COLLINO一級建築士事務所

~間取りから模様替え・インテリアまで~女性一級建築士が、住まいをトータルでサポート!

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部屋が片づくためには、家具配置などの「仕組み」が大切です

桜が咲く季節になり、今日から新年度ですね?

街は新入生や新人で活気づいていますが、自宅に帰ると「散らかるわが家」に消沈なんてこと・・・・あるあるですよね。

そもそも、部屋が片づかないのは

性格

性分

とあきらめている人もいると思いますが、

家具配置を変える

ことで、片づきやすくすることもできます。

汚い部屋はメンタルにも悪いですが、ダニ・カビの発生など、健康面への実害も多く、できれば何とかしたいものです。

その「片づきやすい家具配置について」の記事が、ヤフーニュースにて掲載されました。

部屋づくりの参考になれば幸いです♪

 

片づくリビングダイニングのつくり方。機能別に空間を分けてリバウンド防止









 
2022年03月18日 10:57

部屋づくりのスペシャリスト!模様替えアドバイザー

「模様替えアドバイザー」という資格をご存知ですか?

何ぞや?

と思う方が多いと思います。
この資格、建築士でもインテリアコーディネーターでもありません。
しかし「片づけてもすぐリバウンド」とか「物が少ないのに住まいの居心地が悪い」など、
じつは、住まいの問題を解決するスペシャリストでもあるのです。
 

この模様替えアドバイザーという資格ができたお話から致しますね。

スライド1


かつてサラリーマン建築士だったころの話ですが、お客様のお住まいを設計して、

「う~ん、立派な家ができたなあ!」

と、われながら自負した物件ではあったのです。
しかし、数か月後の点検で、そのお住まいにお邪魔した際、

何でや?
 

と驚くべき事態が・・・
とても立派で素敵なお住まいが・・・部屋が狭く、動きにくい、散らかっている、、、などの現状に愕然としたのです。

なんで?ですよね。

あれー、こんなところにダイニングテーブル置いちゃうの?
でぇー、なんでここに収納家具があるの?

あまり人のことは突っ込めない自分ですが、、、
すさまじかった覚えがあります。
このご家庭だけでなく、その後も、引き渡し後にお邪魔したおうちの家具配置は、だいたい

あれー?

と、撃沈されることが多かったです
かなり悩みぬいて設計したのになあ・・・残念、という感じです。

例えばテレビで芸能人の豪邸があった場合も、このルールだいたい当てはまっています。
建物は豪邸なのに、家具配置やインテリアの選択が残念、、、ということは心当たりありませんか?

それから生活に追われること数十年・・・
ずっと気になっていたこの「撃沈される家具配置」のことを、何とかできないか!と思っておりました。

スライド2


そもそも、その昔、家具配置などのインテリアは、設計者が担当するべき範ちゅうでした。
コルビジェやフランクロイドライト、ミースファンデルローエなど名高い建築家は、
設計した住まいのインテリアや家具までデザインしていました。

すごいですよね、まさに天才です。

ですから、インテリアは建築家や設計士が、住まいも含めてトータルデザインすることが理想なのです。
でも昨今は、建築士の業務オーバーのため、
住まいの設計は建築士で、インテリアは住居者(購入者)がすることになっています。
このインテリアはインテリアコーディネーターが担当する場合もあるのですが、
多くは住居者(購入者)がやっています。
しかし、住まいの設計の時点で、いろいろ調べ上げて、
住まいの素材や間取り、資金などあれやこれや頭を悩ませているのに、
家具配置まで念入りに考えられませんよね?多くの方が、すでに息切れしていますよ。

そうした理由から、必要とされるのが、住居者に代わって住まいを正しく整える「模様替えアドバイザー」なのです。

「でも、インテリアって、インテリアコーディネーターに頼んだ方がいいんじゃないの?」

とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そこで、インテリアコーディネーターと模様替えアドバイザーの違いについて少し記載しておきたいと思います。

スライド3

ご存知の方も多いと思いますが、
インテリアコーディネーターは、お部屋の中の壁紙から家具までを選んでくれる職人さんです。
しかし、インテリアコーディネートサービスを利用したこともある方は、お気づきだと思いますが
インテリア性やデザイン性を重視することが多いため、選ぶ家具は高級家具ばかりになります。
フクラやカンディハウス、ボーコンセプトやカッシーナ、B&Bなどですね。
またこの高級家具の代金の5~10%が、プラン料とは別にインテリアコーディネーターの収入にもなります。
そのため、高い家具ほど収入が上がる仕組みなのです。

一方、模様替えアドバイザーはデザイン性よりも、機能性や過ごしやすさを重視します。
そのため、選ぶ家具もイケアやニトリなどコスパ重視のものが多く、
またデザインよりは、過ごしやすい家具配置の工夫に力を入れています。

ですので、とにかくおしゃれなデザイナーズ家具を置きたい!というこだわりがあれば、インテリアコーディネーターが、
子育て中だし、コスパや過ごしやすさ重視の場合は、模様替えアドバイザーが適しているわけです。
もちろん両方の資格を持っている人もいます。
ちなみに令和3年時点でインテリアコーディネーターの登録者数は約6万人、
一方、できたてほやほやの模様替えアドバイザーは、まだ40名程度です。

いかがでしたか?
おうち時間が増えたいま、自宅を快適にするためだけでなく、副業として生かしたい方にも
「模様替えアドバイザー」はおススメの資格です。
受験料は1万円ですので、あなたも是非トライしてみてはいかがでしょうか?
そして、自宅の模様替えやご実家、ご友人の住まいを模様替えできたら
もうあなたも立派なプロです!

「模様替えアドバイザー」資格検定はこちらから

2022年02月22日 11:48

片づけてもリバウンドするのは、収納の問題です!

片づけても片づけても・・・出口が見えない

こういった経験ありませんか?

だいじょうぶ、落ち込まないでください・・・みんなそうなんです。

独身の時は片づけに困らなかった人も、子どもができるとモノが増えて、片づけができなくなるのです。

つまり、片づけは本人たちの能力の問題ではなく

「収納量」の問題なのです。

そして収納量を増やせば、簡単に片づけはできて、リバウンドすることもありません。

例えば、収納ががっつりある、いわゆる「豪邸」は、モノが散らかっていないのです。

しかし、マンションなら70~80㎡、戸建なら40坪程度が一般的な日本の住宅において

「収納量」を増やすことは容易ではありません。

そこで、重要なのが無駄なく収納できる「収納家具」の選択や、収納作業が苦にならない「収納家具」の配置が大切になってきます。

そういったハード面を整えてからは、雑誌やTVで毎日のように繰り返しレビューされている「100均や収納ケースを使った整理収納術」を使えばいいのです。

木を見て森を見ない、ということわざがありますが、片づけも同じなのです。

森を整えましょう。




 
2022年01月25日 23:47

散らかりがちなリビングダイニングが片づくコツ

子供が生まれて家族が増えると
リビングがモノであふれて、うまく片づけができなくなります
その状態を ” リビング崩壊 ” と呼んでいます
この” リビング崩壊 ”ですが、モノが多い、お片づけが下手などの理由以外に
住まいの間取りに原因があることがあります。

今回はリビングが狭くて片づかない・・・その原因と、その解決方法についてのお話です。
 
 

・間取り図のトリック




間取りAと、間取りBは、どちらも広さ78㎡3LDKのものです
ピンクで表示しているものは、押入れやリネン庫など、あらかじめ部屋に用意されている造りつけの収納です。
ここで質問なのですが、あなたならどちらのお部屋を借りたい(または購入したい)と思いますか?
 
間取りAは「LD10畳」ですが、リビングダイニングにはあらかじめ部屋に用意されている造り付けの収納がありません。
そのため、片づきやすい部屋にするためには、チェストやシェルフなど、収納家具をなにかしら購入して配置する必要が出てきます。ですから、このお部屋は収納家具のぶん狭くなりますので、実際には「LD10畳」は「LD9.5畳」になります。
そしてダイニングテーブルやソファを購入するときは、収納家具を置く場所を差し引いた「LD9.5畳」に配置することを考えなくてはいけません。
しかし、多くの人は、間取り図にある「LD10畳」としてダイニングテーブルやソファを選んでしまいます。そのため、ダイニングテーブルやソファが、収納家具を配置した実際の部屋に対して大きめのサイズになり、動きにくく狭い部屋になってしまうのです。
 
いっぽう、間取りBには、リビングダイニングにあらかじめ部屋に用意されている造り付けの収納があります。
また、この造り付け収納は、床から天井までの収納となっているので、市販の収納家具より収納量も多く、部屋が片づきやすくなる頼もしい収納です。
しかし、この造り付け収納があるため、リビングダイニングの広さは狭くなり、間取り図には「LD9.5畳」と狭く表記されてしまいます。そのため、「LD10畳」と表記された間取りAよりも、狭い印象を受けてしまいます。
 
入居後、収納家具を配置した場合、実際には間取りAも間取りB も広さは同じです。そして間取りA に既製品の収納家具を置くよりも、間取りBのようにあらかじめ部屋に用意された造り付け収納があるほうが、収納量が多いため、片づきやすい部屋になります。
そのため、モノが多く片づけに困りがちな場合は、間取り図に記載された「LD10畳」などの情報のみでなく、間取りBのような、あらかじめ部屋に用意された造り付け収納があるか?などの視点で部屋を選ぶことが大切です。また、前述したように、収納家具がない部屋の場合は、収納家具を配置したあとの広さに見合うダイニングテーブルやソファを購入することで、家具が大きすぎて部屋が狭くなるという問題を防げます。
 

・部屋に収納がない場合は?

 


すでに住んでいる部屋に、収納がない場合は、どこにどのようにして収納をつくればよいのでしょうか?
収納をつくるおすすめの場所としては、以下の場所をお勧めいたします。

・柱やパイプシャフトなどのデッドスペース
・人が動く動線上
柱やパイプシャフトなどのデッドスペースは、なににも使われていない無駄なスペースの場合が多く、収納で有効活用したい場所です。そして、人が動く動線上に収納家具を配置することで、収納作業がラクになります。

また、収納の作り方としては、
・既製品の収納家具を置く
・ラブリコやディアウォールなどDIYグッズで簡易な造り付け収納をつくる
・家具屋さんにオ―ダー家具の作成を依頼する
などの方法があります。
では、それぞれの収納について、メリットデメリットを詳しく見ていきましょう。
 

・部屋に収納がない場合の対処法―既製品の収納家具を置く


部屋に収納がない場合の対処法として、一番手軽なものは、既製品の収納家具を置くことです。
上図は、柱とパイプシャフトの間のデッドスペースに、ニトリのカラーボックスに収納ケースを使用して、収納スペースをつくった例です。
メリットとしては、値段が安く簡単に設置できること、オープン収納なので出し入れがしやすいことなどです。デメリットとしては、高さがないため、収納量が少ないこと、扉がないためホコリなどがたまりやすいことなどです。
また、既製品のため横幅にあまり部分ができてしまうことが多く、スペースがフルに有効活用できないことなどがあります。
 

・部屋に収納がない場合の対処法―ラブリコやディアウォールなどDIYグッズで簡易な造り付け収納をつくる