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統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の素材編~

統一感のあるインテリアの作り方 ~内装と家具の素材編~
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
お部屋のインテリアは好きだけど、自分でつくってみると何故かセンスがない、自信をもってご友人に自慢できない、といった方は実は多いのではないでしょうか。
話が少しそれるかも知れませんが、大事な商談に挑む場合、大切な方とデートに行く場合の服装は、自分の好みは当然ですが、洋服のプロであるショップの店員さんに相談しながら選んでいきますよね。実はインテリアも同様で、建具や家具の素材、色調、風合いなど、建築家や家具ショップの店員さんなどのプロへ相談し適切なアドバイスを受けることが大切です。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の素材編~』を解説していきます。
 

今回のポイント.素材を意識したインテリア
今回のポイント.素材を意識したインテリア

結論から入りますが、インテリアの失敗を避けるためには、天井や壁、床材などの内装と、ベッドやダイニングテーブル、ソファなどの家具との、『素材テイスト』を合わせてあげることが大切です。
なぜかというと素材テイストにより、部屋から受けるイメージが大きく変わるからです。
例えば木や籐(ラタン)・塗り壁・レンガなどからは温かい・やさしい・懐かしいといったイメージを受けます。一方、大理石・革・ガラス・金属などからは冷たい・クール・高級などといったイメージを受けます。
よくありがちな失敗例として、部屋は塗り壁やレンガなどの優しいテイストなのに、家具がガラスや大理石などの冷たいテイストですと、空間にまとまりがなく少しセンスがないといった印象を受けるインテリアになってしまいます。
そこで、内装と家具のテイストは基本的には合わせてあげる必要があります。もしくは少し遊び心を持たせてミックスさせたい場合は、5:5など割合を半分にするのではなく8:2などといったようにどちらかのテイストに寄せてあげるとうまくまとまります。
 

サンプル1.温かい・やさしいテイストのインテリア

サンプル1.温かい・やさしいテイストのインテリア
こちらは木や麻・塗り壁などのやさしいテイストでまとめた部屋になります。
優しいイメージですね。
 

サンプル2.冷たい・クールなテイストのインテリア

サンプル2.冷たい・クールなテイストのインテリア
一方こちらはプラスチックや大理石・革やガラスなど冷たいテイストでまとめた部屋になります。冷たいクールな印象がお分かりでしょうか。
 

サンプル3.8:2のミックススタイルのインテリア

サンプル3.8:2のミックススタイルのインテリア
最後はミックススタイルになります。レンガの壁に木の床、布のソファに対して、スチールドアやスチールのチェアで引き締めています。
 
如何でしたか。失敗しない『統一感のあるインテリアの作り方~内装と家具の素材編~』を
解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月07日 22:22