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子ども部屋のつくり方について、仕事柄、聞かれることが大変多くあります。
「一人個室がいい?」
「子どもは共同部屋がいい?」
などです。
今の日本では、一人に一つの子ども部屋が多いですが、
狭い都心のマンションでは、子ども二人で一つの部屋を使うパターンも増えております。
その他にも、
引きこもりを防ぎたい、
協調性と強い心を持ってほしい、などの親御様の教育方針から
「小学生までは兄弟姉妹の共同部屋、思春期に突入する中学生からは一人に一つの子ども部屋」
「勉強部屋/在宅勤務部屋に1部屋をあてて、兄弟姉妹はずっと共同部屋」
というパターンも増えています。
どのパターンが良いかは、「子どもの数」「住まいの間取り」や「教育方針」「子どもの年齢」「子どもの性格・性別」により異なります。
ちなみに我が家は姉妹でしたが
幼少期・・・家族でごろ寝でしたので、子ども部屋はなし。姉妹はケンカが日常茶飯事。
小学生・・・姉妹の寝室は共同部屋。勉強はリビングで。最初はケンカが度々あったが、徐々に減る。
中学生/高校生・・・姉妹の寝室は共同部屋。勉強は書斎で。クローゼットも共同管理、お互いの服を貸し借りするようになる。
大学生・・・姉妹の寝室は共同部屋。勉強は大学や図書館で。親には言わない悩みも姉妹で話し合うようになる。映画や旅行等姉妹で出かけるなど仲良しに。
※ちなみに親はもういらない感じに自立し、親としてはかなり寂しい。
こんな感じで、協調性が育ち、かなりコミュニケーション能力の高い子どもに育ったように思います。
また「いじめ」なども、あたりまえのように経験しましたが、部屋に引きこもることもなく、お互いがお互いを心配しあっていたように思います。
いまでは長女は医師に、次女は大手ゲーム会社のゲーム企画開発者(プランナー)になり、親としては、とりあえず生きていける職業を持ってくれたことに安堵と感謝をしています。
たかが「子ども部屋」ですが、
されど「子ども部屋」
子ども部屋のつくり方には正解がありませんが、年齢と性格に合わせてアップデートを心がけることをお勧めいたします。
2024年05月30日 13:38