると思っています。
あとは、本人次第なんですね
この本人次第も、子ども時代に、能力とかやる気が出るとは限りません。
長い目で見て、その子の旬なときに、能力とかやる気が出るのであって
それが子供時代だった子は一般的に良いとされている大学に入ることのように感じます。

話は戻りますが、環境を整えるということは
住む家だけでなく、住む場所も大切だということですね。
「孟母三遷(もうぼさんせん)」ということわざをご存知でしょうか?
中国の偉大な学者孟子の母が、子どもの教育のために3回引っ越しをした例えから、
教育には環境が大切という教えだそうです。
よくない場所に住んだら、選べる学校も限定されてきてしまいますからね。

そして、勉強に集中できる住まいについては
「子ども部屋を与えて、デスクとベッドを置けばいいのよー」
という一般的な選択肢以外にもあることをご存知でしょうか?
少し変わった子ども部屋の作り方なのですが、筑波大学の医学部生にアンケートを取り
その傾向から部屋割りや家具配置を考えた子ども部屋になります。
 

国立大医学部生のアンケートで判明。リビング学習より集中できるスペースのつくり方

当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
詳しくはHPをご覧くださいませ。
 



 
2022年02月14日 13:43