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光熱費が年間8万円も削減!カビやダニも防げる「断熱住宅」のススメ

2月に入り、寒さもグッと本格的になりましたね。
こんなに寒い日は、暖房をがんがんたいて、ポッカポカのお部屋にしたいもの。
そこで気になるのが、光熱費。
でも、この光熱費、安くすませる方法があるんです。
 
今回は光熱費をおさえて、家計にも健康にも、地球にも優しい…断熱住宅のお話です。
 

・そもそも、断熱住宅って、なに?
 

H11年基準の木造住宅
みなさんはキャンプをしたことがありますか?
キャンプで使われるテントですが、
テントのなかは、夏は暑く、冬は寒いですよね。
なぜならテントは、薄い生地一枚でできているため、
外の気温の影響をもろに受けてしまうからなんです。
家も同じで、屋根や壁・床がテントの生地のように薄ければ、
熱が移動しやすく、外の気温のように暑くなったり寒くなったりします。
この熱の移動を防いでくれるものが「断熱材」です。
例えば寒い冬は、暖房で温めた室内の熱が、屋根や壁・窓から外へ逃げていきます。
また夏の日は、屋根や壁・窓から高温の熱が室内に入ってきます。
この熱が、室内から出たり入ったりするのを防ぐのが「断熱材」です。
そして、この断熱材を屋根(または天井)壁・床にいれ、
窓は断熱性能の高いガラスやサッシを使ったものが、断熱住宅
です。
 

・光熱費が60%も削減できた
 

電気代の比較一覧_コピー


では、断熱住宅にした場合、光熱費はどのくらい安くなるのでしょうか?

国土交通省の調べによると、昭和55年以前の断熱のない住宅では
年間13万3000円かかっていた電気代が、
現在の断熱基準(平成11年基準)では5万2000円となり、
年間の冷暖房電力消費量が60%も削減できています。
金額にすると年間8万1000円も違いが出てくるのですね。
 
また使用電力を削減できるということは、排出する二酸化炭素を減らせるということです。
地球の温暖化をふせぎ、環境にも優しく貢献できるのです。
 

・「断熱住宅」は、結露を防ぎ、カビやダニの繁殖も防ぐ「健康住宅」でもある

断熱住宅は、熱の移動を防ぐので、部屋ごとの温度差が小さく、体にも負担をかけません。
冬場、室温が高いリビングから寒いトイレに行った時などにおこりやすい
「ヒートショック」などの心配もいりません。
また熱の移動からおきる「結露」も防いでくれるので、家が傷むこともなく、
カビやダニによるアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患も防ぎ、
家族が健康に暮らすことができるのです。
 

・補助金や税の優遇制度を使って、さらにお得に!

最近の新築住宅では、半分が断熱住宅で建てられています。
しかし、全国の8割近くの戸建ては断熱がない、
または、ほとんど断熱されていない住宅です。
中古住宅を買って、リノベーションするときや、
古くなった自宅の耐震工事をするときには
ぜひ、断熱工事もプラスしてみてください。
断熱工事は、各自治体が行っている補助金や減税の対象になりますので、
賢く利用すると、さらにお得です。
 
 
いかがでしたか?
なにかと物価も高くなっている今日この頃、
光熱費をおさえた断熱住宅で、健康に快適に
そして地球にやさしく、暮らしたいですね。
 
(しかまのりこ)
 
国土交通省
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004688/doc/doc01_06.pdf
国税庁
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1219.htm
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年02月22日 16:05

住宅を傷め、喘息などの原因にも!「結露」を防いで、冬を乗り切る2つのポイント

冬になると窓にできる結露。子どもが字を書いたり絵を描いたりして、楽しんだりしますよね。

でもこの結露、放っておくと建物が傷み、カビやダニによるぜん息やアレルギーなどの健康被害をもたらすことも!

今回は、冬の風物詩(?)結露と、その対策ついてのお話しです。

 

■熱を完全にカットすれば、「結露」は防げる

結露はどうしてできるかご存知ですか?

コップに氷を入れた水を入れると、コップの外にたくさんの水滴が付きます。

これが結露です。

温かいものと冷たいものの温度差により、空気が抱えきれなくなった水分が結露となって現れるのです。

つまり温度差がなくなれば、結露はおきません。

 

たとえば、サーモスなどのマグボトルに、温かい飲み物や冷たい飲み物を入れても、結露はおきません。

それはボトルの中に真空層という、熱を逃がさない断熱層があるためです。

同じように、住宅もきちんと熱が逃げないように断熱すればよいのです。

 

天井・壁・床には断熱材を、お饅頭の皮であんこをくるむように、継ぎ目なく施工します。

窓は樹脂サッシ枠と断熱ペアガラスにし、厚めのカーテンをコの字に巻きます。

カーテンレールには、発砲スチロールなどをはめ込み、カーテン上部の隙間を埋めます。

熱が逃げないよう、徹底して断熱することが大切です。

 

■断熱材は、湿気を通さない工夫が大切!

結露防止に大切なのは、断熱をすることなのですが、その施工の仕方にも注意しなければいけません。

一般的に壁や天井に使われる断熱材はロックウールやグラスウールといった繊維系の断熱材です。

この断熱材は湿気を吸いやすい特徴があるため、湿気を吸わないように、あらかじめビニールでパックして販売されています。

しかし湿気を完全に断つためには、防湿フィルムというビニールフィルムを、もう一枚

断熱材の上から 重ねて施工すると、結露にはたいへん有効です。

 

■平成15年以前の住宅には、24時間換気の設置も有効

正しい断熱材の施工と防湿フィルムで、せっかく結露を防ごうとしても、窓を閉め切り、部屋の中を加湿すれば、あまり意味がありません。

天井や壁・床の、ありとあらゆる隙間から湿気は侵入していくからです。

しかし寒い冬は、窓を閉めて、お料理をしたり、水蒸気を発生する石油ストーブを炊きます。

またインフルエンザや風邪予防に加湿器も使うでしょう。

湿気を出さないようにすることはできませんよね。

 

そこで大切になってくるのが「24時間換気」です。

この24時間換気とは、名前の通り24時間365日一年中、換気扇を回して、家の中の空気を換気するシステムのことです。

このシステム、平成15年以降の建物には、法律により設置が義務付けられたのですが、それ以前の建物にはあまり設置されていません。

このシステムの素晴らしいところは、換気扇を回しておけば、2時間に1回、家の空気が入れ替わるように換気量が設計されているところです。

 

一酸化炭素やシックハウスはもちろん、湿気も追い出してくれる優れモノなんです。

しかも電気代は、一年中つけっぱなしでも年間1,200円~4,000円程度と安いんです。

でも「換気」聞くと、せっかく温めた暖気が逃げて行ってしまう、と損した気持ちになりませんか?

寒さが気になる場合は「熱交換型」の24時間換気があります。

この換気扇は、排出する室内の暖かい空気の熱をキャッチして、その熱で、外の寒い空気を温めて室内にとり入れる優れモノ。

イニシャルコストは少し高くなりますが、熱の損失が最小限にできますよ。  

 

 

 

いかがでしたか?

24時間換気は、サッシとトイレの換気扇を工夫すれば、意外と簡単に取り付けられます。

お近くの工務店に相談してみてください。

この冬は、家の断熱・換気性能を見直して、結露とおさらばしたいものですね。


(しかまのりこ)

 

2018年02月04日 23:09

寒い!でも閉めちゃダメ!健康を守り家の寿命を伸ばす「給気口」の正しい使い方

​​​​強い冬型の気圧配置が続く日本列島。

年末年始も真冬並みの寒さが予測されています。

寒さが厳しくなると、暖房が逃げてしまうようで、

つい閉めてしまいがちなのが、換気のための「給気口」。

でも、給気口を閉めてしまうといろいろと問題があること、ご存知でしょうか?

今回は、家の性能に大きく関わる給気口の正しい使い方と、

寒さを和らげる対策についてのお話です。

 

■「給気口」は、人と住宅の健康のために設置されている

最近の住宅は、工法にかかわらず「高断熱・高気密」の住宅が主流となってきています。

しかし断熱・気密性が高くなると、塗料や家具に含まれた化学物質や生活臭、

また水蒸気などの湿気が部屋にこもり、

「シックハウス症候群」やカビ・ダニによるアレルギーなど、

多くの健康被害と結露をおこします。

また石油ファンヒーターなどで暖房を行う場合は、

一酸化炭素などの有害物質も発生します。

そこで、換気を良くして健康被害や結露を予防するために設置されたのが

「24時間換気」と「給気口(排気口)」です。

 

名前の通り、24時間換気扇を回し続けることにより、

約2時間で部屋の空気がすべて入れ替わるように換気設計されています。

平成15年7月1日以降に確認済証が下りた新築住宅には、

この24時間換気システムの設置が法律で義務化されており、

給気口は「常時開けておくこと」とされています。

 

■給気口から逃げる熱は、窓から逃げる熱のわずか1/4だけ

人と住宅の健康のために設置されている給気口。

でも冬になると、換気のための給気口から、寒い外の空気が入ってきますよね。

せっかく暖めた暖房が、換気で逃げていく気がしませんか?

でも、換気で熱が逃げる割合は全体の約15%で、

窓から逃げる熱の割合(58%)の1/4程度です。

 

給気口を開けて換気しても、熱の損失は思ったよりも少なく、

実際の室温はあまり下がっていないのです。

給気口からの冷たい風のせいで体感温度(人が肌で感じる感覚的な温度)が下がり、

実際よりも寒く感じているだけなのです。

 

■各部屋の給気口は必ず開けて、寒さ対策には窓の断熱を!

また、給気口を閉めたまま24時間換気を作動し続けると、

室内が負圧になり、サッシや玄関などが開けにくいなどの問題がおきます。

入ってくる空気が少ないのに、換気扇は部屋の空気を吸い続けるので、

モーターにも過剰な負荷がかかります。

換気扇の状態をたとえて言うなら、

マックシェイクを一生懸命吸っている感じでしょうか? 疲れますよね。

 

このようなトラブルを防ぐためにも、給気口は必ず開けて、

24時間換気システムを正常に作動させてください。

室内の寒さ対策には、熱がもっとも逃げる窓の断熱を徹底してみることをオススメします。

 

簡単にできる方法としては、厚めの断熱カーテンを天井付近から床まで、

窓の大きさよりも大きめに取り付けると効果的です。


 

いかがでしたか?

寒い冬になると、給気口を閉めてしまうご家庭も多いと思います。

しかし給気口を閉めてしまうと、化学物質や湿気が室内から追い出されず、

深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

家族の健康のためにも、給気口は必ず開けたままにして、冬を過ごしてくださいね。


(しかまのりこ)

 

【参考】

※ 一般社団法人  日本建材・住宅設備産業協会

 

2018年01月09日 20:15

交通事故よりも多い!不慮の事故死が最も多いのは「自宅」って本当?その実情と対策方法

家庭内でおきる事故と聞いて、何を連想しますか?
火災や地震など、天災が原因の家庭内事故が多い?と感じている方は多いと思います。
しかし、年間におきる家庭内事故は、家庭内での転倒や転落など、身近な原因が多く、その死亡者数は、交通事故による死亡者数より多いのです。
 
今回は、身近で危険な家庭内事故の実態についてお話しいたします。
 
 

・不慮の事故死が最も多いのは自宅!
 

不慮の事故内訳

厚生労働省がまとめている「人口動態統計」によると、平成27年の1年間に、交通事故などの「不慮の事故」で亡くなった方は約38000人。
その内訳は、「不慮の窒息」が24.4%と最も多く、ついで「転倒・転落」20.9%、「不慮の溺死・溺水」19.5%、「交通事故」14.7%と続きます。


不慮の事故発生場所

一方、「交通事故」以外の不慮の事故が、起こる場所として「家や庭」が42.7%と最も多く、家庭内事故の多さに驚かされます。
 

・家庭内の事故は、家のつくりや暮らし方が原因?


家庭内事故の内訳としては、「食べ物をのどに詰まらせる」「おう吐物で窒息する」「異物を飲み込む」「階段から転落する」「ベランダから転落する」「段差につまずき転倒する」「浴槽内で溺死する」「家の中の温度差で、ヒートショックを起こす」「火傷する」などがあり、家のつくりや暮らし方が、原因になっているものも多くあります。
古民家などの古い住宅は、手すりのないものや、手すりが傷んで壊れやすくなっているものも多く、階段から転落する原因となっています。
また、脚の弱くなっている高齢者にとっては、カーペットなどの小さな段差でも、つまずきやすく、転倒し骨折など事故の原因となります。
そのほか、日本の多くの住宅は、家の断熱性能が良くないため、リビングや個室、洗面浴室・トイレなど、自宅内での温度差が生じやすく、ヒートショックなど、心臓に負担をかけやすい原因をつくっています。
ヒートショックとは、温度の急激な変化による血圧の急上昇や急下降、脈拍の変動などが、からだに及ぼす悪影響のことです。
とくに12月から1月の寒い季節では、入浴前後や入浴中、トイレへの移動や使用中に心肺停止をきたす人の数が激増します。
ヒートショックは、失神やめまいが起こし、浴槽で怪我をしたり、おぼれて死亡するなどの事故を引き起こしやすく、とくに高齢者や、高血圧、糖尿病、肥満、動脈硬化症などの疾患をもつ人は、注意が必要です。
屋外については、鉢植えや、屋内に収納できないものを、ベランダやバルコニー置く家庭も多く、それを足がかりとした幼児の転落事故が増えています。
 

・家庭内事故を防ぐには、何といっても日頃の対策が有効!


そこで家の中や暮らし方を工夫することで、家庭内事故を減らせるよう、対応策をまとめてみました。
 

転倒や転落を防ぐために

・階段に手すりはありますか?手すりに、ぐらつきはありませんか?
階段には頑丈な手すりを、床面には足を滑らせないよう、滑り止めをつけましょう
・床に敷いてあるカーペットなどは、端がめくれて、つまずきやすくなっていませんか?
端がめくれたカーペットは、つまずきやすいので、新しいものに取り換えましょう。とくに高齢者は、転倒による骨折から寝たきりになることが多いので、注意が必要です。
・電気の配線コードなどが、床にありませんか?
配線コードは足をひっかけやすく、転倒につながります。ゴムやひもなどでまとめて、壁や家具に簡易固定しましょう。
・ベランダ・バルコニーに、足がかりとなる物を置いていませんか?
足がかりとなる物があると、それを踏み台にして、手すりから落下する危険があります。
とくに小さいお子さんのいるご家庭では、ベランダやバルコニーに物を置かないようにしましょう。
 

ヒートショックによる溺死を防ぐために

・廊下やトイレ・洗面浴室は寒くありませんか?
窓などの開口部は、断熱カーテンや断熱フィルム・スタイロフォームなどの断熱材を貼り、窓から熱が逃げるのを防ぎましょう。浴室は熱めのシャワーで浴槽にお湯をはると、湯気で浴室の温度があがり、ヒートショックの危険を防いでくれます。
 

火災の危険を防ぐために

・火災報知器は、台所・寝室・階段・LDK・書斎などの個室に設置されていますか?
火災報知器は、火災の初期消火を可能にするだけでなく、火災による逃げ遅れも防いでくれます。
・電球やストーブなどの熱源のそばに、物を置いていませんか?
天井に埋め込まれたダウンライトの熱でも、近くに物があれば発火します。熱源のそばに物を置かないようにしましょう。
 

自宅の敷地を安全に保つために

・壊れそうな塀やよう壁、倒れそうな木はありませんか?
地震などで塀や擁壁、木が倒れると、家族はもちろん、通行人にも危険が及びます。
自宅の塀やよう壁、木などは適宜、点検・補修することが大切です。
 
 
 
いかがでしたか?
せっかくのマイホームで、悲しい事故が起こるのは、何としてでも避けたいものです。
そのためにも、日頃から自宅の安全をチェックしておくことは欠かせません。
悲しい思いをしないためにも、自宅の危険個所を総チェックしてみてはいかがでしょうか?

 
(しかまのりこ)
 
 
参考:
厚生労働省/人口動態調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei15/

2017年12月07日 17:47

免震、耐震、マンション、一戸建て…地震に強い「家」は、ズバリどれ?

家を購入する際に、あなたは何を重視しますか?

交通の利便性や、環境、広さや間取りなど、いろいろあると思いますが、地震大国日本に住む以上、「地震に対する強さ」が気になる方も多いと思います。

しかし「震度7に耐えた家」「○○工法の、地震に強い家」など、たくさんの宣伝文句がある中で、「結局どれが一番強いのかしら?」と疑問になりませんか?

今回は、「地震に強い家」を判断するためのポイントをご紹介いたします。

 

■地震による建物の倒壊は、死につながる!

 地震による死亡原因は、地震のタイプにより変わります。

関東大震災では「火災による焼死」、東日本大震災では「津波による溺死」が多く、また阪神・淡路大震災では、「建物の倒壊などによる圧死」が8割でした。

「津波」や「火災」は、個々の努力では防げません。

しかし、建物の倒壊などは、家屋の耐震性強化と家具転倒防止などの対策を取ることにより、防ぐことが可能です。

つまり、「建物の倒壊などによる圧死」は、個々の対策で、減らすことができるのです

  

■1981年以降の新耐震で建てた建物でも、8%程度が倒壊

 

1995年1月におきた阪神・淡路大震災では、震度6の揺れで、約10万5,000棟の家が全倒壊しました。

このうち「1981年(昭和56年)以降の新耐震で建てた建物」も8%程度倒壊しています。

この結果を受け、2000年に木造建物に関する建築基準法が一部改正され、さらに頑丈な建物になりました。

この基準は、一般的に新・新耐震基準と呼ばれています。

しかし、2016年4月に発生した熊本地震では、この「2000年以降の新・新耐震基準の建物」も、2%と少数ですが倒壊しました。

つまり、現在の建築基準法による建物では、巨大地震に対する備えは必ずしも十分でないということがうかがえます。

 

■第三者が認める「地震への強さ」がポイント!

 そこでマンション業者・ハウスメーカーは、現在の建築基準法よりも耐震性を増した「地震に強い家」を、独自に研究・開発しています。
「震度7に耐えた家」「○○工法の、地震に強い家」など、たくさんの商品がありますね。

 

しかし、どの文言も「自称」であり、客観的なものではありません。

そこで、公的で客観的な物差しとなるものが、国が進める住宅性能評価制度(住宅性能評価)の「耐震等級」です。

この耐震等級とは、第三者の評価機関が認める「地震への強さ」をあらわしたものです。

耐震等級には1から3まであり、「耐震等級3」が地震に一番強い建物ということです。

 

また、「免震構造」は、評価方法は全く異なりますが、耐震等級3と同等の強さに位置づけされています。

この住宅性能評価による耐震等級と、住宅の建築された時期を組み合わせて考えることが、「地震に強い家」を、簡単に診断するためのポイントとなります。

地盤の条件は考慮せずに、「地震に強い家」を順番に並べてみると、以下のようになります。

あなたの家は、どこに該当するでしょうか?

地震に強い家ランキング

 

いかがでしたか?

巨大地震は、マイホームの倒壊はもちろんですが、尊い命までも一瞬にして奪ってしまいます。

来るべき巨大地震で、大切な家族の命を落とさないためにも、「地震に強い家」を選ぶ、または耐震改修して住むことをおすすめします。
 

(しかまのりこ)

【参考】

※ 国土交通省 熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会

※ 消防庁 阪神・淡路大震災について

※ 内閣府 住宅等の耐震化の推進について

2017年10月27日 20:47

閉じ込められる事故も!子どもに教えておきたい「宅配ボックス」危険ポイントと対策方法

ネット通販による荷物の急増や、宅配ドライバーの不足で、宅配業界の悲鳴が多く聞こえて来ています。そのような現状のなか、『再配達』を減らすため、注目を集めているのが、荷物を受け取る『宅配ボックス』。
この便利で大活躍な『宅配ボックス』ですが、子どもにとっては危険なリスクを秘めていることをご存知でしょうか?
今回は、今後増えるであろう宅配ボックスの事故と、その防止法についてのお話です。
 

・宅配ボックスのなかに、子どもが閉じ込められる!!
 

宅配ボックス事故

賃貸を含む新築マンションでは、7割近くもの物件が標準装備している宅配ボックス。
しかし戸建て住宅での宅配ボックスの普及率はまだ1%未満です。宅配便の増加とともに、まだまだ普及伸びしろのある宅配ボックスですが、子どもがなかに閉じ込められる事故が報告されています。
東京消防庁によると、平成28年6月東京都内において、7歳の子供が友人とかくれんぼをしているうちに、マンションエントランス部分に設置された宅配ボックス内に閉じ込められる事故が発生しました。
平成24年以降、東京消防庁管内で、同様の事故が他に3件発生しています。
東京消防庁はこれらの事故をうけ、とくに夏場の気温の上昇する時期であれば、熱中症などの命にかかわる事故にもつながりかねないと、注意を促しております。
 

・宅配ボックスのサイズは、子どもが入れてしまう!?
 

現在販売されている宅配ボックスは、大きく分けて戸建て用・マンション用と2タイプあります。
サイズは小さい物から大きいものまで様々です。事故のあった宅配ボックスはMサイズのものでしたが、大きいものであれば高さ600㎜~1450㎜×巾500㎜×奥行570㎜もあり、幼児から小学6年生までは入れてしまう寸法になっています。
 

・子どもには事故の危険性をつよく教えよう!
 

現在販売されている宅配ボックスのなかには、子どもが入って鍵がかかってしまった場合、中から鍵が解錠できる安全バーが設置されているものもあります。
また、操作パネルなどで操作しないと、基本的には宅配ボックスは開閉できないようになっています。
しかし事故を未然に防ぐためにも、一度宅配ボックスの安全レバーの位置などを親子で確認し、万が一の場合の対処法を話しておくことも大切です。
また、日頃から宅配ボックスの危険性を子どもたちに教えること、宅配ボックスでは遊ばないことを教えることが何よりも大切です。
 
 
いかがでしたか?
宅配便の増加とともに、宅配ボックスの設置も増えることでしょう。
しかし、宅配ボックスの数が増えれば、事故の危険も増えることにつながります。
子どもたちの安全を守るためにも、日頃から宅配ボックスの危険性を子どもたちに伝えてあげてくださいね。
 
(しかまのりこ)
 
 
 
参考:
東京消防庁
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/takuhaibox.html

2017年10月08日 15:37

建築ラッシュで欠陥住宅続発!? 失敗しない工務店・ハウスメーカーの選び方

少し前になりますが、新卒で働いていた23歳の現場監督が、ストレスで自殺したという、悲しい報道がありました。

東京オリンピックを前に建築ラッシュが続く中、建設現場では、人手とコスト不足による過重労働・施工品質低下による欠陥住宅などのトラブルが増えています。

そのような背景のなか、マイホームを購入する人にとっては、いかに欠陥住宅を避け、安全な家を購入できるかが大切になってきます。

今回は、失敗しない工務店・ハウスメーカーの選び方についてのお話しです。

 

■一人の現場監督が受け持つ棟数が増え、すべての現場を把握しきれていないのが実情

大手週刊誌が3月に報じたハウスメーカー「秀光ビルド」の欠陥住宅問題。

この報道に衝撃を受けた方も多いと思います。なぜ欠陥住宅が続出したのか?

近年の建設需要の増加の中、施工現場では監督の人手不足に厳しい工期、職人のスキル不足などが重なり、従来では考えられなかった施工ミスや施工不良が増えています。

現場を取り仕切るのは現場監督ですが、一人の現場監督が掛け持ちしている現場の数が多く、現場監督がすべての現場を把握しきれていないのが実情です。
 

職人と現場監督のスキル低下は深刻で、建築士・検査員である筆者も、柱と基礎や梁をつなぐ大切な金物が付いていない物件に何度か遭遇したことがあります。

「金物抜けていますよ」と、職人さんに確認したところ「そうでした?」と、軽く返されたことに、目が点になった記憶があります。

 

■「第三者検査」を受けている現場は50%

こうした「職人と現場監督のスキル低下」という現状の中、欠陥住宅を防ぐための取り組みを行っているハウスメーカーや工務店もあります。

その取り組みの代表的なものが「第三者検査」です。

 

「第三者検査」とは、ハウスメーカーや工務店が自分で行う検査や、瑕疵保険に組み込まれている検査とは別に「第三者の検査機関が独自に行う検査」のことです。

ハウスメーカーや工務店と関係のない検査員が、ダブルチェックを行うのです。

この「第三者検査」を導入しているハウスメーカーや工務店は約50%と半数近くになります。

裏を返せば、半数が「第三者検査」を導入していないことになります。

ハウスメーカーや工務店を選ぶ際は、この「第三者検査」を導入しているかどうか確認すると良いでしょう。

 

■住宅性能評価の検査を受けている住宅は、さらに安心

「第三者検査」を受けている物件であれば、現場監督以外の検査員のダブルチェックが入ります。

しかし、残念ながら、検査の内容は最低限のものであることが多いです。

「雨漏り・構造的な欠陥住宅は防げて、ひとまず安心」というレベルです。

さらに、一つ上のあんしんを求めるのであれば「住宅性能評価」付きの住宅を選ぶことをお勧めいたします。

「住宅性能評価」付きの住宅は、書類審査の項目が多く、また住宅検査も内容が細かく、検査項目が多いため、検査漏れの心配がありません。

検査基準も厳しいため、まさにワンランク上の住宅となります。

「住宅性能評価」付きの住宅は、審査・検査も厳しいため、その普及率は住宅戸数全体の2割程度ですが、ワンランク上の住宅を選びたい場合は、

「住宅性能評価」付きの住宅を取り扱っているかどうかハウスメーカーや工務店に確認すると良いでしょう。


 

いかがでしたか?

欠陥住宅が増加する背景には、深刻な人手やコスト不足、スキルの低下など、さまざまな問題があります。

マイホームを購入する際は、「第三者検査」や「性能評価」などを実施し、積極的に欠陥防止に取り組んでいるハウスメーカーや工務店を選ぶとよいでしょう。

(しかまのりこ)

 

2017年09月14日 20:34

“夏型肺炎”の原因にも!?夏の大敵「カビ対策」には、換気・風通し・掃除の3つが大切

わたしは、ひどいアレルギー体質です。。

化学物質・花粉・食品・ハウスダストなんでも、ごじゃれ、です

 

こんな状態にもかかわらず

 

毎日、建築現場に行って

化学物質や木くずを、胸いっぱいに吸い込んでいます

 

仕事だから、しょうがないですね。。

 

でも、大切な子どもたちには、絶対に!!こんな環境、つくりたくないですよね?

そう思うお母さん、お父さん

住宅を知らない合間に汚染している

死なないアイツ・・・

 

「カビ」
 

カビは食べ物や衣類・バッグなどの小物をダメにするだけでなく、深刻な健康被害も引き起こします。

とにかく、増やさないようにすることが、大切です
今回は、夏に繁殖しやすい“カビ”対策についてのお話しです。
 
 

・カビが引き起こす、意外な健康被害とは?


カビが引き起こす健康被害としては、アレルギーによる喘息や皮膚炎が知られています。
しかし近年増えているのは「トリコスポロン」というカビの胞子が原因となる「夏型肺炎(夏型過敏性肺炎)」です。
トリコスポロンは腐った木やじゅうたんなどを敷いた畳、カーペットなどで繁殖しやすいカビです。
このトリコスポロンによる肺炎の症状は、乾いたせき(痰を伴わないことが多い)、息切れ、発熱などで、風邪と自己判断する人が多く、症状が進行すると炎症が慢性化し、肺がどんどん固くなります。
また、適切な処置をしないと呼吸不全を起こすこともあります。

 

・自宅の中の、カビが発生しやすい場所は?
 

カビにとって繁殖しやすい環境は
・気温27~30℃
・湿度が70%以上
といわれています。
この条件が揃えば、カビは基本的にどこでも繁殖します。
日本の夏は、まさにカビにとって天国なのです。
 
また、とくに繁殖しやすい場所は、
・トイレ、浴室、キッチンなどの水回り
・エアコン
・押入れやクローゼットなど換気の悪いところ
・家具と家具の間や、家具の裏側、ベッドの下など、通気の悪いところ
 などです。

 

・「カビ」を出さない・増やさないポイントは、換気・風通し・掃除!


では、カビを出さない・増やさないために、どう対策すればよいのでしょうか?
カビ対策には、換気して新鮮な空気を取り入れ空気のたまりをつくらないことと風通しの確保が大切です。
また、汗や皮脂、垢やフケ、食べ物のカスや汁といった汚れは、カビの大好物
カビは蛋白質、アミノ酸、脂肪、炭水化物などが大好きなのです。
ですので、こまめに掃除をして、カビのエサを排除することがポイントとなります。具体的には
・天気の良い日は窓を開けて、部屋の風通しを良くする。
・閉めきりがちな「押入れ」「クローゼット」は開けたままにして外気を通す。
・ぎっしり詰めた洋服は、整理・入れ替えするなどしてすき間をつくる。
・部屋や「押入れ」「クローゼット」の湿度や温度を下げるため、エアコンを使う。
・トイレの便器はカビが生えないように、とくに黒ずむふちなどはこまめに掃除する。
・石鹸カスや皮脂のたまった浴室の排水溝や食品カスのたまったキッチンの排水溝は、こまめに掃除する。
といったことが大切になってきます。

 

・「エアコンのフィルター」は、月に1回はお掃除を!

また「エアコンのフィルター」は、月に1回はお掃除しましょう。
まずフィルターの表側から掃除機をかけ、その後反対側からシャワーで水洗いすると、簡単にきれいになります。
2003年(平成15年)以降の建物は、部屋に給気口があるので、常に開いた状態にして浴室などの24時間換気を回して空気を取り入れることができます。
給気口のない場合は、防犯上心配のない窓(面格子がある・開閉抑止機能等)をあけ、キッチンや浴室の換気扇を回す、といったことをすると良いでしょう。
 
 
いかがでしたか?
健康被害をもたらし、条件が揃えばどこにでも繁殖する怖い「カビ」。
こまめな掃除と換気、風通しの確保で予防して、夏を快適に乗り切りましょう。
 
(しかまのりこ)
 
 
【参考】
※ 夏型過敏性肺炎/一般社団法人 日本呼吸器学会
 

2017年08月08日 15:54

雨漏りしやすいのはどんな家?一級建築士が教える「住宅トラブルの多い家」とは!?

 

軒、って知っていますか?

窓や玄関の上にくっついている、

雨や日差しをよける、板のようなものです。

軒や庇の役割は、建物の外壁や窓などの開口部を強い日差しや激しい風雨から保護してくれるものです。
 

最近流行のデザイン住宅には

この、軒のないものが多いですよね。

 

しかし中古住宅を、たくさん検査していると

この軒のない窓や、バルコニーあたりから

 

じめじめ、雨が侵入して

 

壁の中や室内が・・・それはもう、見たくない状況になっています

いつか、命にとどめをさす

 

 

「ガン細胞」

 

 

のようなものです

 

デザインを取るか?がん細胞のリスクを取るか?

慎重にご検討して、家を設計してもらってください
今回は、最近人気の軒や庇のない住宅の、様々なリスクについてのお話しです。

 

・軒なし住宅の雨漏りリスクは5倍?!


瑕疵保険の事故

 

軒なしリスク


軒や庇のない住宅は、窓ガラスや外壁に直接雨が当たるため、窓周りや配管などの開口部から雨漏りしやすくなります。
国土交通省によると、平成21年10月から平成26年12月末までにおきた住宅保険(瑕疵担保責任保険)の保険事故で、その8割が雨漏りなどの防水事故が占めていると発表しています。
また、住宅瑕疵保険会社が雨漏り事故案件を分析した結果と、建築技術専門誌である日経ホームビルダーが独自調査を組み合わせた試算によると、軒のない住宅は雨漏り発生リスクが軒のある住宅に比べて約5倍に及ぶことが分かっています。
夏場の直射日光の影響を受けやすい
軒や庇のない住宅は、窓ガラスや外壁に直射日光が当たることになり、特に夏場は室温が上昇しやすくなり暑くなります。一方、冬場は太陽の日射角度が低いため、軒があっても日射を遮ることがなく、窓からの日射のおかげで室温が下がりすぎることはありません。
 

・外壁の劣化を早める
 

軒や庇のない住宅は、直射日光や風雨の影響を直接受けることになり、その結果、外壁の劣化を早めることになります。
雨漏りは簡単には止まらない厄介な問題
筆者もこれまでに多くの住宅を検査してきましたが、軒や庇のない住宅については特に窓周りの雨漏りが深刻な問題となっていることを実感しています。早ければ新築して数年で雨漏りを起こした物件もあります。また、雨漏りは一度発生すると、被害が建物の外壁から室内までの広範囲に至り、補修費用も高額になることが多いです。万が一雨漏りが発生しても、新築して10年は瑕疵保険で補修費用は支払われます。しかし、雨漏りは一度補修したとしても軒や庇がなければ、数年後また雨漏りしてくることが予想されます。新築から10年以上たっていれば瑕疵保険は下りないので、そのときは自身で補修費用を賄わなければなりません。雨漏りは、それだけ厄介な問題なのです。
 


いかがでしたか?
デザイン的に人気であったり、また都心の狭小な敷地内に建築するために増えてきた軒なし住宅。
しかし、軒なし住宅は軒のある住宅に比べて、外壁などの維持管理や補修などに費用がかかり、また雨漏りリスクが上がります。
住宅を新築・購入するときは、これらのリスクを知ったうえで計画してくださいね。
(しかま のりこ)
 
住宅瑕疵担保保険の保険事故の発生状況/国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001082620.pdf 
軒ゼロ住宅の雨漏りリスク/日経ホームビルダー
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/14/500201/112100012/

2017年05月25日 15:41

ハウスメーカーを客観的に比較して選ぶための方法(後編)

そろそろ家を建てたい、と思った場合、多くの方はまず住宅展示場に訪れるのではないでしょうか。

しかし、モデルハウスが多すぎてどのハウスメーカーにしたらよいのかわからない、と悩む人が多いのも事実。

そこで、前回はハウスメーカーの特徴や、モデルハウスの選び方についてお話ししました。

今回は、ハウスメーカーを客観的に比較して選ぶための方法についてお話しいたします。

 

■住まいを比較する物差し「住宅性能表示制度」を利用しよう!

マンションのモデルルームや戸建てのモデルハウスでよくあるのが「○○工法採用!」「○○特許取得!」などという言葉。

「よくわからないけれど、凄いのかな?」と思ってしまいますよね。

しかし、これらはあくまでも売る側からのメッセージであり、客観的な判断基準ではありません。

私たち建築士でも「なんだろう?」と思ってしまうものも少なくありません。

住宅商品には、こういった曖昧な表現が多く、性能が分かりにくいという声が多かったために、客観的に住宅の性能を比較する制度が求められてきました。

そこで誕生したのが平成12年にできた「住宅性能表示制度」です。

これは、住宅の性能をわかりやすく第三者が数字(等級)で表示するというものです。

 

例えば「地震にどれだけ強い家か?」を住宅性能表示制度で表示すると、

耐震等級1・・・建築基準法に規定された建物

耐震等級2・・・等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物

耐震等級3・・・等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物

となります。

ちなみに建築基準法に規定された建物とは、数十年に一度発生する震度5強程度の地震に対して、損傷しない、また、数百年に一度発生する震度6強から震度7程度の地震に対して、倒壊・崩壊しない建物です。

ですから、震度8程度の地震でも損傷しない家を希望するのであれば、耐震等級3を取得している家を選ぶという判断ができますね。

 

■住まいを比較する項目は火災や防犯など、新築の場合は10項目!

この制度での住宅性能に関しての比較項目は、地震に対しての強さや、火災に対する安全性、柱や土台などの耐久性や配管などの住宅設備のメンテナンスのしやすさなど、新築では10の項目で比較します。

 

注意しなければならないのは「性能評価の等級を取っているから普通の住宅より優秀」ではないという点です。

性能評価で「等級1」は、建築基準法と同等の意味なので、性能評価を取っていない住宅と性能面では同じということです。

モデルハウスを見学するときは、「性能評価をとっているかどうか」ということと「等級は2以上か?」ということを注意して見学しましょう。



 

いかがでしたか?

2回に分けてお届けした「ハウスメーカーの選び方」。

まとまった休みが取れるゴールデンウィークは、住宅選びを始める絶好のチャンスです。

住宅展示場に足を運ぶ際は、ハウスメーカーの構造や特徴、性能評価の等級などを意識しながらチッェクしてみてください。

理想の住宅が見つかるかもしれませんよ。
 

(しかまのりこ)

【参考】

一般財団法人 住宅性能評価・表示協会

2017年05月01日 18:01