4人家族(4LDK 85㎡)の快適リビングダイニング空間②
前回の記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間』の続きです。
今回のテーマ.リビングと繋がりのある『洋1』をつくる
今回ご相談に来られたお客様は、都内4LDK85㎡マンションをご購入され、夫・妻・長女・長男の4人家族で暮らす中、快適な空間をつくってほしいとのご依頼でした。
洋室2~4は、夫婦の寝室や子ども部屋として、それぞれでインテリアを考えたいとのことでしたが、LDKと洋室1で、家族の大切な時間を共有する快適な空間をつくりたいとのご要望でした。
全体図
こちらが先生の手掛けた全体図です。どのようなポイントにこだわってプランをつくったのか見てみましょう。
ポイント4.リビングと繋がりのある洋室をつくろう!
今回のご要望である、『LDKと洋室1での家族の大切の時間の共有』を叶えるために、洋室1に、一人掛けソファを配置しました。間仕切り扉を開けることで、ご家族と同じ空間にいながら、読書などご自分の時間を楽しむことが出来ます。
一人掛けソファからはダイニングソファやダイニングテーブルが目に入りますので、一人の空間を楽しみながらもご家族の様子を感じ取ることが出来ます。
また、一人で集中したいなどといった際は、間仕切り扉を閉めることで、こもることも出来ます。来客時に余計なものを見られたくないといった際にも間仕切り扉を閉めると良いかもしれませんね。
ポイント5.造り付け収納家具をつくろう!
ご家族とつながる空間をつくっても、収納は空間ごとに分けることをおススメします。といいますのも、前回の記事『4人家族(4LDK 85㎡)快適リビングダイニング空間』の『ポイント2.空間分けをしよう!』でも解説しておりますが、機能ごとの空間分けと、各空間事の収納の確保はとても重要です。
また、壁面には造り付け収納家具をおススメしています。
数十万円程度と通常の収納家具より効果なものになりますが、あなたの間取りを採寸してジャストサイズの収納家具をつくってくれますし、収納量もかなり確保出来ます。当然お値段なりの価値があるものですし、変に収納家具を買ってしまい失敗して何度か買い替えするよりは、最初から間取りに合わせた造り付け収納家具をつくってあげた方がトータルしてお財布にやさしいかもしれません。
如何でしたか。当事務所へのご相談をもとに、『4人家族(4LDK 85㎡)のリビングとのつながり空間』を解説させて頂きました。少しでもご参考になれば幸いです。
2023年08月13日 21:22