インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

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中学受験・・・もし失敗だったとしても、だいじょうぶだいじょうぶ!

いよいよ中学受験、大本番の時期になりましたね?
わが家も、そのむかしになりますが、中学受験しました。

結果は、大撃沈。。。

小学校4年生から市進学院に通い
そこそこの成績をとっていて、
塾の先生からも「○○さんが受からなかったら、誰も受かりませんよ!」など
半分お世辞でしょうが、ほかにも模試でお墨付きをもらっていたので油断していました・・・

じつは、6年生の9月から「受験する学校の過去問を解くように」と、
近くの国立大学に通う家庭教師の女子大学生に、受験する学校の過去問題を渡していたのですが

な、なんと!

この学生、一問も、一ページも開いてなかったのですね・・・

イッタイナニヲシテイタンダ!!!

となりますよね?

イッタイナニシテタン!?

それに気づいたのは、12月のクリスマスです。
女子大生を信頼した私がバカでした。というか、アホですね。

そこから、1月の受験日まで、特訓塾で試験問題を厳選して
娘は頑張りましたが、やはり、過去問解いていないと、私立は無理ですよね...

かわいそうなことをしました。
受験会場に送り届けた日の、自信なさげな娘の顔が、いまでも脳裏に焼き付いています...
もっと親がしっかり、勉強の進み具合を、過去問の進み具合を、人任せにしないことが大切でした⇦反省点

し、しかしですよ

娘は、そのあと都内の女子高に入ったのですが、
6年間部活を楽しみ、たくさんの友人ができ、小学生からの特訓でそこそこ勉強ができたので、先生からもちやほやされ、カオスな女子高での生活は、結果大正解でした
学校からの推薦を頂きまして、推薦入学で筑波大学の医学部に入り、医師になりました。

もし中学受験、狙っていた学校に入れなかったとしても
だいじょうぶ、問題ございません!
人生は長いのです・・・
とはいっても、ご本人はとてもつらいと思いますが、どうかご両親が

「ノープロブレム!」

と言って、疲れをいやしてあげてください♡
これからの人生の、ほんの一つの小さな出来事にすぎません。
大した問題ではないのです、ノープロブレム!

だって、このコロナ禍に受験できただけでも、ものすごくお子様は立派なのですから・・・
そして、いままで頑張ったご両親も、ほんとうにお疲れさまでした。おいしいものを食べてください♡

当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
詳しくはHPをご覧くださいませ。
 
2022年02月01日 15:07

頭の良い子は受験期に、どこで勉強していたの?【賢く育てたい!国立医学部生の住まい】

子育て世代にとって、わが子を優秀に育てるのは一つの目標ではないでしょうか?

なかでも医師や弁護士は社会的地位や収入も高く、仕事にやりがいがあり定年もありません。

そんな職業に就いてくれたら、親としては嬉しいものです。

筆者は現役国立医学部生にアンケート調査を行い、どのような家でどのように育ったのかを調査いたしました。

そこには親が考えていないような子どもたちの意外な本音がありました。

前回は、頭の良い子どもたちの中学生までの勉強場所についてお届けいたしました。

今回は、国立医学部受験を控えた高校生のとき、頭の良い子どもたちはどこで勉強していたかについてのお話しです。

 

■受験期は、リビングで勉強はしなかった!?

大事な大学受験を控えた高校生の時、頭の良い子どもたちはどこで勉強していたのでしょうか?

アンケートの結果、約6割の学生が塾や図書館で勉強しており、約3割の学生が子ども部屋、そして飲食店・リビングダイニングと続きます。

小学生の時にリビング学習を支持していた学生たちも、難関大学への受験期となるとほぼ全員が塾や図書館、子ども部屋と勉強場所を変えていったことがわかります。

 

 

■一番、集中できた勉強場所は、どこ?

また、一番集中できた勉強場所について聞いたところ、

1位が塾や図書館で66.7%、2位が子ども部屋で20.3%、3位が飲食店で11.1%と続きリビングは1.9%となりました。

約7割の学生たちが塾や図書館を支持しており、子ども部屋やその他の勉強場所を大きく引き離して今す。

一方、マクドナルドやデニーズなどの飲食店を支持している学生たちもおり、その理由として「自宅では誘惑が多いから」や「飲み物が飲めるから」などの理由をあげて今す。

このように塾や図書館・飲食店など、自宅以外での勉強が一番集中できたと答える学生たちの合計は、全体の8割を超える結果となって今す。

驚きですね。
 

 

■頭の良い子どもたちの、一番好きな場所はリビング

最後に、今は一人暮らししている学生たちに、自宅で一番好きな場所をアンケートしてみました。

その結果、約7割以上の学生が自分の部屋でなく、リビングと答えました。

理由として「家族がみんな集まるから」「話を聞いてもらえるから」「明るくて暖かくて安らぐから」などでした。

 


いかがでしたか?

3回にわけてお届けしました学生たちのアンケート結果から、

小学生はリビング学習、中学生は子ども部屋や塾や図書館などの外部勉強空間、高校生は塾や図書館などの外部勉強空間が、勉強空間として大切になってくることがわかりました。

また、一番好きな場所として、家族が集まるリビングと答えた学生が多かったのも印象的でした。

「勉強のため・自立のため、子ども部屋を用意したい」という理由で、多くの人が30年近いローンを組んで生活をやりくりし、夢のマイホームを購入します。

しかし、頭の良い子どもたちは高校生になってもリビングでの家族との交流を求め、また勉強は塾や図書館などの外部空間を使う子どもが多く、勉強部屋としての子ども部屋は必ずしも必要ないのが現状のようです。

頭の良い子どもが育つ家にするためは、家族が集まるリビングを充実させ、また住居費と教育費のバランスをよく考えた無理のない住宅購入を行うことが、大切なようです。

当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」「健康的で快適な住まいにしたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
詳しくはHPをご覧くださいませ。

2016年12月22日 22:03

勉強はどこで?「子ども部屋」より多かったのは…【賢く育てたい!国立医学部生の住まい】

子育て世代にとって、子どもを優秀に育てるのは一つの目標ではないでしょうか?

なかでも医師や弁護士など、社会的地位や収入も高く定年もない仕事に就いてくれたら、親としては嬉しいものです。

では、そのような優秀な子どもを育てるには、どのような家がよいのでしょう?

また、実際にはどのような家で優秀な子どもたちは育ったのでしょう?

筆者は現役国立医学部生にアンケート調査を行い、どのような家でどのように育ったのかを調査いたしました。

そこには親が考えていないような子どもたちの意外な本音がありました。

前回は、家族構成や家の様式などについての調査をお届けいたしました。

今回は、そのアンケート結果の一部、国立医学部生が「どこで勉強していたか?」についてのお話です。

 

■中学受験は6割が経験! 勉強をしていたのは主に「リビング」

筆者は筑波大学医学部(偏差値72)に通う学生に対し「住まいに関するアンケート」を行い、その結果54人から有効回答を得ました。

まずはじめに、学生たちが小学生だったころ、中学受験をしたかどうか、またどこで勉強していたかについて聞いてみました。

 

結果は61.1%が「中学受験の経験あり」と答えており、国立医学部生たちは小学生からしっかり勉強していたことがわかります。

また、どこで勉強していたかについて聞いたところ、中学受験組は1位が「リビング」で51.5%、2位が「子ども部屋」と「図書館や塾などの外部勉強空間」が同率24.2%で並びました。

一方、中学受験をしていない組は1位が「リビング」で57.1%、2位が「子ども部屋」で38.1%、3位が大きく離れて「図書館や塾などの外部勉強空間」で4.8%となりました。

話題のリビング学習ですが、小学生の2人に1人が実践していたという結果は、やはり驚きですね。

 

■中学生のときの勉強場所は、中学受験組と高校受験組で大きな違いが!

次に中学生の時、どこで勉強していたかについてのアンケートをとりました。

結果は、高校受験組は1位が「子ども部屋」と「図書館や塾などの外部勉強空間」が42.9%と同率で並び、「リビング」は14.3%と大きく引き離されています。

 

一方、中学受験をしたため高校受験をしなかった組は1位が「子ども部屋」48.5%、2位が「リビング」33.3%、3位が「図書館や塾などの外部勉強空間」15.2%となりました。

中学生になると勉強も少し大変になってくるため、勉強に集中のできる塾や子ども部屋の使用頻度が上がる一方、リビング学習は選択されなくなるようですね。

 

いかがでしたか?

学生たちのアンケート結果から、リビング学習が実践されたのは小学生までで、中学以降は子ども部屋や塾や図書館などの外部勉強空間が大切になってくることがわかります。

また少数ですが塾や自宅以外に「マクドナルドなどの飲食店」「祖母の家」「友人の家」「学校の教室」と答えている学生もいました。

与えられた環境の中、自分で工夫して勉強場所を探していたようです。

では、国立医学部受験を控えた高校生のとき、学生たちはどこで勉強していたのでしょうか?


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2016年11月09日 21:23

頭のいい子どもって、どんな家に住んでいるの?【賢く育てたい!国立医学部生の住まい】

勤務医でも平均年収1,500万円を超え、就活の苦労もなく社会的なステータスもある医師は、昔も今も男女ともに人気の職業です。

その医師になるための最難関な大学が国立大学医学部ですが、皆さんは国立医学部生と聞くと、どんな学生をイメージしますか?

豪邸に住んでいて、小さいころから勉強や習い事をたくさんしていた優秀な学生……?

しかし、医学部生本人に聞いたアンケート結果からは、意外な事実と共通点がわかりました。

今回は、そのアンケート結果の一部、国立医学部生がどんな家に住んでいたかについてのお話です。

 

■「国立医学部生」の育った家は、一戸建て? それともマンション?

筆者は筑波大学医学部(偏差値72)に通う学生に対し「住まいに関するアンケート」を行い、その結果54人から有効回答を得ました。

回答の男女比は4:6で、現役合格者は6割、一浪以上は4割です。

回答者の出身県は地域枠推薦があることから、茨城県が25%と最も多く、次いで首都圏、全国と続きます。

アンケートではまず、どんな家で育ったかについて聞いてみました。

 

その結果、一戸建てが6割、ついでマンションが3割、団地・アパートが1割と続きます。

一戸建てが多いのは、首都圏以外の出身者が多いのも理由の1つでしょう。

意外なのは、団地・アパートに住んでいた学生も1割ほどいるということです。

勉強のできる子どもに育てるためには、必ずしも豪邸は必要ないということですね。

 

■おじいちゃんおばあちゃんとは、一緒に住んでいた?

次に、一緒に住んでいた家族構成について伺ってみました。

 

その結果、9割以上が親・兄弟姉妹のみの核家族であり、残り1割弱が祖父母とも同居の2世帯家族となっております。

この結果は、平成27年度調査の「国民生活基礎調査の概況」でも、核家族が増え2世帯家族が減っているという調査結果が出ており、アンケート結果と見事にマッチングしています。

このことから、国立医学部生の家族環境も特殊なものでなく、ごく一般的な家族構成ということがわかると思います。

 

■自分専用の子ども部屋は持っていたの?

次に、自分専用の子ども部屋を持っていたかについてアンケートしてみました。

その結果、66.7%の学生が自分専用の子ども部屋を持っていたのに対し、33.3%の学生は自分専用の子ども部屋を持っていなかったと答えています。

 

勉強のできる学生さんですから、自宅での勉強を行う子ども部屋は全員持っていると考えがちですが、この結果は意外ですね。

では、子ども部屋を持たなかった学生さんたちは自宅のどこで勉強していたのでしょうか? 気になるところですね。

 

お子さんのいるご家庭では、賢く子供を育てることは一つの夢であることが多いと思います。

次回は、賢く育った学生さんたちの住まい方について、アンケートをもとに、さらに具体的にお話ししていきたいと思います。

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2016年10月06日 20:49

ダイニングテーブルで勉強…そのままだと問題アリ!「リビング学習」3つのポイント

​​幼稚園児から小学生には定番となりつつある「リビング学習」。

リビング学習といっても、大きく分けて2通りのタイプがあります。

1つは「ダイニングテーブルで勉強する」タイプ、もう1つは「リビングに子どもの勉強机をおいて勉強する」タイプです。

みなさんは、どちらのタイプでしょうか?

今回は「ダイニングテーブルで勉強する」時に気を付けなくてはならない、3つのポイントについてお話いたします。

 

■リビング学習のメリット・デメリット

ダイニングテーブルで勉強するには、それぞれメリット・デメリットがあります。

  • 家事などをしながら、子どもの勉強を見るなどコミュニケーションを図ることができる
  • 親がそばにいることで、子どもが安心して学習に取り組むことができる
  • 子どもの勉強の進み具合など把握しやすい

一方で、こんなデメリットも。

  • ダイニングテーブルの高さ・イスが、子どもの身長に合わない
  • ダイニングテーブルの照明が、勉強用ではないため、目を悪くする
  • 子どもの教科書などが散らかるため、リビングダイニングが片付かない

これらのデメリットを1つ1つ、解決していきましょう。

 

■ポイント1:子どもの成長に合わせて、イスを用意しよう

ダイニングテーブルの高さは約70cmほどあり、子どもにとっては高すぎます。

また、ダイニングのイスも大人サイズで設計されていますので、子どもの足では床から浮いてしまい、姿勢などに問題が生じます。

では、どのように解決しましょう?

答えはズバリ! 子どものイスを工夫することです。

家具屋さんには年齢や成長に合わせて、座る面の高さや足置き場の高さが調整できる優秀なイスがあります。
 

トリップトラップチェア_コピー


たとえば、こちらの北欧ブランド「ストッケ」のトリップ トラップチェアは、オプションをつければ赤ちゃんの時から大人まで使えます。

どんどん大きくなる子どもの身長にも対応でき、買い替えなどのごみを増やさない地球に優しいイスですね。

 

■ポイント2:デスクライトで、子どもの視力を守る

ダイニングの照明は、食事をするための明るさに設計されています。

そのため、勉強するための明るさを確保されていない場合が多く、ダイニングで勉強することで、視力の低下を招いてしまうことも。

子どもの視力を守るためにも、勉強用に、目が疲れにくい専用の照明を用意しましょう。
 

勉強用照明


たとえばこちらの「コイズミファニテック株式会社」のLEDライトは、簡単に取り付けられるだけでなく、集中しやすい色温度や、長時間でも目が疲れにくいよう反射光、光のばらつき、明るさなどを適正に保ってくれます。

 

■ポイント3:出しっぱなしでも食事ができる、伸縮タイプのテーブル

ダイニングテーブルで勉強すると、教材などが散乱しテーブルが狭くなります。

食事のたびに片づけるとなると、親子ともにストレスになりますよね?

そこで、少し大き目なダイニングテーブルを買いましょう。

4人~5人家族であれば幅2,000mm×奥行750mm程度のサイズを用意します。

このサイズがあれば、教材などを少し横に置いたままでも食事ができます。


 

いかがでしたか?

せっかくのリビング学習も、勉強に最適な環境でなければ、子どもの健康を害してしまう場合も。

今日ご紹介した、3つのポイントを参考に、自分スタイルのリビング学習に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

トリップトラップチェア/ストッケ

勉強用照明 – コイズミファニテック株式会社

 

2016年06月08日 23:12