インテリア/家具レイアウトのCOLLINO

マンションや狭い間取りの、リビング学習/子ども部屋などにお困りの方へ
書籍『家具配置のルール』著者/各種メディア出演/記事執筆多数の
しかまのりこ(模様替え作家/一級建築士)がインテリア~家具レイアウトをサポートします!

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4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①

01_4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間①
こんにちは、COLLINO模様替えアドバイザーの車田です。
都内マンションでの生活は、通勤や娯楽へのアクセスがよくとても便利ではありますが、その反面ご自宅の中はどうしても限られた空間になってしまうため、家具配置などのインテリアに悩む方は多くいらっしゃいます。まして子育て世代ともなると、お子様のリビング学習スペース、子ども部屋などの環境を整えてあげると、狭く感じる、なんか居心地が悪い、どうしてもものが散らかってしまうなど、当事務所にご相談に来られる方が後を絶ちません。
今回は、女性一級建築士で家具の選定~配置などのインテリアを手掛けるCOLLINOより、
都内4LDK85㎡マンションに4人家族でお住いのお客様の家具配置プラン実例をもとに、快適なリビングダイニング空間の作り方として、重要なポイントを解説させて頂きます。
 
今回のテーマ.快適なリビングダイニング空間をつくる
今回のテーマ
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
 
全体図
全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
 
ポイント1.動線を確保しよう!
ポイント1.動線を確保しよう!
リビング扉からバルコニー、またリビングから各お部屋へ、などメインの動線をしっかり確保することが大切です。このメインの動線が曲がりくねってしまうと、移動としての生活動線だけでなく、掃除やお洗濯などの家事動線が悪くなってしまい、とてもストレスを感じる家具配置になってしまいます。
また、収納への動線もしっかり確保することも重要です。収納へ足が遠くと、どうしてもものを片付けるのがおっくうになり、散らかりやすいお部屋になってしまいます。
 
ポイント2.空間分けをしよう!
ポイント2.空間分けをしよう!
動線を確保したら、機能ごとに空間分けを行いましょう。今回は、食事やリビング学習を行うリビング空間、テレビや家族とゆっくりするダイニング空間、お子様のピアノや一人の読書を楽しむくつろぎ空間に分かれています。
また、各空間ごとに収納を確保しましょう。収納がバラバラに置かれていると、どうしても物が入り乱れ、片づけにくいし、ものを探しにくい空間になってしまいます。
 
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(1/2)
お部屋の中心は、リビング扉を開けて最初に目につく空間です。ここに背の高い家具を置いてしまうとかなり圧迫感を受け、狭く感じる空間となってしまいます。
背の低いソファや、背もたれのないスツールを活用してみては如何でしょうか。
ポイント3.部屋の真ん中には背の低い家具を置こう!(2/2)
特にマンション子育て世代にはスツールはおススメです。過去の記事、『【マンション子育て世代必見】飽きの来ないおしゃれな家具を置こう』、もご覧になってみてください。
 
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間実例』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月11日 18:17