勉強はどこで?「子ども部屋」より多かったのは…【賢く育てたい!国立医学部生の住まい】
子育て世代にとって、子どもを優秀に育てるのは一つの目標ではないでしょうか?
なかでも医師や弁護士など、社会的地位や収入も高く定年もない仕事に就いてくれたら、親としては嬉しいものです。
では、そのような優秀な子どもを育てるには、どのような家がよいのでしょう?
また、実際にはどのような家で優秀な子どもたちは育ったのでしょう?
筆者は現役国立医学部生にアンケート調査を行い、どのような家でどのように育ったのかを調査いたしました。
そこには親が考えていないような子どもたちの意外な本音がありました。
前回は、家族構成や家の様式などについての調査をお届けいたしました。
今回は、そのアンケート結果の一部、国立医学部生が「どこで勉強していたか?」についてのお話です。
■中学受験は6割が経験! 勉強をしていたのは主に「リビング」
筆者は筑波大学医学部(偏差値72)に通う学生に対し「住まいに関するアンケート」を行い、その結果54人から有効回答を得ました。
まずはじめに、学生たちが小学生だったころ、中学受験をしたかどうか、またどこで勉強していたかについて聞いてみました。
結果は61.1%が「中学受験の経験あり」と答えており、国立医学部生たちは小学生からしっかり勉強していたことがわかります。
また、どこで勉強していたかについて聞いたところ、中学受験組は1位が「リビング」で51.5%、2位が「子ども部屋」と「図書館や塾などの外部勉強空間」が同率24.2%で並びました。
一方、中学受験をしていない組は1位が「リビング」で57.1%、2位が「子ども部屋」で38.1%、3位が大きく離れて「図書館や塾などの外部勉強空間」で4.8%となりました。
話題のリビング学習ですが、小学生の2人に1人が実践していたという結果は、やはり驚きですね。
■中学生のときの勉強場所は、中学受験組と高校受験組で大きな違いが!
次に中学生の時、どこで勉強していたかについてのアンケートをとりました。
結果は、高校受験組は1位が「子ども部屋」と「図書館や塾などの外部勉強空間」が42.9%と同率で並び、「リビング」は14.3%と大きく引き離されています。
一方、中学受験をしたため高校受験をしなかった組は1位が「子ども部屋」48.5%、2位が「リビング」33.3%、3位が「図書館や塾などの外部勉強空間」15.2%となりました。
中学生になると勉強も少し大変になってくるため、勉強に集中のできる塾や子ども部屋の使用頻度が上がる一方、リビング学習は選択されなくなるようですね。
いかがでしたか?
学生たちのアンケート結果から、リビング学習が実践されたのは小学生までで、中学以降は子ども部屋や塾や図書館などの外部勉強空間が大切になってくることがわかります。
また少数ですが塾や自宅以外に「マクドナルドなどの飲食店」「祖母の家」「友人の家」「学校の教室」と答えている学生もいました。
与えられた環境の中、自分で工夫して勉強場所を探していたようです。
では、国立医学部受験を控えた高校生のとき、学生たちはどこで勉強していたのでしょうか?
当事務では、「部屋をおしゃれにしたい」「2LDKの間取りに3人の子ども部屋をつくりたい」「勉強に集中できる子ども部屋をつくりたい」「健康的で快適な住まいにしたい」など、住まいの問題の解決プランをご提案しております。
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