工事不要で取り付け簡単!スマートフォンでも開けられる、最新オートロック事情
春から始まった新学期も2ヶ月以上たち、学校生活に慣れてきたお子さんも多いのではないでしょうか?
夏休みを前に、遊びや短期の習い事など、親子でちょっとした外出の機会が増えてきますよね。
外出が多くなると、心配になるのが玄関などの戸締りや鍵の紛失です。
今回は、手軽に取り付けられる玄関扉のオートロックについてご紹介いたします。
■空き巣に入られやすい家って、どんな家?
空き巣は、人通りの多い雑居ビルなどの中心街よりも、静かで人通りの少ない戸建て住宅やアパート・マンションの多い住宅地の方がやりやすいとか。
警察庁が平成27年に発表した侵入犯罪の現状によると、一日当たり約126件もの空き巣被害があり、また侵入手段としては50%近くが戸締りをしていないとのこと。
玄関や窓の施錠の大切さがわかりますね。
空き巣は、様々なカギを短時間で開けてしまうノウハウを持っています。
しかし侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるようです。
侵入に時間をかけさせることが、防犯上大切になってきます。
■空き巣が開けることのできないカギ?オートロックシステム
空き巣は主な手口に、ピッキングやサムターム回しを使います。
この侵入方法は扉に鍵穴があることが必要条件であり、鍵穴がなければこの方法は使えません。
ドアが閉まった際に自動的にカギがかかるオートロックシステムも、そのような、空き巣が開けることのできないカギの1つです。
オートロックシステムによるカギの開け閉めは、暗証番号による認証やICチップ(スイカやパスモなど)・リモコン式・指紋認証・スマートフォンといった最新の技術を使って行われます。
カギを作る必要のないシステムなので、鍵穴をつけることもなく、空き巣に侵入される心配が少ないのです。
■取り付け簡単、配線工事不要のオートロックシステム
今のオートロックは配線工事など大きな工事をせずに、簡単に扉につけることができるものが主流になってきています。
お出かけ時ドアが閉まると自動施錠し、帰宅時はオートロックに搭載したテンキーで暗証番号を打ち込むか、付属のスマートキーで解錠します。
その他、スマートフォンで解錠できるタイプのオートロックやパスモなどのICカード、お財布携帯で解錠できるものなどがあり、工事費込みで75,600円~となっております。
いかがでしたか?
我が家でも15年以上前のオートロックを使っていますが、鍵を持たずにお出かけできる気楽さは1度経験してしまったら元には戻れないものがあります。
もちろん空き巣にも入られていません。
防犯にも強く利便性にも長けたオートロックシステムは、今や住宅のセキュリティには欠かせないものだと言えそうです。
【参考】
※ 空き巣の侵入手段・空き巣の心理と行動/住まいる防犯110番警察庁