間取りが決まったら!住まいのカラースキームって、大切なの?
こんにちは、COLLINO一級建築士事務所のしかまです。家を新築したり、リノベーションをする場合、一番力を入れるのが「間取り」ですね。
「こんな住まいにしたい!」
お気に入りの住まいの写真などの資料を切り抜いて、パワーポイントなどにまとめると思います。
と、そこで、そのまとめた資料を見て、何か気づきませんか?
そうなんです!自分の「住まい」への好みが、はっきりとした傾向になっているのです。
自分ではわからない?
だいじょうぶ、私たちたくさんの家を見てきている専門家は、そのまとめた資料の中から、しっかり情報を読むことができます。
そして、色や家具の好みも、その資料にの中には詰まっていますよね?
その色や家具の好みがもっとも生かせるように・・・!住まいを、内装・外装含めトータルデザインすることが「カラースキーム」です。
カラースキームとは、色彩計画とも言い、色のもつ心理的・物理的な性質を利用して住まいのデザインを作りあげる作業です。
壁や床・天井をカラースキームすることで、ソファなどの家具や、クッション・カーテンなどの小物類が、よりおしゃれに!生きてくれます。
ほかには、物理的に狭い部屋でも、このカラースキームのテクニックで広く見せることもできます。
また、私がカラースキームをしていて、特に感じることは心理的影響が大きいことです。
一般的に、若い方や、子育て中の方たちは、ナチュラル色の木製家具など明るめのカラースキームを選ばれますし、
子育ての終わった方やご高齢の方は、ダークブラウン系などの暗めのカラースキームを選ばれます。
しかし、若い方でも暗めの色が好きという方には、その時の精神状態が影響していることが多く、許容範囲の中で、少し明るめのカラースキームをご提案することがあります。
そして、明るめのカラースキームの中で生活することによって「メンタルが明るくなり、ご提案の通りにしてよかった」というお声も聞いています。
このように、カラースキームは単なるデザインだけにとどまらないことが多いため、慎重に素材から選ばれるとよいです。
もちろん、ご自身で「カラースキーム」することができれば、一番良いのですが
忙しい現代人!そんな時間がない場合は、プロに頼むのが一番です。
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2022年06月13日 16:18