インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

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62㎡マンション住まい将来もう1人子どもをつくりたい

01_マンション住まい将来もう1人子どもをつくりたい_3人家族(4LDK 62㎡)の家具配置
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
前回『あなたは四角テーブル派?丸テーブル派?_3人家族(3LDK 62㎡)の家具配置』の続編です。
おしゃれなリビングダイニングをとのご相談から、四角テーブルと丸テーブルを提案しましたが、気に入っていただけたのか、せっかくだからと他の部屋もお願いしたいとご相談頂きました。
現在ご夫婦と3歳長男の3人家族ですが、将来もう1人子どもがほしい、狭い間取りだけど将来の家具配置プランをつくってほしいとのご相談でした。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。
 
3LDK 62㎡のマンションに、どのようなポイントに気を付けて家具配置を行っていったのか見ていきましょう。
02_間取り図
 
こちらが、『模様替え後/3人暮らし』の家具配置です。
03_模様替え後/3人暮らし
 
こちらが、『将来/4人暮らし』の家具配置です。
04_将来/4人暮らし
 
過去、プレジデントオンライン記事『59平方メートルの2LDKで子ども3人の個室はつくれるか」一級建築士が知恵を絞りつくした結果』でもプラン作成を行っているので、62㎡3LDKで4人家族は問題なく家具配置が行えます。
 
ここで大切なポイントとしては、『計画的に家具の購入や部屋割りを行う』です。3人暮らしから4人暮らしに変わるタイミングで、5つの家具(デスク/突っ張り収納/チェア/シングルベッド/デスクワゴン)さえ購入してしまえば、次の模様替えが完了します。
05_ポイント
 
例えば、将来を見据えて小さめのデスクを購入するなどといったことに意識すると良いでしょう。その他、やはりどんどん物が増えてしまうのが世の常ですので、普段から物を増やさないようにといった考えは必要ですね。
06_ポイント
 
皆さんもライフスタイルの変化とともに模様替えの必要性にかられるタイミングがあるのではないでしょうか。その都度家具を買い替えていてはもったいないですし、合わない家具を置いていたら住みにくいおうちになってしまいますよね。今回のように将来から逆算した家具の購入を意識してみては如何でしょうか。
07_ポイント
 
如何でしたか。『マンション住まい将来もう1人子どもをつくりたい_3人家族(3LDK 62㎡)の家具配置』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。


 
2023年08月20日 14:56

セミナーご参加のお礼

01_セミナーご参加のお礼
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
2023年8月19日土曜日、石神井住宅公園イベントとして、『理想の家×インテリアセミナー』を開催させて頂きました。
02_看板

03_中の様子
定員5名でしたが、6名の方にご参加頂きました。
本当にお暑い中、足を運んでいただいた方に感謝です。
 
ステキな出会いがありました。
不動産の営業をされている、模様替えアドバイザーのSさん。
「少しリビングダインイグが狭いかも、、、とマンションご購入を迷われているお客様に、ダイニングソファの提案をしたら刺さりました!しかも3回!!」とありがたいコメントを頂きました。
04_うれしい出会い05_うれしい出会い
Sさんのお役に立てたのが何よりうれしかったです。
さらにSさん、賃貸物件のお客様へ家具配置のご提案をすることで、その後売買案件にもつなげられると、なかなかの策士!!!
Sさんの他、不動産業界の模様替えアドバイザーの方も数名いらっしゃり、意外と親和性があるのでは!?と考えています。
 
06_最後に
話が脱線しましたが、本当にお暑い中足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

 
2023年08月19日 23:30

あなたは四角テーブル派?丸テーブル派?3人家族の家具配置

01_あなたは四角テーブル派?丸テーブル派?
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
早速ですが、あなたは四角テーブル派ですか?丸テーブル派ですか?
今回は、当事務所へご相談に来られた、都内マンション住まいの子育て世代のお客様への家具配置プラン実例をもとに、四角テーブルを置いた場合、丸テーブルを置いた場合、それぞれどのようなイメージになるのか、解説させて頂きます。
 
COLLINOでは、女性一級建築士・模様替え作家による家具配置プラン納品実績を基に、特に家具配置に関して悩みの多いマンション子育て世代に向けた住まいに関する情報を発信させて頂いております。
 

今回のテーマ.3人家族(3LDK 62㎡)リビングダイニングへの家具配置

02_今回のテーマ
今回の客様は、都内3LDK62㎡のマンションで、夫・妻・3歳長男の3人家族で生活されている中、おしゃれなLDKをつくってほしいとご相談に来られました。
お客様自身、家具にもこだわりをお持ちで高級家具のKAREなどを置いていらっしゃり、おしゃれなLDKをとのご相談でしたので、四角テーブルと丸テーブルの2プランを提案させて頂きました。それぞれどのようなイメージに仕上がったか見ていきましょう。
 
03_四角テーブル派104_丸テーブル派1まず動線を見てみましょう。
四角テーブルでは直角に曲がる動線である一方、丸テーブルでは緩やかな動線になるのがお分かりでしょうか?

05_四角テーブル派206_丸テーブル派2
やはり四角テーブルは壁付けもしやすく、オーソドックスで失敗がないのでは?と思います。一方、丸テーブルは空間にも丸みが出ておしゃれな空間を演出出来ます。

07_四角テーブル派308_丸テーブル派3四角テーブルはご家族で向き合いながら食事ができますね。
丸テーブルでは横並びになりながらカフェにいる感覚でお食事を楽しむことが出来るのではないでしょうか。
 
ちなみにこのご家庭では、家族の会話を増やしたいとの方針から、あえてリビングダイニングにテレビを配置しませんでした。やはり家族の会話は大切ですよね。
 
09_次回のテーマ
次回は、この事例の続編として、『3人家族(3LDK 62㎡)将来もう1人子どもをつくりたい場合の家具配置4人家族(4LDK 85㎡)』を解説させて頂きます。
 
如何でしたか。『あなたは四角テーブル派?丸テーブル派?_3人家族(4LDK 62㎡)の家具配置』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年08月18日 22:33

4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間③

01_4人家族(4LDK 85㎡)~その2~
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
前々回記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間①』と、前回記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間②』の続きです。
 

今回のテーマ.リビングと繋がりのある『洋1』を家族で共用する

02_今回のテーマ
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす中、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
前々回記事及び前回記事では、リビングと繋がりのある『洋1』をつくる、とのテーマのもと、一人掛けソファを提案しましたが、提案したプランで具体的なイメージが湧いたようで、やはり家族で共用したいとのご要望を頂きました。
 

全体図

03_全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
 

ポイント7.リビングとつながる家族の共用空間をつくろう!

04_ポイント7.リビングと繋がりのある家族の共用空間をつくろう!(1/4)
今回のご要望である、『LDKと洋室1での家族の大切の時間の共有、洋室1を家族で共用したい』を叶えるために、前回プランでは、洋室1に、一人掛けソファの代わりを配置し、お一人のくつろぎ空間をつくりましたが、今回プランでは、サブソファを配置し、家族の共用空間を提案させて頂きました。
05_ポイント7.リビングと繋がりのある家族の共用空間をつくろう!(2/4)
メインソファ及びサブソファのどちらに座られても、ご家族と同じ空間にいながら、各々の時間を楽しむことが出来ます。
06_ポイント7.リビングと繋がりのある家族の共用空間をつくろう!(3/4)
今回はLDKと洋室1のつながりがテーマでしたので、もちろんサブソファからも、ダイニングテーブル、メインソファの様子を感じ取ることも出来ます。
07_ポイント7.リビングと繋がりのある家族の共用空間をつくろう!(4/4)
また、あえてサブソファに移動式のオッドマンを配置しました。ソファに座りながら足を延ばせる他、メインソファ側につけることで、来客時やご家族がメインソファに集まることも出来ます。
 
さて、『4人家族(4LDK 85㎡)』でのプラン提案のまとめです。
08_今回迄のまとめ
前々回記事前回記事もよろしければご参考にしてみてください。
 
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間③』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。


 
2023年08月16日 16:46

4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間②

01_4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間②
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
前回の記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間』の続きです。
 

今回のテーマ.リビングと繋がりのある『洋1』をつくる

今回のテーマ
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす中、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
 

全体図

全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
 

ポイント4.リビングと繋がりのある洋室をつくろう!
04_ポイント4.リビングと繋がりのある洋室をつくろう!(1/3)


今回のご要望である、『LDKと洋室1での家族の大切の時間の共有』を叶えるために、洋室1に、一人掛けソファを配置しました。間仕切り扉を開けることで、ご家族と同じ空間にいながら、読書などご自分の時間を楽しむことが出来ます。

05_ポイント4.リビングと繋がりのある洋室をつくろう!(2/3)

一人掛けソファからはダイニングソファやダイニングテーブルが目に入りますので、一人の空間を楽しみながらもご家族の様子を感じ取ることが出来ます。

06_ポイント4.リビングと繋がりのある洋室をつくろう!(3/3)

また、一人で集中したいなどといった際は、間仕切り扉を閉めることで、こもることも出来ます。来客時に余計なものを見られたくないといった際にも間仕切り扉を閉めると良いかもしれませんね。
 

ポイント5.造り付け収納家具をつくろう!
07_ポイント5.造り付け収納家具をつくろう!(1/3)


ご家族とつながる空間をつくっても、収納は空間ごとに分けることをおススメします。といいますのも、前回の記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間』の『ポイント2.空間分けをしよう!』でも解説しておりますが、機能ごとの空間分けと、各空間事の収納の確保はとても重要です。

08_ポイント5.造り付け収納家具をつくろう!(2/3)

また、壁面には造り付け収納家具をおススメしています。

09_ポイント5.造り付け収納家具をつくろう!(3/3)


数十万円程度と通常の収納家具より効果なものになりますが、あなたの間取りを採寸してジャストサイズの収納家具をつくってくれますし、収納量もかなり確保出来ます。当然お値段なりの価値があるものですし、変に収納家具を買ってしまい失敗して何度か買い替えするよりは、最初から間取りに合わせた造り付け収納家具をつくってあげた方がトータルしてお財布にやさしいかもしれません。
 
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)のリビングとのつながり空間』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年08月13日 21:22

4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①

01_4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
都内マンションでの生活は、通勤や娯楽へのアクセスがよくとても便利ではありますが、その反面ご自宅の中はどうしても限られた空間になってしまうため、家具配置などのインテリアに悩む方は多くいらっしゃいます。まして子育て世代ともなると、お子様のリビング学習スペース、子ども部屋などの環境を整えてあげると、狭く感じる、なんか居心地が悪い、どうしてもものが散らかってしまうなど、当事務所にご相談に来られる方が後を絶ちません。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、
都内4LDK85㎡マンションに4人家族でお住いのお客様の家具配置プラン実例をもとに、快適なリビングダイニング空間の作り方として、重要なポイントを解説させて頂きます。
 
今回のテーマ.快適なリビングダイニング空間をつくる
今回のテーマ
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
 
全体図
全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
 
ポイント1.動線を確保しよう!
ポイント1.動線を確保しよう!
リビング扉からバルコニー、またリビングから各お部屋へ、などメインの動線をしっかり確保することが大切です。このメインの動線が曲がりくねってしまうと、移動としての生活動線だけでなく、掃除やお洗濯などの家事動線が悪くなってしまい、とてもストレスを感じる家具配置になってしまいます。
また、収納への動線もしっかり確保することも重要です。収納へ足が遠くと、どうしてもものを片付けるのがおっくうになり、散らかりやすいお部屋になってしまいます。
 
ポイント2.空間分けをしよう!
ポイント2.空間分けをしよう!
動線を確保したら、機能ごとに空間分けを行いましょう。今回は、食事やリビング学習を行うリビング空間、テレビや家族とゆっくりするダイニング空間、お子様のピアノや一人の読書を楽しむくつろぎ空間に分かれています。
また、各空間ごとに収納を確保しましょう。収納がバラバラに置かれていると、どうしても物が入り乱れ、片づけにくいし、ものを探しにくい空間になってしまいます。
 
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(1/2)
お部屋の中心は、リビング扉を開けて最初に目につく空間です。ここに背の高い家具を置いてしまうとかなり圧迫感を受け、狭く感じる空間となってしまいます。
背の低いソファや、背もたれのないスツールを活用してみては如何でしょうか。
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(2/2)
特にマンション子育て世代にはスツールはおススメです。過去の記事、『【マンション子育て世代必見】飽きの来ないおしゃれな家具を置こう』、もご覧になってみてください。
 
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間実例』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月11日 18:17

統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の色編~

統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の色編~
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
前回は『統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の素材編~』ということで、建具や家具の素材、色調、風合いなどの合わせ方を解説させて頂きました。
素材による印象への影響も当然のことながら、色でも大きく印象が変わりますよね。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の色編~』を解説していきます。
 

今回のポイント.配色の方程式を意識したインテリア

今回のポイント.配色の方程式を意識したインテリア
突然ですが、フォーマルな会合に出席する際、どのような服装で挑みますか?
落ち着いた色のジャケットと白系のワイシャツに、男性であればネクタイ、女性であればネックレス、などが一般的で落ち着きがあり信頼感が生まれる服装ですよね。
実はこちら、配色の方程式、ベースカラー6:メインカラー3:アクセントカラー1が使われています。ジャケットにベースカラー、ワイシャツにメインカラー、ネクタイもしくはネックレスにアクセントカラーといった具合です。
この配色の方程式をインテリアにも活用することで、統一感が生まれ落ち着いた雰囲気を作り上げることができます。壁や床、大きな家具にはベースカラー6、そのベースカラーに対してカーテンやラグ、小さい家具にはメインカラー3、更に差し色として絵画やクッション、雑貨にアクセントカラーといった具合です。
この配色の方程式により、うるさくならずにスッキリまとまります。
 

サンプル1.白ベースにピンクのメインと、グリーンのアクセント

サンプル1.白ベースにピンクのメインと、グリーンのアクセント
こちらの部屋は壁と床が白のベースカラーで、メインカラーはペールピンクで、アクセントカラーはペールグリーンでまとめています。
 

サンプル2.白ベース・メインに、アースカラーのアクセント

サンプル2.白ベース・メインに、アースカラーのアクセント
こちらの部屋はベースカラーとメインカラーが白、アクセントカラーに植物のグリーンやブラウンを使っています。
 

サンプル3.白とグレーのベース・メインに、アースカラー・ブラックのアクセント

サンプル3.白とグレーのベース・メインに、アースカラー・ブラックのアクセント
こちらの部屋はベースカラー、メインカラーが白とグレー、アクセントカラーに植物のグリーンやブラウンを使っています。
 
如何でしたか。失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の色編~』を
解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年08月09日 20:10

統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の素材編~

統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の素材編~
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
お部屋のインテリアは好きだけど、自分でつくってみると何故かセンスがない、自信をもってご友人に自慢できない、といった方は実は多いのではないでしょうか。
話が少しそれるかも知れませんが、大事な商談に挑む場合、大切な方とデートに行く場合の服装は、自分の好みは当然ですが、洋服のプロであるショップの店員さんに相談しながら選んでいきますよね。実はインテリアも同様で、建具や家具の素材、色調、風合いなど、建築家や家具ショップの店員さんなどのプロへ相談し適切なアドバイスを受けることが大切です。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の素材編~』を解説していきます。
 

今回のポイント.素材を意識したインテリア
今回のポイント.素材を意識したインテリア

結論から入りますが、インテリアの失敗を避けるためには、天井や壁、床材などの内装と、ベッドやダイニングテーブル、ソファなどの家具との、『素材テイスト』を合わせてあげることが大切です。
なぜかというと素材テイストにより、部屋から受けるイメージが大きく変わるからです。
例えば木や籐(ラタン)・塗り壁・レンガなどからは温かい・やさしい・懐かしいといったイメージを受けます。一方、大理石・革・ガラス・金属などからは冷たい・クール・高級などといったイメージを受けます。
よくありがちな失敗例として、部屋は塗り壁やレンガなどの優しいテイストなのに、家具がガラスや大理石などの冷たいテイストですと、空間にまとまりがなく少しセンスがないといった印象を受けるインテリアになってしまいます。
そこで、内装と家具のテイストは基本的には合わせてあげる必要があります。もしくは少し遊び心を持たせてミックスさせたい場合は、5:5など割合を半分にするのではなく8:2などといったようにどちらかのテイストに寄せてあげるとうまくまとまります。
 

サンプル1.温かい・やさしいテイストのインテリア

サンプル1.温かい・やさしいテイストのインテリア
こちらは木や麻・塗り壁などのやさしいテイストでまとめた部屋になります。
優しいイメージですね。
 

サンプル2.冷たい・クールなテイストのインテリア

サンプル2.冷たい・クールなテイストのインテリア
一方こちらはプラスチックや大理石・革やガラスなど冷たいテイストでまとめた部屋になります。冷たいクールな印象がお分かりでしょうか。
 

サンプル3.8:2のミックススタイルのインテリア

サンプル3.8:2のミックススタイルのインテリア
最後はミックススタイルになります。レンガの壁に木の床、布のソファに対して、スチールドアやスチールのチェアで引き締めています。
 
如何でしたか。失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の素材編~』を
解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月07日 22:22

【マンション子育て世代必見】飽きの来ないおしゃれな家具を置こう

【マンション子育て世代必見】飽きの来ないおしゃれな家具を置こう
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
マンション子育て世代は、どうしても広さに限りがある中で、快適な住まいづくり、お子様のリビング学習環境の整備など、何かと考えることが多いですよね。更には、何かおしゃれじゃない、面白みがない、飽きてしまう、自信をもってご友人を呼べないなど、インテリア的な悩みも多くあるかと思います。
今回は狭い間取りでも、比較的容易かつ安価に出来る、おしゃれな空間づくりの方法を一緒に考えていきたいと思います。
 

ポイント1.1つ置くだけで部屋がおしゃれになるデザイナーズ家具

ポイント1.1つ置くだけで部屋がおしゃれになるデザイナーズ家具
おしゃれじゃない、面白みがない、飽きてしまうなどの悩みは、やはりデザインに飽きてしまっていることにあると思います。ご家族だけで生活する分には快適さのみを追求すれば良いのですが、コロナもひと段落し、ご自身の友人やお子様のお友達など来客が少しずつ増えてくると、やはり少しおしゃれな空間を演出しておきたいですよね。
そこでお勧めしたいのが「デザイナーズ家具」です。こちらの図は、世界の著名な建築家やデザイナーによりデザインされたもので、どれももう100年近くにわたり愛され続けている家具です。やはりずっと見ていても飽きることがありません。更に、デザインだけでなく機能にもこだわっている点が大変魅力的です。世界的に有名な家具メーカーであるハーマンミラーやルイスポールセンは『問題解決のためにこそデザインはある、形態は機能に従う』といった理念のもと、デザイナーに家具を造ってもらっています。デザイナーズ家具は第一に機能、その次にデザイン、によって完成しているものなのです。こういった飽きの来ないデザイナーズ家具を一つお部屋に置くと、おしゃれな空間が出来てきますね。
 

ポイント2.おしゃれなダイニング~あえてデザインの違う椅子を置く~

ポイント2.おしゃれなダイニング~あえてデザインの違う椅子を置く~
とは言っても、機能もデザインも良いということは分かったけど、今ある家具をそう易々と買い替え出来ない、お金もかかってしまう、と思いますよね。
そこで、比較的手軽かつ安価におしゃれな空間をつくる方法としておすすめしたいのが、『あえてデザインの違う椅子を置く』です。家具の展示ルームに足を運ぶと、統一感があり整然とした空間に魅了されますが、実際買ってみるとなんかおしゃれじゃない、飽きてしまうなどと当事務所にご相談に来られるお客様も多くいらっしゃいます。そのような場合は1つだけデザイナーズ家具を置いてあげるなど、あなたの遊び心を入れてあげてください。もしくは、ご家族ごとにそれぞれデザインの違う椅子を置いてあげるのもおススメです。様々なデザイン、様々な座り心地を楽しむことも出来ます。
例えばこちらの写真のように、あえて家族それぞれデザインの違うものをダイニングに置くことで、とても個性的でおしゃれなダイニング空間になります。一度に買い替えなくても一つずつデザイナーズチェアを買い替えていくというのも楽しみが増えますよね。
 

ポイント3.おしゃれなダイニング~狭い部屋ではスツールも有効~

ポイント3.おしゃれなダイニング~狭い部屋ではスツールも有効~
狭いお部屋では、ダイニングチェアの代わりにスツールを置くことも賢い方法です。スツールは小さいため場所をとらないからです。またこちらの図にあります通り、スツールはダイニングチェアとしての活用は当然のこと、カバンの一時置き場、玄関の靴の着脱椅子、ソファのサイドテーブルとしても使用できるオールマイティな家具でもあります。一つあると便利ですよね。剣持勇さんのスツールをご紹介させて頂いておりますが、お値段もおおよそ2万円くらいと比較的手軽に購入できるのではないでしょうか。ちなみにこの剣持勇さん、実はヤクルトの容器をデザインした方でもあります。あんなに小さい容器なのに持ちやすいといった機能性も優れたデザインですよね。
 
如何でしたか。マンション子育て世代に向けて、おしゃれな空間づくりの方法を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年08月05日 12:26

【マンション子育て世代必見】配置変えのしやすい家具を選ぼう

【マンション子育て世代必見】配置変えのしやすい家具を選ぼう
こんにちは、模様替えアドバイザーの車田です。
 
マンションや戸建てなど新居を購入したので、せっかくだから家具も新調したい!せっかくだから少し良いものを買いたい!と思われる方は多いかと思います。
今回は、当事務所にご相談に来られるお客様によくある、マンション子育て世代に向けた、意外と見落としがちな家具購入で失敗しがちなポイントを解説させて頂きたいと思います。


ポイント1.ライフスタイルの変化に合わせて家具レイアウトの見直しが必要
ポイント1.ライフスタイルの変化に合わせて家具レイアウトの見直しが必要
お子様の成長などライフスタイルの変化と共に、夫婦二人暮らしでゆったりとつかえていたスペースに、お子様のためにリビング学習環境を整えてあげたり、心の成長のために子ども部屋を設けてあげたり、お子様の手が離れてご自身の趣味を楽しむスペースを作ったりと、オリンピックぐらいのタイミングで(?)、部屋割りや家具レイアウトを見直したいタイミングが訪れます。
その都度、新居へのお引っ越しまでとはいかないまでも、新しい家具を購入してしまうのはお財布にも地球環境にもあまり褒められたものではないですよね。
当例では、TVボード/ダイニングテーブル&チェア/デスク/収納家具は家具の買い替えなくずっと同じものを使用しています。
さすがに現時点で将来の部屋割り・家具レイアウトを見据えて家具を購入するのは難しいですが、どのようなポイントを意識すると、家具を買い替えずに配置変えしやすいのか見ていきたいと思います。
 

ポイント2.配置自在なソファを選ぶ

ポイント2.配置自在なソファを選ぶ
配置を変えやすい(模様替えしやすい)代表的な家具に、ひじ無しソファがあります。
ひじ掛けがない分、座れる部分が大きかったり、側面から座れたり、容易に寝転がることが出来るなどのメリットの他、実は配置変えしやすいというメリットもあります。
例えば、上図ではカウチ部分を左右どちらにでも配置できるのに対して、下図では左カウチは問題ないものの、右カウチは配置することが出来ません。
特に狭いご自宅に重宝されるひじ無しソファですが、配置変えしやすいという意味でも重宝される家具ですね。
 

ポイント3.オープン収納の家具を選ぶ

ポイント3.オープン収納の家具を選ぶ
マンション子育て世代で、部屋が片づいた状態を保つには、収納はかかせない家具の一つですよね。収納家具を選ぶ際は、オープンタイプ収納を検討してみてください。基本的に収納は壁付けされることが多い家具ですが、オープン収納であれば空間を仕切るための間仕切り機能としても活用することが出来ます。リビングスペースとダイニングスペースの間仕切り、ご兄弟を1部屋で使用する際の間仕切りなどとしても活用することが出来ます。
 
如何でしたか。狭い間取りを上手に活用したいマンション子育て世代に向けて、配置変えのしやすい家具選びを解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。

 
2023年08月03日 21:54